■カオス3 溶ける絵

 

 

むかつく気持ちを押さえ別の階に来ると、なにやら図工の教室みたいな場所が。

 

 

 

 

どうやらここは親子で楽しく絵や工作をする場所のようです。

 

ここならムカつかずにすみそうですね。

 

 

そして後ろを見ると、

 

 

 

 

 

 

 

 

ラクガキコーナーが。

 

 

どうやら絵の具で好き放題やっちゃってください、というコーナーのようですが、こどもたちには重力によってペンキが垂れる、という概念が理解できないのか、絵の具が垂れに垂れまくり相当にカオスな空間が広がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の名前のつもりで書いたのでしょうが、「愛」の一文字が、まるで所属するチームの名称か、それともバイクで死んだ夫の怨念のようです。

 

 

まわりの女の子やねこのファンシーな色使いもまるでバッドトリップのように見えてくるから不思議。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この子も楽しく顔を書いたつもりなのに、こんなにスプラッターな感じになるとは思いもしなかったでしょう。体をかくのが面倒くさかっただけなのでしょうが、もう生首にしかみえません。

 

 

 

笑顔は素敵だけど、耳からの血はシャレにならないぞ!

 

 

 

 

 

 

 

このうさぎも相当にキてます。

 

 

・・本当の狂気を教えてあげるよ・・・

 

 

一緒についていったら闇の臓器移植シンジゲートに流されそうなツラ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ようふくについたえのぐはとれない」

 

 

 

この忠告を書いた子は、自分の血を用い、死ぬ間際になっても諦めず我々に絵の具の危険性を教えてくれたのだッ・・・!!落ちないぞと・・・ッ!洗濯しても全然落ちないぞッ・・・!お母さんにすげぇ怒られるぞということを・・・ッ!

 

 

 

ダイイングメッセージにしか見えませんが、書いた子は生きてます。

 

 

 

 

 

 

<img class="pict" src="https://omocoro.jp/assets/uploads/
20100811_22971.jpg” alt=”” width=”300″ height=”225″ />

 

 

ちなみにここで俺は「呪」という文字を書こうとしましたが

 

係りの人にマンマークされてたので書けませんでした。

 

 

大っきい人のラクガキはご遠慮ください。

 

 

 

 

■カオス4 難易度高すぎる迷路

 

 

子供達の夢あふれるアートを楽しんだ後は、童心に返る懐かしい迷路遊びを。

 

 

 

 

 

 

我々が自由帳に書きなぐっていたらオリジナル迷路も、こどもの城では低レベル。

 

ここではこの「おはなし迷路」が最先端なのです。

 

 

この迷路はただの迷路ではありません。

 

 

 

 

 

 

スタートから、

 

 

 

 

 

 

ゴールまで進めばなんと「ねずみのすもう」という一つのお話が楽しめる!

 

迷路と童話をミックスさせた究極の迷路なのです!

 

ただの迷路では飽きてしまう、童話を読むだけでは面白くないというお互いの

 

短所を補い、長所を伸ばすナイスアイディア!

 

 

さっそくやってみましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょうなげえ。

 

 

 

 

 

ま、まあ・・やってみなければ面白さはわからないし・・・

 

 

 

 

まずやってみましょう。

 

 

 

 

昔々、ある所に貧乏なおじいさんとおばあさんが住んでいました・・・」と。

 

 

 

 

 

 

「ある日、おじいさんは転んで死んでしまいました。」

 

 

 

 

 

 

 

終わった。

 

 

 

BADEND №1 「転んで死んだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、もうひとつ「しりとりめいろ」というのもあります。

 

しりとりで最後までつなげていけばゴール!というものですが、

 

 

 

 

 

「ぎろちん」

 

 

 

 

 

「れいきゅうしゃ」「やくざ」

 

 

 

この「れいきゅうしゃ」→「やくざ」の繋ぎにドラマをかんじます。

 

 

 

 

 

 

 

 

■カオス5 龍馬が行き過ぎる

 

 

そしてこどもの城にも到来、坂本龍馬ブーム!

 

唐突に現れる坂本龍馬特集コーナー。

 

 

 

 

こどもにもわかりやすいように簡潔な言葉で、龍馬の生き様や業績が語られています。みんな、龍馬のようなおっきな男になるんだぞー!でも口だけおっきなこと言ってるとソルトまなぶみたいなことになるぞー!

 

 

 

 

 

 

 

で、このパネルのふと上を見ると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あずき洗い。

 

 

なぜ龍馬特集にあずき洗いが・・・?

 

まさか龍馬の業績の裏にはあずき洗いの暗躍があったというのか・・・?

 

海兵隊の結成や、大政奉還の裏側に・・・あずき洗いの妖術ならば・・・確かに・・・!

 

 

 

小豆洗いの妖術 :

 

 

川のほとりで「小豆洗おか、人取って喰おか」と歌いながら小豆を洗う

 

 

 

 

 

 

 

ありえるッ・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■カオス6 お、とう・・・さん?

 

 

 

 

 

こどもの城を一通り回ると、一階には心温まるコーナーが。

 

 

 

 

これはあの「ノッポさん」の発案した企画展で、親子でそれぞれ等身大の

 

絵を描こう!というもの。親子の触れ合いを重視するノッポさんらしい企画です。

 

 

 

 

 

 

 

どうやら子供が親の絵を、親が子供の絵を描くみたいですね。

 

これなんか一生懸命お父さんを書いた様子が伝わってくる、本当にいい絵です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはお母さんも娘さんもうまいですねー。

 

つうかお母さん少しがんばりすぎですねー。余計なお世話ですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グレすぎだろ!!KISSの一員か!!

 

 

 

 

つうかどっちが親でどっちが子供なんでしょう。

 

 

パターン1:KISSメンバーとKISSメンバーの親

 

パターン2:KISSメンバーとKISSメンバーの子

 

パターン3:両方とも世紀魔Ⅱ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここのご家族はお父さんなのかお母さんなのかすら不明です。

 

 

 

つうかこの企画展でなかったら「宇宙人から逃げる子供」にしか見えませんが、それは俺の心がゆがんでいるだけで本当はキュビズムやダダイズムのような高等画法による暖かい親の表現なのでしょう。ビバ!アーティスティック!

 

 

 

虐待とかないことを祈るぜ!!

 

 

 

 

 

■カオス7 包んで欲しい張り紙

 

 

 

最後は廊下にあった張り紙の一文です。

 

 

 

 

 

 

包んであげて!!お願いだから!!!

 

 

 

 

 

 

もうちょっと表現をソフトに包んであげて!!

 

 

 

いろいろ敏感な時期なの!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけでこどもの城の7つのカオスをご紹介してみましたが如何でしょうか。かなりひねくれた紹介をしましたが、マジでお子さんがいらっしゃる方にはお勧めです!子供いないから俺わかんねーけど。