Steamで大型セールが始まるたびに最近やって良かったゲームを紹介している者です。
2025年もあとわずかということで、今年私の魂をたぎらせたゲーム(つまりやって良かったゲーのこと)をまとめさせていただきました。夏以降はやはりNintendo Switch2でゲームする時間が増えた結果、Steamでやる時間が少なくなって来てはおりますが、せっかく今年のSteamウィンターセールも日本時間12/19AM3時から開幕することですし、ついでに最近やったおもしろゲーもあわせて紹介させていただきます。年末年始に暇すぎる際の参考にしてください!
ちなみにここで紹介しているゲームは私がプレイしたものであり、全てがセールの対象になってるとは限りません。ご了承ください。
【最近やって良かったゲー】
・MotionRec
・ElecHead
・エスケープフロムダッコフ
・PowerWash Simulator2
【今年やって良かったゲー】
・Neva
・都市伝説解体センター
・The First Berserker: Khazan
・Clair Obscur: Expedition 33
・Öoo
・Ghost of Yōtei
・ドンキーコングバナンザ
最近やって良かったゲーム4本
MotionRec
自分の動きを「記録」して「再生」することで解いていくパズルゲー。
例えば、自身のジャンプだけでは飛び越えられない大穴を前にしても、「まっすぐ進む」という動きを記録して再生するとスーっとまっすぐ進んで穴を越えられる…ということ。シンプルなルールなのに、この2つの要素でめちゃ面白く仕上げてくれるのやばいです。さらにご覧いただければ分かる通り、黒と白だけで構成されたピクセルアートがまた美しい…。
パズル自体の難易度は「記録」と「再生」だけの一本勝負で複雑化することはないため、比較的易しめでステージギミックに気持ちよさを感じながら一通りクリアできるといっても良いでしょう。ステージ に点在する「音符」はゲームを通しての収集アイテム要素となっていて、寄り道して全て取ろうとするとかなり頭を悩ませたり、何度か周回する必要がありました。サクッとやりたい初心者はストレートにクリアし、パズル上級者は音符を全部コンプリートしてクリアする…という感じでプレイスタイルに合わせて楽しめるかと思われます。これはかなり面白いのでオススメです!
【ゲーム情報】
MotionRec
開発:HANDSUM
ジャンル:パズル
クリア時間の目安:3時間
プラットフォーム: Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
ElecHead
電気が流れてる電気頭くん(仮名)を操作してギミックをといていくパズルゲー。
オータムセールの際に紹介した「Öoo」を手掛けたインディーゲームクリエイターNamaTakahashiさんの、2021年に発売したやつ。Öooは本当にとんでもなく面白かったけど、その前に作られたこちらもかなり面白い!
「自身が電気を帯びていること」、「地面や壁などに通電することで仕掛けが動くこと」が大きな特徴で、通電によって出現する足場、通電のせいで進めなくなる障害物といった電力のON/OFFの切り替えで頭を悩ませるパズルが盛りだくさん。こちらも「Öoo」と同じくゲーム内で言語を排除して直感的にルールを理解させる構成が非常に美しく、まさに電気が流れるがごとく閃いて解いていける感覚はマジで気持ちがいいものです…。「Elechead」「Öoo」この2つを世に送り出したNamaTakahashiさん、本当に天才の所業です。日本の宝!
【ゲーム情報】
Elechead
開発:NamaTakahashi
ジャンル:パズル
クリア時間の目安:2時間
プラットフォーム: Microsoft Windows、Nintendo Switch、Xbox One
オススメ度:★★★★★
エスケープフロムダッコフ
アヒル君を操作して危険な地上を練り歩きながら様々な物資を調達し、拠点を大きくしたり行動範囲を広げていったりする見下ろし型ルーターシュター。
タイトルからもわかるとおり、「Escape From Tarkov」というゴリゴリ骨太FPSのパロディとなっております。が、単なるパロディではなくこっちはこっちでめちゃ面白いです。
私はモンハンのようなマルチで協力してCPUの敵を倒すゲームは好きな反面、エーペックスレジェンズのような人間同士でドンチャカやり合うゲームはかなり苦手という趣味嗜好であり、Tarkovはもってのほか、話を聞くだけでもぜって〜やりたくね〜と思ってる側の人間です。そんな私のような性格にピッタリなのがこのダッコフ。探索して物資を調達して帰還し、収集したアイテムを納品してできることを増やしていくというTarkov的ミッション要素はありながら、本家のような対人戦は無く敵はCPU、武器や弾薬などの難しい要素も排除して、キャラクターがアヒル君を中心とした変な動物達というのが何度もプレイしたくなる魅力となっています。
欲を出しすぎて物資を持ちまくると重すぎて動きにくくなったり、水分や食料を定期的に補給しておかないと死にやすくなったり、視界に入ると狂ったように斧を振り回して近づいてくる敵などなど、外の世界は危険はいっぱい。「ここまでで今回は帰ろっ!!」というギリギリまで攻めていくのがかなり刺激的です。
【ゲーム情報】
エスケープフロムダッコフ
開発:Team Soda
ジャンル:ルーターシューター、アクション、脱出
プラットフォーム: Microsoft Windows、MacOS
オススメ度:★★★★★
PowerWash Simulator2
高圧洗浄お掃除ゲーの続編。待ってたぜ!この時をよぉ!
