通勤電車の中で映画やドラマを見ながらも、ご老人や子ども連れが乗ってきたらすぐに席を譲る優しい心を持つ者です。

有名映画が続々公開されてる昨今ですが、そんな中で私がゲームとドラマの合間を縫って見た「最近の良かった映〜画」をいくつか紹介させていただきます。全部配信で見れるやつにしておりますので、気になったらスッ…と見ることができるはずですよ。

 

 

ジャッキー・チェン好きなら「シャドウズ・エッジ」

 

【あらすじ】
マカオで暗号資産10億ドルが盗まれる事件が発生。犯行グループは見事なチームワークと用意周到さ、そして警察の目を欺くハッキングスキルで華麗に盗み出しそのまま行方不明に。事態を重く見た警察は追跡と近接格闘術に長けた元刑事ホワンの協力を仰ぐ。彼は追跡チームを結成し街に溶け込ませて地道に足取りを追う計画を立てる。伝説の追跡者VSサイバー窃盗団、果たして勝つのはどっちだ!?な話

みんな大好きジャッキー・チェンがすっかり隠居老人という役にまで歳を重ねたクライムアクション。これ、おもろすぎましたね。素晴らしい!窃盗団の華麗なる手口をまず見せて一筋縄ではいかない凄みを醸しだしながら、追跡のプロであるホワン(←ジャッキーちゃん)の長年の経験から繰り出される圧倒的なアナログスキルで「これならイケるのでは…!?」と思わせる説得力が圧巻。そこから一気に加速して「一度のミスで全てが終わる」という緊迫感の中で描かれるめちゃくちゃスリリングな心理戦が熱い!そしてホワンの唯一犯した過去のミス、親子ほど歳の離れた若造との父娘的バディ感、悪党の勝ちにこだわる残虐な姿勢などなど、キャラクターの深掘りもお見事です。

そして何といっても70歳を超えてなお近接格闘をやっちゃうジャッキーの凄さ!さすがに全盛期は超えてて稲妻のような俊敏さは無いものの、歴戦の闘士たる風格は最高でした。シナリオ、キャラクター、心理戦、サイバーバトル、近接バトルなどなど、全てを含めた「エンターテイメントの全て」がここにあり!!!最高!!中国名だからか、キャラ名は誰一人覚えられませんでしたが…。

 

 

ホラーしようぜ!「V/H/S 85」

【あらすじ】
VHS画質のPOVオムニバスホラー第6弾。

今作は、V/H/Sシリーズ史上初の繋がりを持つ2エピソードがあったり、「ブラック・フォン」監督が作った話がめちゃくちゃ神がかってたり、シリーズの中でもかなりHOTな逸品でした。やっぱV/H/Sシリーズは最高!

以下、5つあるエピソードそれぞれの感想

 

◼️Total Copy
「ローリー」と呼ばれる変身能力を持つ変異体の存在を研究してる人々の話。各エピソードの合間に挟み込まれるブリッジ的な存在になっています(これはV/H/Sシリーズおなじみ)。SCP感がありつつ明確に変異体の全体像を見せない構成は割とまあよくある感じで、ブリッジだしまあいいか…という気持ちにはなりました。オチはちょっと好きです。

 

◼️EP1「No Wake」
湖でキャンプを楽しんでいた7人の若者が、いきなり現れた殺人鬼のスナイパーライフルで次々と餌食になるが、この湖の水を飲むと不死身になってしまう…という話。何の理由も無く迫り来る殺人鬼の恐ろしさもさることながら、注目していただきたいのは「ライフル弾の発射してから着弾までの若干のラグ」です。これがなんかもうめちゃめちゃリアル。緊迫感が凄まじいです。ラグをもたせるだけでここまで怖くなるのかよ…という新たな発見も。この話だけめちゃくちゃ中途半端に終わります。

 

◼️EP2「God of Death」
1985年にメキシコで大地震が発生し、TV局のクルーがカメラ片手にレスキュー隊員とともに避難するが、地下に謎の儀式のあとを発見し…な話。全てのV/H/Sシリーズを通して考えても、かなりベタ方面にカテゴライズされる程度にはよくあるストーリーラインではありました(目が肥えすぎてる可能性もあり)。実際にメキシコであった地震を題材にしているらしく、災害の裏でこういうことがあった…というのは夢がありますよね。あとポルトガル語のまくしたてる感じも緊張感があって良いスパイスになってます。ところで地震といえば、私は阪神大震災と東日本大震災をそれぞれ現地で食らってます。

 

