こんにちは、映画とドラマ大好き人間です。
NetflixやU-NEXTを筆頭に色んなサブスクで映画やドラマを見させてもらってるわたくしが、2025年10月に見た作品をいくつか紹介させていただきます。「ゴースト・オブ・ヨーテイ」をトロコンしてクリアする合間を縫って今月もけっこう見ちゃいました。
11月はついにストレンジャー・シングスのシーズン5が配信されるので、心して見なきゃですよね…。
■Netflixで見た映画&ドラマ
霊薬
【あらすじ】
インドネシアの田舎の製薬会社で、投与するだけでみるみる若返る「霊薬」が完成。経営者サディミンは若返ったボディを見せながら家族に誇らしげに話すが、体調が急変しあっという間にゾンビ化。周囲の人に噛みつき感染が広がってしまう。結婚に二の足を踏むカップルや複雑な事情を抱えるサディミン一家、ゲームばっかりしてるボンクラ男が大量のゾンビに追い詰められていく!助けて〜!な話
インドネシアのゾンビパニック。うーん、割と何の変哲も無さすぎる話でしたね。アジアのゾンビ系でいえばシンガポール初の情熱たっぷりゾンビ映画「ゾンビプーラ」はかなり良かったものの、インドネシアやタイはアクションが熱く面白い反面、ゾンビというジャンルはかなり擦られ過ぎてるのもあって映画大好き人間的には少々厳しさの中にあったかもしれませんね。そもそも2020年代にスマッシュヒットしたゾンビ映画はあんまり思いつかないところもありますが…(あったらすみません)。
舞台が田舎町ということでほとんど畑かつ遠景で捉えると晴れてる天候も相まって「ほのぼの感」が強まって緊迫感が少し薄れたり、インドネシアに降りがちな「スコールでゾンビ達の動きがピタッと止まる」といった土地柄を活かした独自の設定はあったのに少し退屈に感じていたこと+ゾンビの定石から結構外れ過ぎてるというとこがあって「その設定はOKだからなんかし理屈を教えてくれっっ!」とも思ったりもしました。厳しいですね…(私が)。
今際の国のアリス シーズン3(全6話)
【あらすじ】
今際の国でげぇむをしていた記憶を完全に失って普通の生活を送っていたアリスとウサギだったが、父の死がいまだに脳裏に焼き付いて離れないウサギは死後の世界を研究するリュウジとともに、再び今際の国に迷い込んでしまう。アリスもかつて死線をくぐり抜けたアンの力を借りて投薬により心臓を停止させて臨死状態にしてウサギを追いかける…。果たして二人は今際の国で再会することはできるのか?な話
2までは漫画の原作がありましたが、ドラマがウケまくったため新シリーズが制作され、ここから完全オリジナル脚本とのこと。おみくじ、缶ケリなど昔ながらなやつからゾンビゲームといった独自の知略ゲームなど、趣向を凝らしたゲームが続いて個人的にはまあ最後まで楽しく見れましたね。とはいえ、ゲームのルールに粗さが目立つこともあって世間的には蛇足じゃね?と言われるのも分かるっちゃ分かる…という鑑賞後感でした。おみくじの最後はめちゃくちゃ過ぎて良いですけどね。
シーズン2はアリス&ウサギと行動する仲間たちも「もうこいつら絶対死なないな」という程にキャラが仕上がって生死をかける緊張感は薄れちゃってましたが、今シーズンの新キャラ達は個性的かつ全員いい見せ場を演出しながら熱く散ってくれたのはなかなかアッパレでした。6話でサラっと見れるのもありがたいものです。
U-NEXTで見た映画&ドラマ
DROP / ドロップ
【あらすじ】
シングルマザーのヴァイオレットはデートアプリで知り合った男と久々にディナーを楽しもうとしていた。自宅に呼んだ妹に5歳の息子を見てもらって、気さくな男ヘンリーとお食事を楽しんでいたのだが、半径15m以内でやり取りができるアプリ「デジドロップ」経由で、何者かに脅迫される事態が発生。誰かに話すと、自宅に侵入している強盗に家族が殺される…!果たして犯人の目的は?な話