基本的には全く同じで新たなステージでありえない汚れ方をした様々なステージが早くきれいにしてくれぇ〜と手をこまねいております。そして、前作からの良い改善がかなり増えております。まず「洗剤の無限化」。前作ではなぜか回数制限があり、ショップで売り切れたら補充することが出来ないという謎の仕様がありましたが、今回はチャージ式になっており、使い切っても少ししたら回復します。これで使い放題!やった!さらに、床を広範囲に掃除できるクリーナーや高所からロープを使って上下運動がスムーズになる装置なども追加され、皆さんの心にあるお掃除の種火を大きく燃え上がらせてくれることは確実。
と言いつつ、中盤ぐらいで購入できる最強レベルのウォッシャーと緑のノズルがあればだいたい事足りるかな…というのが正直なところ…。あと、マイスペースに購入した家具を設置できるという一見楽しげなカスタマイズもあるんですが、部屋の壁などにピッタリ合わせたスナップ設置が出来なかったり、カーペットの上に家具がおけなかったり(←一番何故!?な点)など、「あつまれどうぶつの森」を見習って欲しい改善点は割と多いです。
でも、ええねん…お掃除が出来れば…。「少しずつ手を動かしていけばどんなことも確実に終わらせることができる」という人生にも通ずる教えも体感できるのが素晴らしいゲームです。ちなみに今回はSwitch2版を購入し、私からSteam Deckを奪って前作をプレイしていた5歳娘とたまに画面分割でマルチプレイして、ろくに汚れも落とさずにお互いに水をぶっかけ合って楽しんでいます。娘と同じゲームができることこそ、人生の楽園ですからね。そしてそれを後ろから見てる妻から毎回「本当の家の掃除をしろ」と言われますが、家庭内パワーウォッシュシミュレーターはパートナーから白い目で見られるまでがセットです。それではお楽しみください。
【ゲーム情報】
PowerWash Simulator2
開発:FuturLab
ジャンル:お掃除シミュレーション、カジュアル
プラットフォーム: PlayStation5、Nintendo Switch2、Microsoft Windows、Xbox Series X/S
オススメ度:★★★★★
ここからは、「今年やってめちゃめちゃ良かったゲーム」を改めて紹介させていただきます。
今年やって良かったゲーム8本
Neva
見た目が雨穴に似た、瘴気を放つ怪異が森を蔓延し世界が蝕まれていく中、剣士アルバが怪異に飲み込まれた白狼の子ネヴァを守りながら四季を取り戻していくアクションゲー。
今年を振り返って、コンパクトにまとまっておきながらめちゃめちゃ美しいグラフィックとストーリーが記憶に残りまくっていたので再度オススメさせていただきます。
4章仕立てで構成された、息を呑む四季折々の美しい森をアルバとネヴァが駆け巡るアクションは本当に涙が出そうなほど素晴らしく、アルバを操作して自動で動く白狼ネヴァとのコンビで繰り広げるアクションも最高!「ネ〜ヴァ〜」と呼びかけながら、時に撫でたり抱きしめたりしつけたり…忠犬(正しくは忠狼)とのコミュニケーションも癒やされます。5時間程度で全クリ&全実績解除できるお手軽ボリュームも忙しい人にもピッタリ。これはオススメです。値下げされてたら絶対にやってください。されてなくても買いましょう。Switch版もあるよ!
【ゲーム情報】
Neva
開発:Nomada Studio
ジャンル:アクション、犬
プラットフォーム: Nintendo Switch、 PS5、PS4、 Xbox One、Microsoft Windows、Mac
オススメ度:★★★★★
都市伝説解体センター
日本に古くから伝わる「都市伝説」をベースにしたビジュアルノベルゲー。
こちらも2025年を代表する神ゲーでしたね。題材よし、ストーリーよし、キャラクターよし、ゲームシステムよし、ドット絵よし、アートワークよし、つまりパーフェクトゲーム。漫画に小説にオーディオドラマ、グッズにコラボカフェなどなどメディアミックスも活発で、まさにお見事な傑作。開発元の墓場文庫の今後の展開も楽しみにしたいですね!
