ここ数年、年4回ほどSteamでやった面白いゲームを紹介している者です。
3/20(火)AM2時から、2026年のSteamスプリングセールの開幕の火蓋が切って落とされます。年明けからこの3ヶ月、爆弾的おもしろゲームが多すぎてホクホクさせていただいておりました。特に3月は「ぽこ あ ポケモン」や「Ghost Of Yōtei のDLC」などあり、も〜〜〜〜〜時間がいくらあっても足りません!!!!!!というわけで、みんな知ってるA級ゲームは後ろの方においといて、ちょっとしたインディーゲーム中心にご紹介させていただきます。
ちなみにここで紹介しているゲームは私がプレイしたものであり、全てがセールの対象になってるとは限りません。ご了承ください。
【紹介してるゲー】
・The Alters
・The Messenger
・マイリトルパピー
・Mainframes
・スーパードリフトブレード
・One Shift
・Chromatic Conundrum
・Tiling Forest(体験版)・ドラゴンクエスト1&2
・ドラゴンクエスト7 Reimagined
・バイオハザードレクイエム
パズル・謎解き多めのおもしろインディーゲー
The Alters
人類未踏の三体惑星で、科学が急速に発展する可能性のある鉱物「ラピディウム」の採掘を目指すも、不時着してチーム全員を失った技師ヤン・ドルスキ。彼はたった一人で探査コロニーを復旧し、惑星を探索して様々な鉱物を採掘し、救難信号を製作し、食料も確保しなければならなかった。手が回らなさ過ぎるので、ラピディウムを利用して禁断の「自分のクローン」を作り出し、たっくさんの自分とともにこの危険なミッションを乗り越えていくサバイバルゲーム。
「拠点建設&運営」をしながら、「危険な外界を探索」しつつ、「チームメンバーのご機嫌取り」もしなければならないという、まさに猫の手も借りたい忙しいサバイバルストラテジー。
1日ごとに日中に何をするかのスケジュール管理が肝となっており、放射線まみれの外界に出て鉱物を取ってくるべきか、食料が少なくなってきたら農園で食材を育てるべきか、でも拠点もあちこちが壊れて修繕もしなければ…と、様々なタスクがある中で何を優先すべきかの資源管理がかなり重要です。一つのタスクを遂行しようとすると一瞬で一日が過ぎ去ってしまい、序盤はギリギリなリソース管理に悩まされます。
そんな中、主人公ヤン・ドルスキの人生のターニングポイントから枝分かれした「こっちの選択をしたヤン」のオルター(=クローン)を作成できるというのがかなり熱いポイントとなっています。オリジナルのヤンは建築技師ですが、エンジニアとして人生を歩んだヤンのクローンはオリジナルよりも拠点を修理するスピードが速い…という感じで、得意スキルを持ったクローンを使って拠点運営が捗るシステムが斬新!これに気づいた時に「はい、おもしろ過ぎ」と唸ってしまいました。
他にもヤン・サイエンティストは新たな施設や装備を研究してくれる、ヤン・ボタニストは野菜を育てるスピートが速い、ヤン・エンジニアはアイテム作成スピードが速い…などなど、段階的にありがたいスキルを持ってるヤンが生まれてくるのが嬉しすぎ!
