こんにちは! ライターのギャラクシーです。写真は12~3年前(30歳くらい)、ビビるくらい無職だった頃の僕です。

僕は今までの人生で合計10年ほど無職期間があります。「会社が倒産して次の就職先が決まらない」という不可抗力の場合もあったんですが、「働くのがダルい」という理由がほとんどでした。

 

「やりがいのある仕事で自分を成長させたい」といった人からは、「ゴミクズダニ野郎」という感想しかないとは思いますが、今回は無職の人だけがわかる“あるある”を、50連発でお届けします!

 

 

 

無職のやつだけがわかる“あるある”50選

 

01:夜型が極まって夕方に寝るようになる

ヒトは本来、夜に活動するのが正解なのでは? と思ってしまうくらい、働かないと絶対に夜型になる。

 

 

02:このままいけば一周回って朝型になるのでは?→ならない

素人は「一回徹夜してリセットすればいい」と思ってしまいがちだが、徹夜の翌々日あたりからまた夜型に戻るから無駄。

 

 

03:朝、通勤に向かう人々を見て鼻で笑う

特に雨の日はベランダから傘の群れを眺め、「あ~あ~濡れながら会社行ってペコペコしてご苦労さんwww」って思う。

 

 

04:と同時に無職という立場を思い出して燃え上がる嫉妬

頑張って普通に生活してるだけの人に対して卑怯な手でうまくやりやがってェェェ……!」と、なぜか憤る。

 

 

 

05:親に会いたくない

会わせる顔がないので会わない。

 

 

06:法事とかで親戚が集まる時は地獄

甥っ子に「おじちゃん、はたらいてないんでしょ~? クスクス」って言われたことある。

 

 

07:毎日、明日は就職活動しよう!と誓う

無職に「今日」という概念はない

 

 

 

08:ネットで求人情報を検索しただけなのに、大偉業を成し遂げたような顔

候補を3つくらいブックマークしただけで、満足して寝る。

 

 

09:無職のくせに求人の条件にめちゃくちゃ厳しい

「選ばなければ仕事はいくらでもある」ってよく言われるけど、いや、選ぶでしょ普通。

 

 

10:ひとつのタスクに1日かかり、そのあと1日休養する

求人検索だけで一日、次の日は休養、その次の日に応募、次の日は休養。

 

 

11:友だちに遊びに誘われた時の第一声は「お金ない」

おごってもらうのが当たり前になっているので、割り勘だとむしろ怒りを感じる。

 

 

12:ヤル気になりさえすれば自分の能力値は高いと盲信してる

よって現在の状況は不当な扱いだと感じているが、あとから考えたら至極当然の扱いだった。運動と同じで、能力値は全力を出す機会が多いほど上がっていくため、「全力を出す習慣がない」ということはその時点で能力も低い。

 

 

13:幸せそうな親子連れを見て猛烈な不安に襲われる

“ ああいうの”はもう手に入らないんだ……

 

 

 

14:年下が頑張ってる姿を見るのが怖い

年下の女性が社会でこんなに頑張ってるのに、自分は……と考え出すと怖いので、最近よくある「○○業界で働き始めた女子が奮闘する」タイプのアニメは、正視できない。

 

 

15:失業保険は最後までしゃぶり尽くす

最後までもらわないと損じゃん!という考え方がもう、無職の素養たっぷり(失業保険給付中に就職できたら、就職祝い金として「再就職手当」がもらえます)

 

 

16:失業保険が切れたら職業訓練校という手もある

勉強しながら、毎月給付金が10万円もらえます。僕は事務の学校と、WEBデザインの学校に行ってました。大人になってから授業を受けるって、なんか懐かしくてすごい楽しかった。みんな失業中で立場も同じだから気楽。

 

 

17:市民税の免除や年金の減免についてばっかり詳しくなる

無職の人は半年に一回、市役所に行って手続きしよう!

 

 

18:誕生日が来るごとに焦りだけが募る

この生活を抜け出せる可能性日一日と減っていく。

 

 

19:劣等感の塊なので自分が役に立つ機会にはここぞとばかり偉そうになる

パソコンのことやスマホのことを聞かれると、途端に「情弱」とかの言葉を用いて要らんアドバイスまでしてしまう。

 

 

20:スーパーの半額惣菜ばっかり食べる

遠くのスーパーまで行って100円安くおかずを手に入れた!などと喜ぶが、その時間で働いたほうが100倍効率が良い。

 

 

21:働いてる時は「時間ができたらゆっくり本でも読もう」と思ってたのに、意外と読まない

無職の間はとにかく「身になること」を徹底的に避けていた。マンガやアニメもできるだけ変化の少ない日常系ばっかり見る。

 

 

22:一発逆転思考

実際はコツコツやるしかないのに、「いつか一発逆転できるかもしれないし、しばらく無職でも大丈夫」という思考に陥りがち。その思考に陥れば陥るほど、年齢制限で求人に応募できなかったり体力がなくなったりして、さらに一発逆転にすがるしか人生が立ち行かなくなる。

※そして一発逆転なんて年末ジャンボに当たるくらいの確率だから、素直に働きながら年末ジャンボ買ったほうがまだ効率的。

 

 

23:勉強という名の逃避を行う

資格を取るために勉強中、という大義名分で、面接や就職活動のことを考えなくて済む。親にも言い訳できる! が、実際には参考書を買ってパラパラめくっただけで満足するのであった。

 

 

24:公園のネコに詳しくなる

毎日公園でボ~ッとしてるので、あ、子猫が増えてる!とかすぐ気づく。

 

 

 

25:無職には、「無職という才能」が必要

「毎日何もしない」という状態は、人によっては大きなストレスになる。無職を続けるには才能が必要です。ただし無職の才能があって得することはひとつもありません。

 