【ゲーム情報】
都市伝説解体センター
開発:Hakababunko
ジャンル:ビジュアルノベル、アドベンチャー
プラットフォーム: Nintendo Switch、 PS5、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
The First Berserker: Khazan
大将軍カザンは狂竜の討伐で英雄として称えられるかと思いきや反逆者に仕立て上げられ、両手の神経をぶち切られて雪山に追放されてしまう。怒りを燃やしていると冥界からやってきたブレードファントムと出会い、その圧倒的なパワーを借りながら自分を陥れた何者かに復讐するため長い旅に出る高難度アクションゲー。
「アラド戦記」を舞台としたハードコアなアクションで、めちゃ強ボスをひぃひぃ言いながら倒すあの感覚が味わえて最高でしたね。
オープンワールドではなくステージ制となっており、さらにハック・アンド・スラッシュ要素もあるためその強い強いボスを何度も周回して良き装備を集めていく必要があるのがポイント。装備を整えてキャラクターが強くなっていくのと同時に、「あ〜無理。絶対倒せね〜」と嘆きながら立ち向かった強大なボスをいつしかパリィしまくりで楽勝でぶっ倒せるように自分自身も上手くなっていく感覚が良かったです。グラフィックもかなり力が入っていて、アニメかと見間違えそうな3Dキャラクター造形が一見の価値ありです。年末年始に是非…。
【ゲーム情報】
The First Berserker: Khazan
開発:Neople
ジャンル:ハック・アンド・スラッシュ、ソウルライク
クリア時間の目安:70時間
プラットフォーム: PlayStation 5、 Xbox Series X/S、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
Clair Obscur: Expedition 33
謎の存在「ペイントレス」が、1年に1回「100」から「0」に向かって数字を書き、数字に該当する年齢の人が跡形もなく消えてしまう最悪な世の中。「34」が書かれた年、第33遠征隊に任命されたギュスターヴ達がペイントレスの悪夢を終わらせるために旅に出る。一体ペイントレスとは何なのか…?
フランス発、日本のRPGに影響を受けたターン制コマンドバトルRPG。2025年のゲーといえばコレという感じで、Golden Joystick Awardsで7部門で大賞に選ばれ、ゲーム・オブ・ザ・イヤー2025でも9冠を受賞するのも納得の圧倒的おもろさ。
この引きつけられる謎すぎる設定、プロローグの段階で一気に引き込んでくれるシナリオの妙、全ての場所でスクショを取りたくなってしまう抜かりのない独自の美しいグラフィック、ターン制コマンドバトルにクイックタイムイベントをミックスさせた独自の戦闘システム…などなど、全てが高水準な完成度。特にACT1のクライマックスはかなりビックリしてしまい、椅子にもたれてたのに「えっ!?」と前のめりになってしまいました。
ちなみに弊社でも山口むつおとヤスミノが購入したのですが、聞いたところ山口はSteam Deckとの相性が悪かったのため無理やりプレイして違和感があり挫折(現在はDeckの互換性は改善されています)、ヤスミノはマップが無くて迷いすぎて挫折、と、口惜しい結果となっていました。頼む…せめてACT1の結末だけは見てくれ…。
【ゲーム情報】
Clair Obscur: Expedition 33
開発:Sandfall Interactive
ジャンル:ターン制RPG、ファンタジー
クリア時間の目安:50時間
プラットフォーム: PlayStation 5、 Xbox Series X/S、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
Öoo
おっきい鳥に食べられてしまったイモムシくんが、爆弾を駆使して仕掛けを解いて体内から脱出するパズルゲー。
これはSteamで2000件のレビューで99%が高評価の「圧倒的に好評」も頷ける、本当にレベルデザインが美しいパーフェクトなパズルゲーです。
爆弾イモムシくんは「移動」「爆弾設置」「起爆」「爆風でジャンプ or 水平移動」という4つのアクションだけを使えるのですが、本当に最後までこのアクションだけで新アクションが増えることがないというのが肝。進めていくとどうしてもこれ以上行けない…!というポイントがいくつかあり、諦めて別のルートに進んでいくと新たな「工夫」を自分のプレイで身につけることができます。すると「あっ!このテクニックがあればさっきの行けないところ行けるじゃん!」と気付ける!この導かれし閃きが本当に気持ちいい!「最初から道は開かれてるのに、工夫が足りないせいで進めない」という美しすぎるデザイン!