ただそのクローンもしっかり主張や信念もあって性格も全く違うので、心のケアにも気遣ってあげないといけないのが難しいところ。ぞんざいに扱うと仕事をしてくれなくなったり無視されたりもします。自分なのに…。全員自分のチームを引っ張るリーダーシップも試されるし、「地球に戻れたとして、このクローン達はどうする?」といったような倫理的な問題にもぶちあたるシナリオも抜かりがなく、気づけば夢中でプレイしちゃってました。かなりオススメです。
【ゲーム情報】
The Alters
開発:11 bit Studios
ジャンル:基地建設、資源管理、サバイバル、ストラテジー、SF
クリア時間の目安:約30時間
プラットフォーム: PS5、Xbox Series X/S、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
The Messenger
ここは人類最後の生き残りが集まる村。ある日、そんな村にもついに魔物の軍団が襲来。主人公の忍者くんは長老から最後の希望となる巻物を受け取り、遥か東の山頂に住まう三賢者に届けるという任務を授けられる。果たしてひたすら東へ進んだ先に待ち構えるものは?なアクションゲーム。
何の変哲もない懐かしいファミコン画質の8bitグラフィックで右へ右へと進む横スクロールアクションゲーム…かと思ってプレイしていくと、中盤で未来の世界にタイムトラベル。するとなんとそこはスーファミ画質の16bitグラフィックに!というギミックがかなり面白いです。そして現在(ファミコン画質)と未来(スーファミ画質)を行き来してステージの仕掛けを解いていく中難度アクションが面白いアイデア過ぎました。
しかも中盤以降は今まで進んできた横スクロールの各ステージに縦と横の広がりがあることも判明し、縦横無尽に行き来できるメトロイドヴァニアにも変化!ゲームジャンルまでごっそり変えてしまうのはもはや呆気に取られてしまいました。
日本語のローカライズもバッチリどころかめちゃめちゃユーモアのセンスも研ぎ澄まされてるクールさに加えて、ゲーム中に流れるファミコンのピコピコBGM(チップチューン)も全曲信じられないぐらい良い!少し前に話題になった王道的RPG「Sea of Stars」を開発したSabotageというスタジオの作品のようでした。いや〜これは掘り出し物って感じでめちゃめちゃ良かったです。是非…。
【ゲーム情報】
The Messenger
開発:Sabotage
ジャンル:アクション、メトロイドヴァニア
クリア時間の目安:約10時間
プラットフォーム: PS4、Switch、Xbox One、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
マイリトルパピー
犬の天国でのんびり暮らすコーギーのボングくんが、ある日ひさしぶりに飼い主であるパパの匂いを感じ取り「パパにもう一回会える!迎えに行かなきゃ!」とついつい天国を飛び出した!危険な霊界を駆け抜けてパパを迎えに行こうと頑張る、涙涙のワンちゃん物語。
もうこのあらすじで泣いちゃう人いそうですよね。まずすでにこのボングくんが先に死んでるのが悲しすぎ。でも底抜けに明るく可愛いし、パパのためならどんなに遠く離れてても匂いを頼りに突き進むのも健気で愛らしい。断片的に差し込まれるパパとの思い出も泣ける!!
天国の外には暗い洞窟ステージ(おしっこマーキングで迷わないようにするアイデアが最高)や番人に見られないように隠密行動で進むステージのほか、時には他のワンちゃんと協力して進んだり、敵対するワンちゃんの攻撃をかわしたり、人間と協力したり、ステージギミックはバリエーション豊か。とはいえ、死を扱っているので犬の虐待や安楽死、人間のトラウマや自殺などがけっこうエグめに描かれてるところはあるのでプレイにはある程度ご注意を。
ちなみにこちらは韓国製のゲーム。韓国といえば親子愛を描いた高難度爽快アクションゲー「SANABI」、死にたがってる男のもとに幽霊が4人やってくる映画「ハロー!?ゴースト」など、涙腺を竹槍で直接ツンツンつついてくるようなお涙頂戴作品を作るのが上手ですよね。ま、私は「ワイルド・スピード スカイミッション」でようやく号泣する鉄壁の防御力なのでこちらは感動こそすれ、落涙まではいきませんでしたがね…(キリッ)。ともかく、絶品です。ニンテンドースイッチ版は5月に出るそうです。
【ゲーム情報】
MY LITTLE PUPPY
開発:Dreamotion Inc.
ジャンル:アクション、ワンちゃん
クリア時間の目安:5時間
プラットフォーム: Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
Mainframes
パソコンの中にいるフロッピーくんがデジタル世界を旅する2Dアクション。3時間程度でクリアできるコンパクトさではありますが、挑戦意欲を燃え上がらせてくれる様々なステージギミックはやっててかなり楽しかったです。何よりもフロッピーくんがかわいい、これに尽きるわな。パソコンの中という特徴をいかしてブラウザやウィンドウを足場にして駆け巡ったり、パソコンの中に散らばる色んなキャラクターを救出する寄り道収集要素も頭とテクニックを使う完成度。
何回もミスってるとペンギンくんが現れて「実は近道できるよ!」と教えてくれて、本当に正攻法で行かずにステージの裏側から回り込んでクリアできちゃう…的な救済措置もちょっと面白かったです。そんな感じで1日あればたっぷり堪能できる小粒ながら素敵なゲームでした。
