こんにちは、やたら映画とドラマを見ている者です。

田舎暮らしをしているため通勤時間が長く、ついつい映画やドラマを見まくってしまうので、この場を借りて私が2025年8月に見て良かった映画&ドラマをご紹介させていただきます。何を見ようか迷ったときの参考にしてください。

それにしても8月は色んな媒体で気になるドラマが次から次に配信されて、毎週忙しいです!!!

 

 

Netflixで見た映画・リアリティーショー

ミステリー「木曜殺人クラブ」

【あらすじ】
上品なじいちゃん&ばあちゃんが結成した「木曜殺人クラブ」では、過去の未解決事件を毎週木曜にあーだこーだ改めて推理して余生を過ごしていた。ある日、みんなが所属している老人ホームの関係者が殺される事件が発生し、身近なところで起こった殺人事件にじいばあは大興奮。雑務ばかりで不満を抱える新人警官を丸め込んで警察の情報を共有してもらいつつ、マジの事件解決に乗り出す!な話

イギリスで100万部売れたベストセラー小説が原作のミステリー。マジで全く知らなかったけど、ヘレン・ミレン&ピアーズ・ブロスナンが主演、そして監督にクリス・コロンバスと、ただならぬ雰囲気がしてる…と思ってでた結果、かなりおもしろかった!

上品で聡明なクラブ創設者のおばあちゃんと真摯なおじいちゃん二人に、看護師の知識があって死体の写真から色々推察できる新入居者おばあちゃん(事あるごとにめちゃくちゃでかいケーキを作ってくれるのが可愛い)を仮入部させて、新人警官を取り込んで独自に捜査していくという雰囲気が他のミステリーと一線を画する感じで見てて安心感がありました。殺人事件が起こりつつもどこかでワクワクしてる感じが見て取れるし、物騒なテーマだけど事件の推理を「じいばあの余生の新たな趣味」としていい感じに昇華してるのも斬新!

「そこがつながる!?」という予想がつかない真犯人に締めくくりもお見事だったので、役者のみんながまだ元気なうちにシリーズ化してほしいな〜と切に願わずにはいられませんでした。特にヘレン・ミレンさん、80歳で主役を張ってあんだけセリフ覚えてんのすごすぎ!

■オススメ度:★★★★★

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サスペンス「それでも夜は訪れる」

【あらすじ】
リネットは家族三人で小さな家に暮らしているのだが、地価の高騰により家賃が払えなくなり追い出される寸前。支払い期日までに手持ちの2.5万ドルで家を買い戻そうと思ったが、その頭金でいきなり母が高級車を買ってくるという暴挙に唖然とする。このままでは発達障害の兄は施設にぶち込まれ、露頭に迷う…。リネットは一晩で大金を作るため、過去にトラウマを与えた男達にすがりつく…な話

「ファンタスティック4:ファーストステップ」のインビジブルウーマン役が記憶に新しいヴァネッサ・カービーさんがかなり熱い演技で引き込んでくれる、アメリカの社会問題に焦点を当てたまあまあ救いのない話。なかなかおもろいです。

都市の再開発で中高所得者が移り住んで地価が高騰して、低所得者が住み慣れた場所から立ち退きを余儀なくされる「ジェントリフィケーション」という社会問題を下地に、一晩で嘘と罪を重ねて奔走する姿はかなり痛々しすぎ。恥を忍んで男に金を無心するも「そんな話は聞きたくない」と断られ、金を貸してた友人の女を頼っても話を聞いてくれず、その後も金を作るためにその行動はエスカレート。何故こうなった!何がこうさせた!と、戻れないところまで堕ちていくその姿は決してフィクションではなく、現実にありえなくはなさそうなリアルがそこにありました。

邦題が「朝が訪れる」じゃなく「夜が訪れる」っていうのも、この暗いテーマを上手く表してる珠玉のタイトルになっててそこもアッパレ。胸糞映画はやはり良さがある…。

■オススメ度:★★★★☆

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クライム「偽りなき日々」

【あらすじ】
名門大学で法律を学ぼうと希望に満ちていたシーモンだったが、街に到着して早々デモ行進と警察の小競り合いに巻き込まれてしまい、正義の名の下に犯罪を繰り返す集団のメンバーマックスに助けられ、そのアナーキーな魅力に取り憑かれてしまう。シーモンは日常のしょうもなさを埋めるかのように集団と行動を共にするが、次第にその行為はエスカレートしていく…な話

スウェーデンのサスペンスで、ネトフリの海外再生数ランキングで割と上位に食い込んでたので試しに見てみた。静かで丁寧な作り込みで、タイトルの意味も含めてなかなか良いです。

金持ちから金品を奪ったり破壊工作を行う正義の名のもとに犯罪を行う集団なんて法律を学ぼうとする人間からしたら一撃で非常識であることは分かるはずなのに、ルームメイトの金持ちからめちゃくちゃ見下され、日々の虚しさも感じててストレスたまりすぎてどんどん堕ちていく過程がなかなかダーク。ただ日本人からしてみたら現実感が無さすぎてかなり取っつきづらく、表面的な派手さがかなり抑えられてる故に結構つまらなさを感じる人はいそうですね。そして主人公を翻弄するヒロインがおばさんにしか見えないというのも良くなかったかも…?

