こんにちは、ペンギンです。

 

近所のスーパーでたまたま目に入って、クロスワード雑誌を買ってきました。

 

スーパーマーケットのレジそばにある棚。

『肝臓に優しい献立レシピ』とか、『ザ・テレビジョン』とかと同じ棚にある、クロスワード雑誌。

 

なぜ買ったかというと、懐かしかったからです。

 

当時の記憶

ペンギン、8歳。

 

長期休みで、おばあちゃんの家に放り込まれていました。

 

おばあちゃんの家というのは、基本的にです。

おもちゃもないし、ゲームもない。友達もいない。

おばあちゃんは1日中、花に水をあげている気がする。

 

そんなおばあちゃんは、よくクロスワードをやっていました。

おそらく、スーパーマーケットのレジそばにある棚。

おそらく『肝臓に優しい献立レシピ』とか、『ザ・テレビジョン』とかと同じ棚にある、クロスワード雑誌。

 

きっと、いつも買い物に連れてってくれる近所のスーパーマーケットで買ってきたに違いありません。

なぜならば、おばあちゃんは何でも近所のスーパーで買うから。

おばあちゃんは、近所のスーパーに行けばなんでもあると思っている。

僕がベイブレードを欲しがった時も、近所のスーパーに連れて行ってくれました。

 

でもベイブレードは売っていませんので、かわりにポケモンの指人形がおまけで入っているラムネみたいなのを買ってもらいます。

だからこのクロスワードも、きっとあのスーパーで買ったに違いありません。

 

ダイニングテーブルに腰かけて、老眼鏡を掛けています。

おばあちゃんが老眼鏡を掛ける時点で「これからクロスワードをやる」ということが伝わってきます。

 

僕はおばあちゃんと一緒にクロスワードをやるのが好きだったので、老眼鏡が掛かるか掛からないかくらいでテーブルに飛んでいきます。

おばあちゃんは、本当は自分で解きたかったのかもしれませんが、いつも僕に雑誌を差し出してくれました。

 

===

 

ということをふと思い出して、久しぶりに買ってみました、クロスワード

 

クロスワードなんて今時アプリとかでも簡単に出来るんですが、このアナログ感が良いんですよね。

 

ちょっと、当時のことを思い出しながら解いてみましょうか。

 

※以下、クロスワードの出題は筆者の自作です

久しぶりにクロスワードを解く

たての1:

花粉症の季節には欠かせない!

はいはい、「マスク」ですね。

 

たての4:

海や川で魚をとろう

「つり」です。

 

こういうすぐ分かる単語は、8歳当時の僕でも簡単にスラスラッと解くことができました。

8歳なりに脳みそを使って背伸びしながら遊べたので、楽しかったのを思い出しますね。

 

たての2:

〇〇 ⇔ 利息

「りし」です。

そういえば、この「利子 ⇔ 利息」の単語セットって、僕はクロスワードで覚えた気がします。

 

クロスワードって、ものすごい沢山出るんですよ、「利子 ⇔ 利息」問題が。

「〇〇 ⇔ 利息」の場合もあれば、「〇〇 ⇔ 利子」の場合もあります。

1冊の中で何度も何度も「同じ問題」が出るので、嫌でも覚えてしまいます。

8歳の僕は全く意味も分からず、とにかく「利子 ⇔ 利息」という方程式だけを覚えていました。

(実際のところ、対義語ではないっぽいんですが)

 

たての3:

秋の日は〇〇〇落とし

「つるべ」です。

これも、僕はクロスワードで覚えました。

 

 

8歳。

最初は解けるところ(美味しいところ)だけ好き勝手にクロスワードを解いていますが、

 

全くわからない問題も当然出てきます。

こういう時に、

 

「おばあちゃ~~ん!!」

遠くでまた水やりを始めているおばあちゃんを呼びます。

 

遠くのまま、クイズみたいな感じで問い読みをします。

 

うっすら「つるべ」と聞こえます。

聞いたことがなさすぎる単語なので、ちゃんと聞き取れたかどうか不安ですが、でも「つるべ」と書くしかありません。

 

へぇ、秋の日は「つるべ」落とし

なんだそれ。どういう意味?