【ゲーム情報】
Mainframes
開発:Assoupi
ジャンル:アクション、高難度
クリア時間の目安:3時間
プラットフォーム: Nintendo Switch、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
スーパードリフトブレード
ゲームのバグらしき何かによって能力を奪われてしまった主人公が、冒険しながら謎を解いていくローグライクゲーム。ボタン操作が封じられ、マウスのポインタのスライドだけで全てを解決しなければならないというタフな条件の中、ステージごとの敵を倒して得られる特殊能力を組み合わせて進んでいく基本的なローグライクゲーム。という感じなのですが、普通に進んでいるとわけもわからぬうちにスタート地点に戻されてしまい、ステージに隠された様々な暗号を解かないとさらなる先に進めないというユニークさが光る一品。
でもこれは普段から謎解きをしている人にプレイしていただきたい、ローグライクゲームの皮を被ったマジの謎解きゲーでしたね。私はマウスポインタのスライドしか操作ができないという操作性の悪さと謎解きの難易度の高さであまり長続きはしませんでしたが、結末は気になるところです…。誰かクリアしたら教えてください。
【ゲーム情報】
スーパードリフトブレード
開発:Liujiajun
ジャンル:ローグライク、謎解き、高難度
プラットフォーム: Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
One Shift
時間を停止し、複数ある並行世界を行き来して見比べながら、最適解を見つけてゴールまでたどり着く見下ろし型パズルゲーム。何故か無料配信してたのでその期間に一応ダウンロードしてたやつでした。
青いゴール地点まで到達すればいいだけのシンプルなルールですが、ただのジャンプでは乗り越えられない高い壁があって行き詰まったりしてしまいます。そういった場合には時間を止めていくつかの並行世界を切り替えることで活路を見出すことができます。何も無い空間にジャンプして、時間を止めて、ジャンプした先にブロックがある世界に切り替えて、時間を動かす…といった感じで進めていく感覚がなかなか面白いです。日本語訳がありませんが、分からなくても直感で理解できるゲームシステムなので問題ないですね。全90ステージ!
【ゲーム情報】
One Shift
開発:Mazen Games
ジャンル:パズル
クリア時間の目安:5時間
プラットフォーム:Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
Chromatic Conundrum
赤・青・緑の光の三原色を利用してパズルを解いていくFPSパズルゲー。一人称のパズルゲーでキューブを持ち歩く…といえば「PORTAL」が思い出されますが、システムはほぼそれです。本作ではギミックが「光の三原色」となっており、対応する光をスイッチに浴びせることでドアが開いたり足場が動いたりといった様々な仕掛けが発動します。そして、紫スイッチだったら赤と青、黄色スイッチだったら緑と青、白スイッチなら赤・青・緑の光を全て浴びせないといけない…という色の組み合わせが頭を悩ませてくれました。これがけっこう楽しいのですが、そこまで難しいわけでもないので結構サクッと進めることができますよ。
ちなみにゲームタイトルは「色彩の難問」という意味らしいんですが、日本人にはあまり馴染みがない単語なので、もっと分かりやすいのにしても良かった気がしましたね…。ク、クロマティック・コナンドラム…。
【ゲーム情報】
Chromatic Conundrum
開発:Digs
ジャンル:パズル、FPS
クリア時間の目安:2時間
プラットフォーム:Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
Tiling Townのデモ版、Tiling Forest
タイルを敷き詰めて町をつくるオープンワールド論理パズルゲーム『Tiling Town』の体験版、『Tiling Forest』をリリースしました!
体験版用に全ステージを新しく作問しているので、ふだん体験版をやらずに製品版を待っているという人にもおススメです pic.twitter.com/WvlPOLeP9h— muratsubo (@muratsubo) February 20, 2026
SNSで話題になってた論理パズルゲー。もともとは「Tiling Town」というゲームを開発中ながら、そのデモ版としてリリースしたこちらの「Tiling Forest」があまりにも完成度が高いと瞬く間に話題になったのが記憶に新しいですね。道をつなげてタイルを埋めていくことを目指すパズルゲーでして、ルールはシンプルながら様々な制約のおかげで一筋縄ではいかない難易度になっています。
こっちを埋めるとあっちがハマらず、ここにハメるパーツは今は持ってないから一旦違うところを埋めていこう…という感じで、様々な試行錯誤を繰り返すうち、私の頭は完全にバーストしてしまいました。絶対に詰まっちゃったんですけど、ここから絶対にどこかに解決策があるはず…でもそれが全然見えない…そんな楽しく頭を悩ませるゲームでした。ボケ防止のためにクリアしときたいものですね。それにしても製品版がリリースされたらどうなっちまうんだろ。