◼️EP3「TKNOGD」
とある女アーティストが舞台上でVRヘッドセットを装着し、VR空間の中でテクノロジーの神を呼び寄せようとするが…な話。う〜ん、グロ描写はそれなりに頑張ってて好きでしたが全体的にはこれはギザビミョス(しょこたんが言うかもしれない「微妙」)でしたね。80年代にVRヘッドセットがあり、その名前が「アイフォン」ってのはシャレが効いてたものの、R1グランプリ審査員の陣内風に言うと「もうひと展開欲しかった」ところはあったかもしれません。

 

◼️EP4「Ambrosia」
家族パーティーで盛り上がるリグリー家の娘ルースは、先日おこなった家族の通過儀礼の映像をビデオデッキで再生した。それはルースが、湖でスナイパーライフルを使ってキャンプに来た若者たちを次々とぶち殺す「狩りの映像」だった。そう、この一家は人殺しを趣味とする狂いファミリーなのであった…な話。先ほどのEP1「No Wake」が被害者側の視点なのに対し、こちらは加害者側の視点での話!これが新鮮で素晴らしかったです。その後、湖の秘密をうまく利用した展開もあって、EP1と含めて素晴らしい出来でした。ちなみにタイトルの「Ambrosia」はギリシャ神話で不老不死をもたらす神々の食べ物らしいです。

 

◼️EP5「Dreamkill」
ジョンソン刑事が通報を受けてとある殺人事件の現場に赴くが、彼は何故か見覚えがあった。というのも彼は数日前に匿名で全く同じ内容の殺人の様子をとらえたビデオを受け取っていたのだ。「事件が起こる前に撮影された映像」とは一体どういうことなのか?な話。神映画「ブラック・フォン」と同一の世界での話。これはめちゃくちゃ面白い!!スコット・デリクソン監督、めちゃくちゃ神がかりすぎだろってぐらいすごすぎ。映像の見せ方も最高にカッコいいし、過去シリーズとも合わせても頭ひとつ抜けて面白かった!!さすが第一線で活躍し評価されてる監督は力量が違う…と、まざまざと見せつけられました。これだけでも単体で2時間に広げて欲しいくらいに良い…。

 

という感じで、エピソードが二つの視点で語られたり、スコデリ監督の神エピがあったりと、新鮮かつ素晴らしい出来でした。最後のだけでもマジで見る価値あり!!!V/H/Sシリーズのおもしろエピソードで打線組みて〜〜。

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筋肉とアクションだ!「マスターズ・オブ・ユニバース」

【あらすじ】
会社の人事部で働くアダムは、実は15年前に惑星エターニアを襲ったスケルター率いる悪魔軍団から逃れるためただ一人地球に避難した王子様であり、ワープ途中に紛失した力の剣をずっと探し続けていた。そんな話をしてるから周りから激イタ人間とみなされていたものの、地球にもスケルターの手下が現れ、アダムが狙われる!それを救ったのはエターニアでの幼馴染ティーラだった。アダムの運命が動き出す!

日本ではほぼ馴染みは無く、ネットミーム画像だけがほんのちょっと知られてる変な名前のスーパーヒーロー・ヒーマンが大活躍するアクション映画。世界観、キャラデザイン、シナリオ、BGMなどなど随所に80年代のテイストがありながら、映像技術は最先端過ぎるので迫力は凄まじいものがありました。シリアスに寄せすぎずどこか緩い箇所もあるのがややアンバランスだったような気もするけどパワーパワーパワーな脳筋アクションって感じで見てて気持ちよかったです

片手がめちゃくちゃ強い戦士、頭突きが強い戦士、首を伸ばして鞭みたいに叩きつける戦士などなど、エターニアの勇敢な戦士たちの全く人気出なさそうなビジュアル(おそらく原作のデザインを忠実に再現していると思われます)をはじめ、アダムの衣装の古さなども現代風にアレンジすることなく80年代を忠実に守ってるその姿勢はかなり好感が持てました。主役のアダムの人も、イケたメンのはずなのに時折見せる締まりの無いマヌケ顔が本当に素晴らしかったです。あんな顔になりたいものですね。

 

 

話わかりやすすぎ!「トロン:アレス」

 

【あらすじ】
ディリンジャー社はデジタル世界「グリッド」に存在するデジタル人間をAI兵士として現実世界に召喚する技術を開発したが、29分間で肉体が崩壊してしまいそれ以上存在させることは難しかった。一方エンコム社のイブはその29分の壁を超える「永続コード」を持っていたのだが、ディリンジャー社にその存在がハッキングでバレてしまい、イブはAI兵士アレスに追われる身となってしまう!な話