■オススメ度:★★★☆☆

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スリラー「ブリック」

【あらすじ】
ティムとオリビアはとある家族の問題でかなり溝が出来てしまい、ある朝オリビアは出て行くことを決意した。ティムはちょ待てよと引き止めようとしたが、オリビアがドアを開けると、そこには黒い壁がビタっと塞がっており、出られなかった。何じゃこりゃ!?窓も全面塞がって閉じ込められてる!ネットも通じないし水も出ない!電気は何故か通じる!二人はここから脱出することはできるのか?な話

朝起きたらいきなりドアや窓が黒い壁でビッタリ塞がってて全く外に出られなくなってしまった…というドイツのワンシチュエーションスリラー。私は「ゼイカム -到来-」という誰も知らない映画(Filmarksレビュー数491、平均スコア2.6の本当に誰も知らない映画)みたいだな…と思ったんですが、誰にも伝わらないですね。まあそれはさておき、粗はありつつも個人的には好みでした。

トンデモ設定ながら裏には何故こうなってしまったかという理由がしっかりあり、そこを真正面からのロジックで謎を解いていくのは結構良かった気がします。ただ、ストーリーの都合上どうしても電気が必要だったのか、電波が通らず水も断水してる割に電気だけ通ってるのだけはちゃんと理屈を説明して欲しかったかも…細かいことは気にしちゃいけないとは分かってるんですが、そこだけはどうしても教えて…。

■オススメ度:★★★★☆

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クライム「ギルティ」

【あらすじ】
911緊急通報指令室のオペレーターであるジョーの元にとある電話が入った。子どもに話しかけるような涙まじりの女性の声、車の騒音、要領を得ない回答…慎重に質問をすると、どうやら誘拐されて犯人にバレないように電話で助けを求めているらしい。ジョーは電話の「声」と「周囲の音」だけを頼りに特定を急ぐが、周囲で発生した山火事のおかげで警察や救急隊はてんやわんやだった。果たして助け出すことはできるのか?な話

同名のデンマーク映画を、ネトフリ×ジェイク・ギレンホールでリメイクしたやつ。実に面白いです…。原作同様、電話の向こうを一切見せずにオペレーター1人の顔だけを映し続けて、誘拐犯や被害者なども出さずに声と音だけで何が起きてるのかを推理しなければならないという、映画としてはかなり挑戦的な構造なのに、臨場感が半端ではない作り込みは原作に引けを取らずスリル満点!そこにカメレオン俳優ことジェイク・ギレンホールの高い演技力がありゃもう盤石の完成度ですわ。

誘拐事件の行く末という本筋に加えて、彼がなぜこの指令室に飛ばされたかなど、感情に訴えかけつつ巧妙に隠された予想を裏切る仕掛けも納得感が高くて素晴らしいですね。つまりあっぱれクライムムービーということ…。「イコライザー」シリーズのアントワーン・フークア監督の作る映画はかなり素晴らしいですね。

■オススメ度:★★★★☆

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お料理「白と黒のスプーン 〜料理階級戦争〜」

韓国の超有名シェフ(白スプーン)20人&無名だけど腕は確かな料理人(黒スプーン)80人が様々な料理をふるまって優勝者1名を決めるという、映画ではなくお料理リアリティショーなのですが、おもろすぎる!!!のでここでもご紹介させていただきます(有名ですが)

大統領お墨付きの料理人、25年以上アメリカで腕を振るった鉄人など続々と出てくる超強敵の白スプーンに対して、学校の給食をひたすら作り続けたおばさん、美味しんぼなどの料理漫画だけで独学で料理を覚えた超天才など、無名の黒スプーンも少年マンガみたいな人たちが出てきて最高に熱い!日本版もぜひやってもらいたいものですね…。

ただ、見た人なら分かると思うんですけど第4ラウンドの「緊急事態」だけは理不尽&納得できません!!!

■オススメ度:★★★★★

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U-NEXTで見た映画

謎「ドット・ジ・アイ」

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【あらすじ】
カルメンはバーナビーという男と結婚を誓い合い、幸せの絶頂だった。独身最後の日、女友達と飲み会をしている時にキットという男が三人連れで店にやってきた。そして「独身に別れを告げるために最後に誰かとキスをする」というフランスの狂った慣習に乗っ取り、カルメンはキットとキスを交わす。しかしやたら情熱的にやってしまい、カルメンの心は揺れ動いてしまう…果たしてこの三角関係どうなる?な話

SNSで「何も調べず見て欲しい」という情報が回ってきて、ちょうど何も知らなかったので同じく気になってた妻と見てみた。独身最後の日に知らん男とキスをするというフランスのやばい慣習(本当にあるのか不明。そんなもんあってくれるな…)に始まり、全員があり得なさすぎる行動を起こしまくって誰にも感情移入できずに「何なんだこいつらは…」と思って途中までかなりやばかったです。そう、途中までは…。

