こんにちは、ライターのギャラクシーです。
新卒のみなさん、仕事には慣れてきましたか?
さて、入社して最初にやることと言えば……大きなプロジェクトの管理? それともクリエイティブな作品を作ること?
いいえ、電話応対です!
僕は電話が本当に苦手です。以前の会社で、社員研修の一環としてコールセンター部門で電話応対をミッチリやらされた結果、2日目で会社を辞めたことがあるくらい苦手です。
今回はそんな僕が、電話が苦手な人だけにわかる“あるある”を50個挙げてみました。
電話が苦手なやつだけがわかる「あるある」50選
01:電話の音を聞いただけでドキーン!とする
電話という悪魔の機械を使用する人は、1回ごとに受け手の寿命を2~3日削っていることを自覚してほしい。
02:相手の姿形が見えないのに「声と息だけ聞こえてくる」というシステムを考えた人は、頭がどうかしてると思う
ちなみに電話を発明したのはグラハム・ベルで、最初の通話は「ワトソン君(助手)、用事がある、ちょっと来てくれたまえ」。
03:電話応対そのものもイヤだけど、電話に応対してる姿を見られるのはもっとイヤ
「あ~あ、そこは○○って言わなきゃ失礼にあたるのに」「ビジネスの場だと『もしもし』って言ったらダメなのに~」など、一言一句すべてチェックされてる気がしてアップアップする。
04:一方的に自分だけが視覚を封じられて晒し者になってるようなイメージ
相手だってこっちを見れないハズなのに、自分だけが目隠しをされて笑われてる気がする。
05:「#」とか「*」って何に使うの?
宅配便の再配達(自動応答)でたまに使うけど、あれも「あるから使ってる」だけだよね……。本来なんのためのものなの。
06:会社内ではできるだけ電話を取りたくないので、不自然じゃない程度にゆっくり受話器に手を伸ばす
同僚に「あいつ、全然 電話取ろうとしないな」と思われたらひんしゅくをかうから、自然なゆっくりさ加減を心がけている。
07:要件を軽く聞いたあとに、結局「メールで送ってください」って言う
「ログに残したいので」「社内で共有したいので」と、もっともらしいことを言うとよい。
08:ていうか、この世のあらゆる要件はメールで伝えてほしい
今の時代に電話じゃなきゃいけない理由ってあります?
09:相手先の会社名と名前が覚えられない
メモる速度を考慮して喋ってほしい
10:聞き取れなかった場合、何回も聞き直すのは失礼かなと思ってしまう
3回聞き直してもまだ聞き取れない場合、わかってなくても「かしこまりました」って言う(そしてあとでトラブルが起きる)
11:電話で喋ってるのを聞かれないように、会社に「電話ボックス」がほしい
軽く調べてみましたが数十万円しました。
12:もしくは“通訳”がほしい
そういうサービスがあったらそこそこウケる気がする
13:「電話をしているぞ」という意識が脳のリソースをめちゃめちゃ奪う
結果、敬語が怪しくなったり、てにをはがぐちゃぐちゃになる。
14:100点満点のビジネス応対をしなきゃいけない!というプレッシャーでパニックになって、結果34点くらいの電話になる
観察するとわかるけど、電話慣れしてる人は、「70点のビジネスマナー」と、残り30点くらい「フランクな喋り方」をまぜることで好感度を上げている
15:真似してフランクに喋ろうとしたら、慣れてないからメチャメチャ馴れ馴れしくなる
結局、距離感を測るのが圧倒的にヘタ。
16:一回会った人だと途端にプレッシャーがマシになる
顔をイメージできると「正体がわからない霧のような敵」ではなくなる。
17:相手がキレてるんじゃないかと心配になる
顔が見えないゆえの恐怖
18:自分がキレてると思われるんじゃないかと心配になる
顔が見えないゆえの恐怖
19:電話が苦手とか言ってるやつは甘え
「電話が得意な人だって、昔は苦手だったのに努力して慣れたんだよ」って言う人もいるけど、「自分の苦手レベルは格が違うから一緒にしないでくれ」という自負を持っている。
20:むしろ「選ばれし民」くらいに思っている
実際は「(社会に)選ばれざる民」である
21:かかってくる電話はまだマシ
自分からかけると、電話満足度の全責任が自分にかかってくるので怖い
22:すべての言葉の始まりに「あ、」ってつけちゃう
「あ、お世話になっております」「あ、かしこまりました」「あ、では失礼いたします」
23:電話なのに頭を下げちゃう
それはもう、ききわけのない息子を教育しなくてはいけなくなったことを部長に報告するが如く
24:ビジネス以外の電話をかける時、最初の挨拶はどれが正解なの?
例えば家電が故障した時のメーカーへの電話って、電話をかけて、相手が取って、最初の第一声は何を言うのが正解?