 

26:毎日 楽でしょうがない

働かないって、なんて気楽なの。

 

 

27:毎日 不安でしょうがない

寝る時には将来のことを考えて超不安になる。

 

 

28:曜日の感覚が死んでいる

やっているテレビでなんとか判別する。あと祝日とかまったく気づかない。

 

 

29:異常に若く見える

「無職という状態」って冷凍保存(コールドスリープ)みたいなものなんだと思う。

 

 

 

30:マジのマジでお金がヤバくなってくる

仕方ないので、とりあえずバイトする(“仕方ないので”の状態で急いで探すともうバイトしかない)

※派遣で工場バイトとか警備員とかやってました

 

 

31:給料が支払われるのは一ヶ月先だった……

「就職準備金貸付制度」といって、 最初の給料が入るまでに必要なお金を市役所が貸してくれる制度もあります! 利用しよう!

 

 

 

32:バイト、すぐ辞める伝説

辞めちゃうんだよなぁ……バイト続けても将来(さき)がないからとか言って。バイトも何もしないほうが、もっと将来(さき)がないんですけどね。

 

 

33:履歴書の空白部分が重い

書類選考の壁がどんどん高くなっていく。何十枚も書くことになるので、マジで履歴書の手書き文化やめてくれ。証明写真代もバカにならないし。

 

 

34:書類審査に受かって「面接に来てください」と言われたら、「めんどくさい」

受かると思ってないから超気軽に応募しているので、いざ受かると「嬉しい」より「めんどくさい」が先にくる。

 

 

35:面接のためにスーツを着ると、“ちゃんとしてる感”に誇らしい気持ちになる

サラリーマンのコスプレをしてる気分。鏡を見て自分のちゃんとしてる感にニヤニヤしてしまう。

 

 

 

36:普段ヒトと喋っていないので面接でパニックになる

フリーズしてまったく喋れなくなるか、距離感を喪失してメチャ喋ってしまうかのどっちかになる。

 

 

37:何十回も落ちる

面接で落ちると、全人格否定されたみたいでつらいですよね。歳とってくると、他の応募者も面接官も全員年下だったりして、さらにつらい。

 

 

38:お金がないのでひとつのゲームを死ぬほどやり込む

何十回もクリアしたり、アイテムをすべて収集したりする。僕は『忍道戒』というゲームを延々やってました。未だに宝物として持ってます。名作。

 

 

39:ゲーム、小説、マンガ、CD……大事にしてた宝物を二束三文で売っていく

まるで魂を切り売りしてるみたいな気持ちに……(特に買取価格が安いと泣けてくる)

 

 

40:服は売ってもほぼお金にならないから捨てたほうがマシ

ブランド物の(しかも最近の)服ならある程度の値段で買ってくれるけど、無職がそんなもん持ってるわけない。

 

 

41:売りに行くと、お金もないのに別のものを買って帰ってくる

古本だから新品よりは安い!と自分に言い訳できるので、ついつい買ってしまう。

 

 

42:お金がないので「徒歩で行く」という範囲が常識を超えて広い

地下鉄だと3~4駅は歩くのが普通。

 

 

43:時間と承認欲求があり余ってるので、ユーチューバーとかニコ生主とかやろうとする

僕はそれがきっかけで今の会社にスカウトされましたが、そんな特殊な事例はほぼ無いので諦めたほうが良いです。

 

 

 

44:アフィリエイトブログや2ちゃんまとめなどをやろうとする

誰でも簡単にできる!って紹介してる人もいるけど、誰でもできるものは誰もがやるので、儲けが出るくらいやろうとすると働くより大変。

 

 

45:暇なハズなのに、トイレやお風呂に行くことすら億劫

どういう心理なのか自分でもわからない。むしろ忙しい時のほうがピャッと行動できてる気がする。

 

 

46:何を間違ったのか知らないけど面接を受けた会社から合格通知がくる

「節穴かよ」って言いたくなるけど、受け続けてればいつか受かります。

 

 

47:やったー!これでやっとこの生活から抜け出せるぞ!

もう将来のこととか考えて死ぬほど怯えなくていいんだ……! 父ちゃん、母ちゃん、心配かけて悪かったけど、やっとまともな生き方ができるよ!

 

 

48:なぜか辞退してしまう

自分なんかがまともに働けるのか、突然不安になる。そして無職の気楽な暮らしが、失うとわかった途端に恋しくなる。

 

 

49:辞退した直後はホッとするけど、数日後にめちゃめちゃ後悔する

どうすんのよ……そろそろバイトすら雇ってくれない年齢なのに……あぁ、どうしよどうしよどうしよ……!

 

 

50:まあ、なんとかなるでしょ

これが無職の才能

 

 

 

まとめ

 

というわけで今回は無職のあるあるをお送りしましたが、いかがだったでしょうか。

※「無職のあるあるといえばコレでしょ!?」というのがあれば、引用リツイートのコメントなどで補完して頂けると幸いです(僕自身、無職の時はとにかく同じ立場の人と不安や自虐を共有したかったので)。

 

「無職じゃないけど、わかる」という項目がもしあれば、あなたには無職の才能があるのかもしれません。

 

 

今はなんとか就職できた僕ですが、働くってやっぱりしんどいですね。

気を抜くとすぐ、あの気楽な無職生活に戻りたくなってしまいます。まるで中毒のように……

そう、戻りたく……

 

 

 

戻り……

 

 

 

ヴヴ~ン、ヴヴ~ン、ヴヴ~ン……

 

 

 

ヴヴ~ン、ヴヴ~ン、ヴヴ~ン……

 

 

 

 

 

 

ヴヴ~ン、ヴヴ~ン、ヴヴ~ン……

 

 

 

 

 

(おわり)

 

 

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