でも、違和感に秘められた驚きの仕掛けをしっかり種明かししてくれたおかげで、何とかギリギリのところでおもしろが勝つ…!という、細い綱渡りを渡りきるかのような話でしたね。妻と「やばすぎるだろ…」といちゃもんつけつつも最終的には気持ちよく裏切ってくれた良き映画体験でした。調べずに見るという忠告は本当に仰る通り。ちなみに、20年前の映画で、売れる前のめちゃくちゃ若いトム・ハーディ(ヴェノム)とチャーリー・コックス(デアデビル)が出ています。

■オススメ度:★★★☆☆

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ミステリー「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」

【あらすじ】

👨‍🦳おじいちゃん作家「死にました」

🕵️‍♂️名探偵「匿名で捜査の依頼があったんだが…犯人はこの中にいます!」

🧑🏻‍🦳👨🏻‍🦱👨🏼👩‍🦰🧑‍🦰👨‍🦰👩🏻👦🏻一癖も二癖もある家族たち「「え〜!?!?」」

🕵️‍♂️「こいつら…調べれば調べるほど証言にウソばっかりだ!」な話

最近U-NEXTの「ポーカーフェイス」っていう推理ドラマがかなり好きて、クリエイターのライアン・ジョンソンが過去に作った本作もかなり良かったよな…でもマジで全部忘れまくったな…とおもい、5年ぶりぐらいに再見。やっぱり面白い、面白すぐる…。まさにおもろのまさかのミステリー。

ミステリー小説で一時代を築いた富豪のおじいちゃんが死んでる状況から始まり、そこからお気楽警察と名探偵が家族を事情聴取し、事件発生前は回想シーンで展開するという構成。過去と現在、そして殺害後の出来事が時系列をバラバラにしつつも今どういう状況で誰が怪しいのか手に取るように見える分かりやすさは、ミステリーものをあんまり見ない人でも楽しめそうでしたね。それぞれの証言と実際の行動がかなり食い違って疑問が積み重なっていくのも犯人像がぼやけていって良かったな。

ダニエル・クレイグ(007)、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)、アナ・デ・アルマス(最近公開されたバレリーナの人、)ジェイミー・リー・カーティス(ハロウィンのローリー)、マイケル・シャノン(テイク・シェルターの人)、トニ・コレット(ヘレディタリーのおばさん)、クリストファー・プラマー(レジェンド俳優)などなど名優たちの演技に、コミカルな演出も交えた大胆なトリックはかなり見ものです。改めておすすめです。

■オススメ度:★★★★★

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Disney+で見たアニメ

MCU「アイズ・オブ・ワカンダ」

【あらすじ】
超文明国ワカンダの勇敢な戦士たちが様々な時代の裏で活躍していた…という話

ブラックパンサーやアイアンハートと密接に関わりのある、マーベル・シネマティック・ユニバースの世界で重要な架空の金属「ヴィブラニウム」が産出されるワカンダ王国の戦士たちが、歴史的な出来事の裏で実はかなり活躍していた…という感じ。ルーツが知れて歴史を辿ることができる感じでおまけ的要素が強く、「なるほど〜」と思いつつ、まあ…普通っちゃ普通な仕上がりではあったかな…とは思いました。1話30分×4エピソードと超お手軽に見れるのは嬉しいですね。

■オススメ度:★★★★☆

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劇場で見た映画

ホラー「近畿地方のある場所について」

【あらすじ】
オカルト雑誌編集長が渾身の記事を完成させる直前に失踪してしまった。部下の小沢とライター千紘は彼が失踪前に書こうとしていた特集記事の映像資料を調べたが、集団ヒステリー、少女失踪、廃墟の凸生放送など、どれもかなりやばいものであった。さらに映像を注意深く見ていると、全てに共通点があり、近畿地方のある場所へと導かれていくのであった。果たしてそこに何があるのか…な話

ウェブ版を途中まで読んだレベルのにわかですが…良い!ホラーオムニバスとして一つ一つの記録映像のホラー描写がとにかく素晴らしすぎ!不気味さ、怖さ、気味悪さ、全ての要素が次から次に襲いかかってきて心休まらない構成もお見事!そしてパズルのピースのように少しずつ合わさって真相が浮き彫りになるストーリーもかなり腑に落ちる感じでわかりやすいし、何より怖い!!

そして原作を最後まで見てなくても白石晃士監督のエッセンスがふんだんに盛り込まれてるんだろうなーっていうのが見て取れるクライマックスの白石節も最高。どこまで改変されてるかかなり気になったので今度図書館で借りるかな…(小説はほぼ図書館で借りて読むスタイル)。いやーとにかく良かった。日本のホラーを支えるのは白石晃士!あんたや!

■オススメ度:★★★★★

 

 

特に意味のない爆発で告げる別れ

というわけで今月はこんな感じでした。それではまた来月!