世界で初めてのCG映画「トロン」の系譜を継ぐ新作(もちろん単体でも楽しめます)。予告編とかで存在は知りつつも、「まあ…いいか」とおもってスルーしてましたが、いざ見てみたらグリッドの兵士たちのコスチューム、武器、乗り物…、くぅ〜〜〜!めちゃくちゃカッケ〜!ってしびれてしまいました。

それよりも何よりも、話が!分かりやすすぎ!!「A社の技術に障壁が」→「B社、解決策持ってます」→「それくれ〜!」「嫌〜!」という、単純明快で普段映画見ない人でも一撃で分かるストーリーライン!お見事!そして赤=ワル、白=善という、視覚的にも分かりやす過ぎるデジタル人間たちのデザインで、分かりやすさはもはやこれ以上無いほどの未知の領域へ…。考察班が出動する間も無いほど、全てが分かりやすく展開していきました。この分かりやすさは目を見張るものがありますよ。そしてAI兵士役のジャレッド・レト氏は「レクイエム・フォー・ドリーム」を見た時からずっと「イケたメンだな…」と思ってたんですが、本作ではそのイケがさらなる爆発を起こしてました。素晴らしく面白いです。もちろんトロンシリーズを見てたら嬉しいサプライズもあって抜かりなし!

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ジジイが怒ってる!「SISU / 復讐の血闘」

【あらすじ】
1946年の北欧。不死身の最強じじいがソビエト領(元は祖国の領土)の自宅に帰ってくる。亡くした家族の写真を持ち、家を解体して祖国に戻って新たな暮らしを得ようとするが、不死身じじいの家族を残虐に葬った張本人の最狂じじいが、殺しそこねた不死身じじいの息の根を今度こそ止めようと執拗に追いかける。果たして不死身じじいは最狂じじいを返り討ちにすることはできるのか?な話

何をされても一切死なない最強の不死身じじいが大活躍する「SISU」の続編(知らない間に制作されて配信までされていた)。前作もかなり面白かったけど、今作はさらにパワーアップして最高!!今回はスティーブン・ラングと戦うという時点でもう「勝ち確」な気配はしましたが、ここまで満足できるとは…じじいしか出てこないのに…。

ただただおじいさんが一切セリフ無しで襲いかかる敵兵をぶち殺しまくるだけの単純明快なシナリオだからこそ、究極ともいえるファンタジックでアクロバティックな殺戮描写に全身全霊で身を預けられるこの構図が安心感たっぷり。そしてその殺戮描写もとにかくクリエイティブが凄まじすぎ!!人体をバラバラにしながらも時に物理法則を無視してしまうバランス感覚も本当に激アツでした。こんなに映画見てきてある程度目は肥えてるという自負はあるのに、まだまだ見たことない素晴らしい表現で私の血をたぎらせてくれるなんて…と、本当に感動しました。

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家から出れない!「ザ・ラストハウス」

【あらすじ】
大雨が降り、家の中で過ごしていたデルガド一家は、ドアや窓などあらゆる出入り口が謎の力で固く閉ざされて外に出られないことに気づく。周りを見るとご近所さんも同じような感じらしい。少しずつ食料が尽きていき、電気もいつまで使えるか分からない。家の中でサバイバル生活を続けていると、雨に紛れて外から謎の怪異の気配を感じとる。果たして一家は家から出ることができるのか?な話

「ワイルド・スピード」シリーズでおなじみのルイ・レテリエ氏が監督をやっている、ネトフリオリジナル映画。かなり平均的なスリラーで、突出して良いところと良くないところがあるというわけでもない、本当に「50」なおもしろさです。ワンシチュエーションのサバイバル映画の教科書があったら10ページ以内には掲載されるくらいの感じ(伝わるか?)。

家も窓も何故か開かないという閉鎖空間と、雨が強くなると外に現れる怪生物との因果関係がいまいちよく分からなかった(でもそれを考察したくなるわけでもない)ですが、このシチュエーションでは珍しくめちゃくちゃ時が経過する展開で状況を一変させつつ、ワイスピの監督の趣味なのか無理矢理に入れ込んだようなガレージの中だけのカーアクションも斬新で良いし、ベタだけど家族が危機的状況で一致団結して頑張る姿は泣ける…という、色んな要素があって最後まで割と面白く見れました。

>>ネトフリ独占配信<<

 

 

以上

以上、いくつか紹介させていただきました。自分で言うのもアレなんですが、良いチョイスだなぁ〜〜〜〜。

それでは今週末は娘とちいかわの映画を見に行くという命に代えても守らなければならない大事な予定があるのでこの辺で失礼いたします。