第一声で「テレビが故障したんですけど」って本題から入ればいいの? 「こんにちは、実はテレビが~」みたいに挨拶を挟んだほうがいいの? 「山田といいますが、実はテレビが~」って感じで名乗った方が良いの?
※これ、マジで答えを知りたいので誰か教えてください
25:他人に渡された子機はアブラがベットリついててヤダ
サッと拭ってから渡すタイプの人は絶対モテる
26:スマホ画面に耳をつけることの違和感
スマホは、ニュースを読んだり、動画を見たり、ゲームしたりするためのものであって、“画面に耳をつけて音を聞く”って、不自然な気がする
27:同じ会社の社員の名前は、上司だろうと敬称を略すという慣習
そうやって呼び捨てにした先輩や上司が、イラっとしてるんじゃないかと気になってしまう
28:電話をかける時、「相手の忙しさのピークの瞬間」になっていることを想像してしまう
「相手がどういう状態かわからないけど、リアルタイムで時間をとらせる」って、コミュニケーションツールとして致命的ではないだろうか
29:電話って、怒るためにかけることはあるけど、褒めるためにかけることはない
電話=「怒り」を運ぶ装置という認識。
30:「いまメール送ったんで確認してください」っていう電話
電話すな。
31:「めんどくさいんで電話しちゃいました~(笑)」っていう電話
電話すな。
32:電話を受けた人の背後から、屋外のような音(人や車の音)が聞こえると申し訳ない気持ちになる
「大事なプライベートを電話の音でブチ壊してしまった」という嫌悪感。
33:居酒屋に予約電話する時は、背後の「忙しそう感」がハンパないので本当に気を使う
忙しいならいいですって切りたくなる。
34:「今お時間大丈夫ですか?」って聞かれても、「断る術なんてないだろ」と思う
仮に忙しくて「後ほど掛け直します」って言っても、どんな話なのか気になりすぎて仕事が手に付かない
35:○○は只今外出しております……って言った時に「何時にお戻りですか?その時間にかけ直します」と返答されることの面倒臭さ
メールでよくね?
36:しかもかけ直すって言ってた時刻にかけ直してこない
メールでよくね!!??
37:最終的に変な時間に留守電が入ってる
メールにしろってば!!!!!
38:朝起きてスマホの画面を見る時に、「たのむ!着信ゼロであってくれ!」と祈る
寝てる間にかかってくるなんて、よっぽどのっぴきならない事態が起きたってことだから。
39:美容院に電話するのが苦痛すぎて、いつまでも髪を切れない
引越したりして今までと違う美容院に初電話するのは特にダルい。
40:歯医者の予約は平気
何なんだ。これ解明できたらノーベル賞もらえるんじゃないか。
41:母親からの電話、切るタイミングを5回くらいスルーされる
「じゃあ、また今度」って言ってから、「あ、それから……」「あと……」「そういえば……」という感じで延々話が続くので、イヤホンマイクを装着してゲームしながら喋ることにしてる
42:電話番号を伝えた時、まったく復唱しない人への不信感
ほんとにインプットしました? ていうか、「間違いなくインプットしたのでご安心ください」というのを“相手に伝える必要は無い”と考えるのはどういうメンタル構造なの。
43:他人が電話で話してるのを聞くのも、なんか申し訳ないような気がする
「聞いてませんよ」というアピールのためにイヤホンで音楽を聞いたりする
44:御社、貴社、弊社、貴サイト、かしこまりました、承知しました、承りました
実は何ひとつしっくりきてない。特に「貴サイト」は笑っちゃう。
45:「営業部の○○は、あいにく本日は退社してしまいまして」=間違い
正解は「あいにく本日は失礼させて頂きました」だけど、どっちもしっくりこない
46:ビジネスの世界では3コール以内に電話を取るのが当たり前とされているが……
たまに1コールで取られると心の準備が間に合わなくてアブアブアババ……ってなるので5~6コールくらいで取ってほしい
47:宅配便の再配達は自動応答だから最高
世の中すべての電話は自動応答でいいのでは
48:とはいえ……
ここまで書いてきてアレですけど
49:電話にも良いところはあるのだ
誰だってつらい時に「声が聞ける」電話に救われたことはあるだろう。実際の話、人と人とのコミュニケーションにとって、電話はなくてはならない存在なのだ……
50:「苦手だから」と切り捨てるのではなく、温かさをもって応対するのが肝要ではないだろうか
そう、今日のように忙しくて、深夜まで働いても全然仕事が終わらない時でも、だ
お電話ありがとうございます、はい、はい、お世話になっております。はい……え?
「あなたの不幸を祓うツボをご購入なさいませんか? 今ならパワーストーンのネックレスもつけて7万円…………」
(おわり)
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