【ゲーム情報】
Tiling Town Demo
開発:muratsubo games
ジャンル:パズル
クリア時間の目安:2時間
プラットフォーム:Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆
ここからは、誰もがプレイしてる最早説明不要のゲームたちです。
みんなプレイしたウルトラおもろゲー
ドラゴンクエストI&II
みんな知ってるドラクエI&II。「III」のHD-2Dリメイクに続き、IとIIもリメイクされましたね。「III」はやっぱり少年時代の思い出のゲームですからガッツリやり込んだものの、次第に通常攻撃が全く通らず、まものつかいの「ビーストモードからのまものよび」しか有効打が無くなるというタフすぎる仕様になってしまっていました(アプデされてるらしいですが)。
それもあって「I&II もそんな感じだったらどうしよう…」と思って少し買うのをためらっていたのですが、なんか評判良さそうだなと思って購入。結果、めちゃ良かった!!!!!最高!戦闘面に関してストレスに感じるようなところはほとんど無く、I は ひとり旅なりの良さ、IIもパーティー編成がありきの良さがそれぞれあり、あたしドラクエしてるわ〜!って感じがかなり楽しかったです。
何より、しっかりIとIIをプレイしたことが無かったこともあり、ストーリー展開の初見のわくわくさとロトシリーズの整合性を完璧に整えるシナリオ補完を同時に堪能することができました。特にIIのシナリオはかなり熱くなってましたね…。いや〜お見事でした。
【ゲーム情報】
ドラゴンクエストI & II
開発:スクウェア・エニックス
ジャンル:RPG
クリア時間の目安:50時間
プラットフォーム: PS5、Switch、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
ドラゴンクエストVII Reimagined
みんな知ってるドラクエVII。VIIこそPS1時代の時代から「石版パズルがダルすぎ」「キーファが抜けていなくなるの最悪すぎ」という良くない評判が当時からあって敬遠してたんですけども、ドラクエとしてめちゃくちゃ革新的に再構築してる〜って感じが見て取れました。いつものドラクエと全然UIが違うし!どうぐは各キャラ持てなくて全員袋から使う仕様とか、そんなことしちゃっていいの!?大胆ね…。と、最初は思いました。
ストーリーは島ごとに何かしら問題があってそれを解決していくという短い話の連続で、どことなく「堀井雄二ショートショート劇場」といった様相もあって大いなる壮大なストーリーを感じられなかったり、ツンデレの走りすぎて当時はあまり人気が出なかったマリベルはさておいてキャラクターにあまり魅力を感じなかったり(ただの漁師の息子がこんなに強くなることあるか?最強の剣士がじいさんすぎやしねえか?…など)、色々思うところはありました。
が、まあ、気がついたら…全員LV99にして…上級職も組み合わせて…、かみさまも四精霊も神竜も闘技場の修羅の道&伝説への道も…全てクリアしてました。ありがとうございました。ドラクエってやっぱり楽しすぎるよな!この調子で次は4・5・6の天空シリーズの総HD-2D化頼む!
【ゲーム情報】
ドラゴンクエストVII Reimagined
開発:スクウェア・エニックス
ジャンル:RPG
クリア時間の目安:45時間
プラットフォーム: PS5、Switch、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
BIOHAZARD Requiem
みんな知ってるバイオハザード新作。おんんんんもしれ〜〜〜〜〜〜〜〜。カプコンのバイオハザードの面白さマジ信頼できすぎるだろ…。今回は序盤の「恐怖パートのグレース」と「爽快アクションパートのレオン」が交互に楽しめる展開がマジで神がかってましたね。こえ〜〜〜!弾がたりねぇ〜〜!!復活してくんな〜〜〜!からの、オラオラオラ〜〜〜〜〜!!!!!!って感じが本当にお見事でした。グラフィックも良すぎるし、色んなジャンルの恐怖を取り揃えていながら旧作ファンも納得かつ懐かしい展開も用意されていて、バイオハザードの最高到達点といった印象…。僭越ながら、実績も全解除させていただきました…。
2周めに無限弾薬解放前に「回復無しクリア」と「採血キット不使用クリア」を同時に成し遂げるというチャレンジをしてしまい本当に地獄を見ましたが、無限弾薬解放後はもうトリガーハッピー状態。ぶちかまして爽快でした。こうなったら区切りの良い10作目も否が応でも期待しちゃいますね。そしてカプコンといえば、来月発売される完全新作「プラグマタ」もめちゃめちゃ面白そうですよね。早くやりたいよ…。
【ゲーム情報】
BIOHAZARD Requiem
開発:CAPCOM
ジャンル:アクション、ホラー
クリア時間の目安:35時間
プラットフォーム: PS5、Switch2、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
さいなら
というわけでこの冬もたくさんゲームをやってしまいました。
それではまた、サマーセールでお会いしましょう…。こうして時間が過ぎ去っていく。

まきのゆうき





私野台詞
JUNERAY
めいと