基本的にその繰り返しで次々と「新しいアイテム」ではなく「新しい工夫」を覚えていき、クリアまで一切疲れることなく突っ走ることができます。パズルが苦手な人でもこのイモムシくんの可愛さと「閃くことの気持ちよさ」は是非体験してもらいたいです。最終ステージもちょっと美しすぎました。
先程紹介した「Elechead」「MotionRec」と合わせて年末年始はパズル三昧もいいかもしれません。
【ゲーム情報】
Öoo
開発:NamaTakahashi
ジャンル:パズル
クリア時間の目安:2.5時間
プラットフォーム: Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★
Ghost of Yōtei
16年前に羊蹄六人衆に家族をぶっ殺された少女 篤が、一人ずつぶっ殺していく地獄の復讐譚。
完全なる神ゲー「Ghost Of Tsushima」の続編(直接的な話のつながりは無し)。発売前に篤のフェイスモデルの方がゲーム業界のポリコレ関連の文脈で取り沙汰されて一瞬ざわつきはあったものの、蓋を開けてみたらそんなことが完全なる杞憂だったと言わざるを得ない面白さでしたね。
基本的なゲームシステムはTsushimaを踏襲しつつ、鎖鎌や槍、銃火器などの新武器を駆使した戦いや、そこら辺に点在するサブクエスト要素が多すぎてメインクエストが全く進まないなど、今作も大満足のボリューム感。侍としての誉れと相反する冥人としての自分との葛藤で苦しむ前作の境井仁も人間的にかなり良かったですが、今作では復讐の炎だけで主人公が歩み続けるストーリーもまた新鮮でした。
また、蝦夷の地のどこに立っても画になりすぎるグラフィックの圧倒的美麗さに、スクショが捗りに捗りました。旅の思い出になりましたね。今後のアップデートでまた前回のような全く本編と関係ない4人協力モードが追加されるという噂もあるので、それも楽しみにしたいと思います。そして数年後にSteam版も出るでしょう!
【ゲーム情報】
Ghost Of Yōtei
開発:Sucker punch
ジャンル:オープンワールド、アクション、侍
プラットフォーム:PS5
オススメ度:★★★★★
ドンキーコングバナンザ
バナナ大好きドンキーコングが少女ポリーンと出会い、ひょんなことから地下世界の中心を目指して旅をするアクションゲー。
Nintendo Switch2専用の初のアクションゲームがマリオではなくドンキー!でも「スーパーマリオオデッセイ」のチームが開発しただけあってやっぱ圧倒的に面白すぎでしたね。
ステージのほぼ全てが破壊できるというドンキーコングらしすぎる大破壊ギミックが革命的で、限界はありつつもどこまでもぶっ壊していけるのが愉快痛快大爽快。星の中心に向かってどんどん地下を掘り進んでいくのに各層すべてにしっかり空や広がり光にあふれているという謎すぎる構造に一瞬とまどいがありましたが、まあ…そんなことはいいか!さ、新しいステージも全部ぶっ壊そ!という気分にさせてくれるほどに進めるのが楽しいゲームでした。私はもちろん全てのバナナと化石をゲットしてから次の層に行かないと気がすまない性質なので、進むスピードは遅かったですがその分大満足できました。
発売2ヶ月ぐらいでいきなりリリースされた追加コンテンツのエメラルドラッシュはこのDKのアクションにローグライク要素が加わったモードでまた新たな楽しみがありましたが、本編を100%クリアしてめちゃめちゃ満足したのであんまりプレイする気が起きませんでした。せっかく買ったし気が向いたときにもうちょっとやるか…。本編は本当に最高!
【ゲーム情報】
ドンキーコングバナンザ
開発:Nintendo
ジャンル:アクション、バナナ
プラットフォーム:Nintendo Switch2
オススメ度:★★★★★
さいなら
というわけで今回も色々紹介させていただきました。
余談ですが、今年Steamでどんだけゲームしたかという「Steamリプレイ」も公開されていたので、私のも確認してみました。
結局モンハンワイルズめっちゃやったな〜。最近ゴグマジオスも出てきたし…。それにしてもワイルズ、モンハンの最高到達点になるかと思いきや、プレイヤーからの評判がすこぶる悪いのが悲しかった…。
それではまた、春のセールでお会いしましょう…。

まきのゆうき










私野台詞
JUNERAY
めいと
藤原 仁