みんな大好き「ハッピー・デス・デイ」のクリストファー・ランドン監督の新作。ということはつまり、「良き」です。Appleで言うところのエアドロップを悪用してただただディナーを楽しんでいた女性が悪人に操られてしまうというかなり不運な設定。ワンシチュエーションの中での途切れない緊張感を持続させながらクライマックスをしっかり盛り上げる展開作りはマンマン満足の一言。こういう操られてる人の挙動がとにかく怪し過ぎるとこはあるのに一番近くにいる男が鈍過ぎるのもスパイスの一つになってましたね
ただ、ジジイになってきたのか、本作の主人公ヴァイオレットや「24」のジャック・バウアーみたいに「誰かを人質に取られて近くの優しい人に打ち明けられずに悪者に操られて何かをしなければならない」的な展開のもどかしさを見るのが結構ストレスがたまってしまったかな〜。いや、こういうの見まくってるせい?まあそれは置いといて、さすがクリストファー・ランドンとでも言うべきエンタメスリラーでした。敬具
ファイナル・デッドブラッド
【あらすじ】
大学生ステフは「自身が祖母の若い頃になり、高いタワーに登った際に1枚のコインがきっかけでタワーがぶっ壊れてそこにいた全員がぶち死にまくる」という悪夢に毎夜悩まされていた。ヤバ人間として家族から縁を切られたおばあちゃんに会いに行くと、自身もかつてその予知夢を見て大勢の人を救ったからこそ、本来そこで死ぬ運命だった人たちに死神が順番に取り憑いて殺しているのだという。その呪いは生まれるはずのなかったステフの家族にまでもちろん及び、親戚を含めた家族が一人、また一人と無惨に死んでいく…な話
殺人鬼ではなく「死神」による超おもしろドミノたお”死”で大ヒットした「ファイナル・デスティネーション」の14年ぶりの新作。絶対いつか新作作ってくれ…と願っていたら、2025年に爆裂復活してくれました。そして…。ありがとう…それしか言葉が見つからない…、な、超絶おもろスプラッタームービーでした。最高かって!!!!!なあ!!
今作は過去5作で取り憑いた姿無き死神が降臨するそもそものオリジンも描くサービスもありつつ、やっぱりアップグレードした死への連鎖が最高…!これが見たかった…。全てのシーンで出てくる全てのアイテムが「ざわめき」とともに「これ、ヤバいかもっす😅」という圧をかけ、一体どれで連鎖が巻き起こるのか予想できないのも熱いです。そして予想を裏切りつつも期待を裏切らない完璧な死のオンパレード!素晴らしすぎ!
昨今の「かつてのレジェンド映画の数十年ぶりの続編の異常なおもろさ」のおかげで、一切不安要素なく100%楽しめました。「全てのパーツが死につながるかもしれない見せ方」と、「満を持して死が発動する時の爆発力」、そして「あるあるを裏切り続けるトリッキーさ」、この三重奏が熱いです!最高!
ピースメイカー シーズン2(全8話)
【あらすじ】
世界の危機を2回も救ったのにヒーローとして世の中に認知されることもリスペクトされることもないクリストファー・スミス=ピースメイカーがくよくよしすぎた結果、自宅にあった並行世界を行き来する装置で「自分の理想の並行世界」にたどり着き、「こっちの世界めっちゃええやん…」と逃げ込もうとする。ハーコートやエコノモスなど絆を深めたご陽気メンバーはもちろんそんなクリスを放っとかずに立ち直らせようとするが、クリスはあっちの世界の「もう一人のピースメイカー」をうっかりぶっ殺してしまったのだった…な話
自分を見失ったピースメイカーがパラレルワールドに逃げ込み、再び仲間たちと確固たる信頼を築き上げようとする、ジェームズ・ガンが製作総指揮に入って根底からDCヒーローシリーズを変える新たなDCユニバースの話。シーズン1と2の間にそのプロジェクトが始動したのでシーズン1のあらすじで登場人物がしれっとDCユニバース用に歴史改変されしまうという剛腕も使いつつ、やっぱり最高に面白い!
エコノモス、アデバヨ、ヴィジランテ、そしてハーコートと、とにかく仲間が熱すぎる…。ジェームズ・ガンは絆や友情を嫌味なくピュアに描くのが本当に上手い。今後のDCUの展開に広がりを持たせるためにやや物足りなさはあった気もしたので、またこの最高の仲間に会わせて欲しい…ほんで最後こうなってどうするんだよ!
ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン シーズン3(全7話)
【あらすじ】
フランスで色々あったダリルと彼を迎えに来たキャロルは船でアメリカに帰ろうとするが、大嵐に遭ってスペインに流れ着いてしまう。そこで偶然出会ったカップルを助けたところで町まで案内されるが、その町は武装集団「エルカサル」の支配下にあり、年に一度くじで選ばれた女性を差し出すという悪習があり、そのカップルはこんな町イヤだと逃げていた最中なのであった…、な話
私はウォーキング・デッドの本編11シーズンと、3つのスピンオフ(リック&ミショーン編、マギー&ニーガン編、そしてダリル&キャロル編)をしっかり追っている日本で唯一の存在です。今更こう言ってもここから誰も見る人はいないのが切ないところなのですが、ダリルのシーズン3はストーリーが一番分かりやすくて面白いのでオススメです。行く先々で問題を起こすダリルはもはやトラブルメーカー以外の何者でもないですが、やっぱダリルはこうでなくっちゃな!という存在感はやっぱり最高。噂ではシーズン4で完結するらしく、私は無の心で最後まで追いかけたいと思います(心底楽しみにしてる…というわけではなく、ここまで来たらもはや義務として見ています)。
Amazon Prime Videoで見た映画&ドラマ
ジェン・ブイ シーズン2(全8話)
【あらすじ】
特殊能力者を育成するゴドルキン大学が秘密裏に能力者だけを殺すウィルスを開発しようとしていた。そのことを明るみにしたマリー、ジョーダン、エマは収容施設に監禁されるが、ヴォート社によって事実は捻じ曲げられてうやむやにされてしまう。シェティ前学長に変わって新たに就任したサイファー学長は精神操作能力をもつケイトを利用し、収容施設から脱走したマリーの行方を探していた。そんな中、マリーたちは大学の創立にまで遡る「オデッサ計画」という秘密のプロジェクトがあることを知り、マリーもその計画に密接な関わりを持っていたのだった…な話
スーパーおもしろヒーロードラマ「ザ・ボーイズ」の最終シーズンを前に、その世界を共有して大学生達にスポットライトをあてたスピンオフ「ジェン・ブイ」のシーズン2。あの〜すみません、めちゃくちゃおもろい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やばい!というのが率直な感想でした。スピンオフとは言いつつも完全に本家の「ザ・ボーイズ」最終シーズンに合流確定して、それが確実にかつ最高潮に盛り上がることが約束されてしまいました…。これはやばいでっせ…。
ただ、メインキャストの一人である俳優チャンス・パードモ氏がS2の撮影開始直前に交通事故で亡くなってしまうという悲しい出来事も…。そして「ブラック・パンサー」のチャドウィック・ボーズマン氏のように代役を立てずに「収容施設から逃げようとして能力を使いすぎて帰らぬ人となった」という方向に大幅に話を変える必要がありましたが、ないがしろにせずリスペクトとお悔やみをもってシナリオに反映されており、その完成度はまさに素晴らしいの一言…そしてザ・ボーイズ最終シーズンも楽しみ!!
