私の仕事は主に、王墓建造用の巨石を数十本の丸太で転がす時にすべりがよくなるよう油を流す係り、まあ端的に言えば「巨石事業部丸太部油第二課」なのですが、最近不景気のせいか巨大王墓の注文が突然5つも入ってしまったため、毎日毎日丸太に油を流しまくる日々でした。油が無いときは代用でチャーミーグリーンを使うときもありましたが、奴隷と手を繋ぎたくなるので最低でもママレモンで留めておくのが油第二課としてのプライドというものです。
さあここまで意味の無い文章をミッチリ書けば、昨今の140文字弱しか読めないさえずり野郎や、行間が開きすぎてミカンの汁で書いてんのかと不安になる芸能ブログしか読まない奴らが脱落しきったので、っていうかもう誰も読まなくなったと思うので自由にいきます。
「夏休みを、充分楽しむことができましたか?」
この未曾有の大不況の最中、お金が無くて夏休みをエンジョイできなかった方々もさぞかし多かろうと思います。そんな図書館司書より図書館に居たみつるくんも、7月にうっかりベントレーを買ってお小遣いが無くなっちゃったタケシ君も、お盆に山芋相場に手を出して身売り2分前のゆかりちゃんも、まだまだ楽しめるエンジョイスポットのご案内です!
「夢見ヶ崎動物公園」
そう、川崎市にあるこの動物園は、なんと無料!無料でいろんなヒーリングアニマルともふもふ戯れることができるすばらしいスポットなのです。今回はここの魅力をばっちり皆様にお伝えします!
もう名前からして素晴らしいですよね。夢見ヶ崎動物公園。夢見ヶ崎ですよ。夢見るな、と言うほうがむりなファンシーなネーミング。新川崎駅に降りた瞬間に、もうドリームは始まっているのです。
このどんよりとした天気も、なんだかどんよりとした町並みも、これから行くドリームスポットを思えばまったく気になりません。
また日曜日だと言うのに、行く道すがら誰ともすれ違わないのも全然気になりません。上野ならむちゃくちゃ混んでる上に入場料まで払わされるんですから!
また、この動物公園の直前にある公園に、
エネルギッシュなうんこも全然許せてしまう、そんなワクワク感がこの動物公園にはあります。
■ファーストドリーム:ウェルカムブルーム
階段を上って少し歩くと、いよいよ動物公園が近づいてきました。なぜわかるかというと、ものすごくケモノ臭いからです。半年洗ってないゴールデンレトリバーのケツが5センチ前にあるかのようです。松雄象山なら辺りを見渡して「丹波ッッ・・!?」と構えるレベルの獣臭です。
もう少し歩くと、土佐犬のアナルに潜り込んだような臭いが辺りを包みますが、潜り込んだことが無い人はぜひ一度潜り込んでいただきたいのですが、これは動物公園がいよいよ近づいている証拠です。上野とか横浜の動物園では味わえないこのスメル。本物は香りが違うのです。いやー緊張しますね!どこが入り口なんだろう!
あれ。なんか居る。
しまったッ・・・!すでにここはヤツらのテリトリーッ!正門とか入場門とか得に無いの?と思われる方も居るかもしれませんが、動物と人間は同じ宇宙船地球号に乗る仲間さ!という理念から、あえて門という線引きを設けていないのではないでしょうか。知らないけど。っていうかなんだこれ。
どうしても入り口を知りたい!という入り口マニアの方は、「丹波文七レベルの獣臭がしたら入り口」と覚えておきましょう。これで餓狼伝マニアも安心ですね。入り口マニアは勝手にしてください。