どうもこんにちわ。ZAWAです。最近の私の特集はテーマパークやら動物園やらの紹介、それもこうなんか微妙なやつに的を絞っているわけです。今回の場所も結構以前から存在は知ってはいたものの、なんかこう、足が向かなかったんです。

 

 

 

 

「町田リス園」

 

 

 

これどうなんでしょう。バナナワニ園だったらバナナ食いまくってワニ見まくって楽しそうですけど、町田食いまくってリス見まくってもそんな面白くないじゃないですか。リス食って町田みまくればそこそこ楽しいですけど、なんかホストっぽい輩にやたらティッシュ配られるだけですし。そんなに俺をキャバクラに勧誘したいのかウルフカットどもが!まあ、リス単体でどこまでエンターテイメント性を持たせられるのか?が気になったんで、行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

■リスはともだち

 

 

町田駅からバスで十数分。降り立つと入場門に「リスはともだち」とのフレーズ。いきなり言い切られました。これが「リスはくいもの」とか「リスうめえ」だったら「リス焼き」や「リスごはん」でグルメな俺もほっくほく!と思っていたのですが。なんだよ!リス食えねえのかよ!

 

 

 

 

 

めげずに入場するとちょっと小規模な動物園、といった雰囲気です。家族連れも多くにぎわっているため、これもカップルや子供向けの記念撮影用のカンバンと思われがちです。ですがひょっとしたらこれは香ばしいリス焼きを作る工程の一つ、「リスえぐり」の図解なのかもしれない、と考えると、ちょっとだけモチベーション上がってきました。

 

 

 

 

 

そしてこれがメインのリスがいるオリです。なんかこう、一見して殺伐としている感がぬぐえませんが、なかをガンガンに飛び回る奴がいます。あれは・・・ひょっとして・・・まさか・・・ッ!?

 

 

 

 

 

り、リスだッ・・・!とうとう現れやがったぜこのシッポフワフワ野郎がよぉ・・・!意外とかわいいじゃねえかこいつ・・・!こんなかわいい小動物をさっきまで「食えるかも」と期待していた自分が嫌になってくるッ・・・。

 

 

 

 

 

エサを食べるしぐさもとってもキュートじゃねえかこの野郎・・!こいつは間違いなく俺のともだち!むしろ大親友と行っても過言ではないぜ・・・リスかわいい・・・それに比べて人間はどうだ?自分の都合ばかり主張して地球を汚し、他の生物達が絶滅しても知らぬふり・・・改めて自分に問いたい。はたして人間はともだちなのか?と・・・

 

 

 

 

 

 

そうだッ!!俺はとうとう真理に気づいたッッ!!「リスはともだち、人はゴミ!」このきゃわいいリスは地球の新たなる主役となり、ゴミくずである人間どもを滅ぼすべき!!このするどい前歯はひまわりのタネをかじるためにあるのではない!!人間の頚動脈を噛み千切り、眼球を齧り出すためにあるのだ!立てよリス共!ここ町田から地球の新たなる夜明けが始まるッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

■アートなリス小屋

 

 

ハァ・・・ハァ・・・ちょっと落ち着きましょう。そもそもリスを引き連れて人類を滅ぼしても俺にはひまわりの種しかメリットがありません。落ち着いてふと周りをみると、どうやらここは放し飼いリスとの触れ合いコーナーになっているようです。

 

 

 

ここでは開放感あふれる空間でゆったりリスたちと触れ合えるよ!きゃわいいリスたちと遊ぶことで、子供達には自然と触れ合う楽しみを、日ごろ都会で疲れきったお父さんたちには心のゆとりを、地球に巣食うゴキブリのような人類どもに尋常でない殺意を抱く俺にはつかの間のやすらぎを得ることができます。許せじ!!許せじ人類!!抹殺すべし!!

 

 

 

 

歯を食いしばり、握り締めたこぶしから血を流す俺の血走った目に映ったのはかわいい巣箱。よくみると周りには地元の小学生達が作ったのでしょうか。様々なリスたちの巣箱が並んでいます。いろんな形がありますが、どれもかわいらしいものばかり。これは女の子が作ったのでしょうか、リボンや花で飾られています。

 

 

 

 

これは男の子が作ったのでしょう、車の形の巣箱です。かなり凝った作りですね。形からハイトワゴン系、ナンバーの色から軽自動車ではないことがわかります。ソリオですね。いい車です。

 

 

 

 

そんな様々なかわいらしい巣箱が建ち並び・・・おや・・・なにやら黒々とした・・・

 

 

 

これは・・・殺意の・・波動・・・?

 

 

 

 

 

「ルォオオオオオオオオオオオオ・・・」

 

 

 

この亡者の咆哮・・・!?リスの巣箱と思わせて冥界とのトンネルを開いていたのかッ!!!早くこの漏れ出す邪気を止めないと、日本が大変なことにッ・・・!!っていう妄想であと3本記事が書けそうですが、長くなりそうなのと、早くもハリウッドからシナリオを買いたいという打診が来ているため、ここでは書けません。超大作「デッドスクリームIn町田」、再来世紀公開予定!カミングスーン!!