M3GAN ミーガン2.0
【あらすじ】
AIを搭載したお人形ミーガンが暴走してから2年、製作者ジェマは政府公認のAI監視業務についていた。ある日、ミーガンのデータを基に軍用ロボット「アメリア」が作られた上、暴走し人々を殺害しているという情報が舞い込んでくる。ミーガンの製作者として国家反逆罪に問われかけたジェマだったが、バックアップを残してネット上に潜伏していたミーガンが現れ、ボディを与えてくれたらアメリアの撃退に協力するという交換条件を持ちかけられる…な話
前作ウケすぎたのに、こっちは本国でウケなさすぎて日本で予定されていた劇場公開が直前で中止になってしまった可哀想なやつ。「AI人形が自我を持って暴走する」という現代的なホラーだった前作に対して、AIという設定を考えうる限り広げ尽くし、バリバリのロボット格闘銃撃アクションに振りすぎてホラー要素を排除してしまった結果、「顧客が本当に必要だったもの」との乖離が生まれてしまったのがウケなかった原因なんですかね?ミーガン独自のオリジナリティが薄れて色んなシーンで既視感があったのも凶と出てしまったような…?(個人の感想です)
そんな背景があることもあって途中からかなり流し見になっちゃった。でもミーガンのキャラクター設定はかなり良いので、何とか巻き返して欲しいものですね…。
ブラック・フォン
【あらすじ】
子供の連続失踪事件が頻発しているとある町。フィニー少年はいじめに遭いつつも助けてくれる友達や野球でのライバル的存在がいたりと、孤独ではなかった。そんなある日、見るからに怪しい謎の男が現れ、誘拐されてしまう。監禁された部屋にあるのは断線した黒電話のみ。いつしかあの悪人に殺される…。しかし黒電話から、過去にここで殺された子供たちの声が聞こえてきた!な話
イーサン・ホークを軸にした正統派スリラーと思いきや、かつて犯人に殺された子供たちからのメッセージを黒電話を介して受け取り、それを頼りに勇気を振り絞って少年が脱出していくという、誘拐された方にスポットライトを当てている、良い意味で「おもてたのんと違うっ!」となるやつ。近々続編があるので再見しておきました(すべてを忘れているので…)。
ホラー要素はありつつもどちらかと言えばジュブナイルものという印象で、死んだ子供たちがフィニーのために様々な脱出のヒントを与えてくれて、それが重なりあっていく伏線回収シナリオは実に気持ちいい…。さらに少年と死者の関係性も序盤に提示してくれて、そこでも泣ける!そして予知夢を見がちなフィニーの妹が警察とともに夢に見た場所から監禁場所を捜索していく二軸の展開も二回目でもお見事と言わざるを得ませんでした。
誘拐犯のイーサン・ホークは出じろは控えめで、動機や目的も特に明らかにされず常に異形のマスクを装着している不気味さはあったけど果たして二作目でどうなるのか…。
試写で見た映画
ブラック・フォン2
【あらすじ】
連続殺人鬼グラバーに誘拐されるも、監禁場所に設置されていた黒い電話から通じた犠牲者からの熱い助言で危機を脱したフィンは17歳になり、やや荒れていた。予知夢でフィンの居場所を特定したグウェンは、閉鎖されたユースキャンプに導かれ、そこで無惨に殺され行方不明となった3人の少年の過去を夢で見る。そして黒い電話から、いるはずのない奴の声が…。フィンとグウェンの運命やいかに…な話
映画を愛し、映画に愛されてるので試写にて鑑賞させていただきました。続編があると聞いて「前作の時点でけっこう完成されてません!?これ以上どう話作りますのん!?蛇足になりまへん!?私の目はごまかせませんよぉ…?さあて、お手並み拝見…」という気持ちだったのですが、おもしれ〜!!!!おいおい!マジかよ!!おもしろっっ!!!とその不安を大きく吹き飛ばす完全なる傑作でした。私はかなり評価が甘いので気に食わない人もいるかもしれませんが(そんな人いたら可哀想過ぎ)、見ていて気持ちの良い続編だな〜と思った次第です。
よくよく考えると「予知夢を見る妹」に始まり、前作の時点であまり言及が無かったグラバーの過去や自殺した母親のことなど、そういえばまだまだ描ける要素あったな〜ってところを上手くさらいつつ、決してヒットしたから急いで作った的な蛇足感は感じさせずに前作から今にも影響する二人の兄妹にのしかかるトラウマや因縁なども絡めて新たなストーリーを仕立て上げたスコット・デリクソン監督の手腕はかなりお見事でした。子どもへの残虐描写もけっこう容赦が無く、見る者のグラバーへの嫌悪感の描き方も圧倒的。夢と現実を区別する映像上の見せ方も巧く、まさに夢中になってしまいました。これは面白いです!見ましょうね。
さようなら!
ということで、いくつかご紹介させていただきました。あと、そろそろAppleTVにも手を広げなきゃいけないところまで来ました。なぜなら「ブレイキング・バッド」のヴィンス・ギリガン監督の新作ドラマがApple TVで配信されるから…。
それではまた来月!

まきのゆうき