まあいいか。クロスワードに「意味」とか必要ないんでね。

 

たての3:

秋の日は〇〇〇落とし

というのを繰り返しているうちに、いつの間にか覚えた単語が「秋の日はつるべ落とし」です。

 

だから「つるべ」は、おばあちゃんから教わった単語ということですね。

クロスワードを今やらなかったら、一生思い出せなかったかもしれない。

 

たての7:

花びらのこと

 

「おばあちゃ~~ん!」

「花びらのことって、なんて言うの~~!!??」

 

質問にすらなってない質問をしながら、徐々にマスを埋めていましたね。

懐かしいなあ。これは「かべん(花弁)」です。

 

「かべん」も、クロスワードでおばあちゃんから教わった単語だと思う。

クロスワードに出がちな単語って、絶対ありますよね?

 

よこの1:

クリームがたっぷり!日本で一時期大流行しました

「マリトッツォ」ですね。

これはおばあちゃんではなく、『王様のブランチ』らへんです。

 

小学校だと、「小さい”ッ”」国語ノートのマス4分の1に小さく書くように教わりました。

 

しかしクロスワードでは、文字の大小が区別されないので、

 

「小さい”ッ”」も大きく書かないと、「秋の日はるべ落とし」になってしまいます。

だから、「マリトッツォ」ではなく、

 

「マリトツツオ」なんですね。

おばあちゃん、ちゃんと覚えてますよ。

 

また、「シ」「ツ」が区別できないような書き方をすると、あとで困るのは自分です。

 

マリ・・・シシ?

マリク師匠ししょ(Mr.マリックの弟子がマリックを気安く呼ぶ時の名前)

 

クロスワードを解けなくなるから、字は読めるように書かなきゃいけないんですよね。

大事なことは、クロスワードを介しておばあちゃんから教わりました。

 

 

たての10:

幼なじみのことを「〇〇の友」ともいいます

 

これも。

 

 

たての11:

もどかしいことのたとえ。〇〇から目薬

 

これも。

 

全部、おばあちゃん由来。

全部、クロスワードで覚えた単語です。

 

 

よこの14:

野山にあるお墓のこと

「野山にあるお墓って、なんて言うの?」

「それは知らないねえ」

 

おばあちゃんがわからないなら、もうお手上げです。

しかし他を埋めていくと、

 

「の、ば、か」

「ノバカ!」

 

「おばあちゃ~~ん!」

「野山にあるお墓のことは、ノバカって言うんだよ~!!」

 

おばあちゃんが知らない単語を教えてあげる、偉い孫。

こういう、もはや帳尻合わせとしか思えない謎単語も、クロスワードならではでしたね。

 

 

なんだか言葉って、大人になると当たり前すぎて何とも思わないですが、そういえば全部こうやって1個ずつ1個ずつ、教わったり経験したりして覚えていったんですよね。

すごいなあ、言葉。

 

 

そうしているうちに、全部埋まりました。

 

この「ー(伸ばし棒)」の書き方が、悩むんですよね。

 

ヨコから読むなら「ー」なんですが、

 

タテから読むなら「|」じゃないですか!?

 

「ー」なの!?「|」なの!?

 

どっち!???

 

 

わあああああ!!!

 

 

僕は当時、パニックを回避するために「十」と書いていました。

でもこれは妥協にすぎず、納得はできません。

 

「どっちだって構やしないんだよ」

 

どっちだって構やしないことなんかあるんだ・・・。

尚も納得はできないものの、心は落ち着くのでおばあちゃんに感謝していました。

 

 

 

というわけで、今は「ー」で落ち着いています。これも、今回思い出した大事なことです。

 

最後はA~Eのアルファベット順に文字を拾って、懸賞キーワードの完成です。

 

懸賞キーワードをハガキに書いて応募すると、圧力鍋みたいなのがもらえるらしいですが、当時も今も僕は応募しません。

解ければもうスッキリだし、8歳の僕も、大人の僕も、圧力鍋なんて何に使うのかよくわかっていないからです。

 

え~っと、キーワードは・・・

 

「ぴ」

「ー」

「こ」

「つ」

「く」

 

ーこつく?

 

ああ、

 

 

 

おばあちゃんが通ってた近所のスーパーでした!

 

 

(おしまい)

 

 

※クロスワードの出題は筆者の自作です

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