ブロス編集部です。

ようやく年末年始ムードも終わって、お仕事が始まった方もいらっしゃるかと思います。ですが、まだまだもうちょっと浸りたい…明日(2025/1/12)も休みだし、もうちょっとだけ…。という声が聞こえてきましたので、バーグハンバーグバーグ社員に「迷ったら見て欲しい映画」を聞いてみましたのでご紹介いたします。もう少しあがこう!

 

 

電気バチのおすすめ映画

笑いのカイブツ

【おすすめ人:電気バチ】

伝説のハガキ職人“ツチヤタカユキ”の自伝的小説をもとにした映画です。

当時、同じラジオ番組に投稿していました。彼の登場は非常に鮮烈で、いきなり知らないラジオネームが読まれたかと思いきや、通常週1回読まれたら狂喜乱舞のところを何通も読まれており、しかも全部面白くて、なんだこの人は!となった記憶が今でもあります。

その後彼は数々の投稿コーナーで圧倒的な採用数を誇り、そして誰も正体を知らないという、まさに伝説的な存在でした。

僕も彼を追うように投稿数を上げたりしていました。個人的には堂々と本名で投稿するところがかっこいいと思ってました。そんな人、見たことなかったです。

そんな類まれな才能を持つツチヤ氏もやがてラジオ番組のパーソナリティである芸人さんから「構成作家にならないか」と声を掛けられ上京します。昔はそういった話がちょくちょくあったようですが今では相当稀な話かと思います。

ところがこれまた圧倒的な“人間関係不得意”によってギクシャクし、怒られ、嫌われ……。

なんでそんなことするんだ!?なんでこんな上手くいかないんだ!ツチヤ!才能だけではどうにもならない「社会」の難しさが切ない。

主演の岡山天音さんの名演はもちろんのこと、「ベーコンズの水木」を演じる板橋駿谷さんの“似具合”も注目な作品です。

 

 

かんちのおすすめ映画

最後まで行く

【おすすめ人:かんち】


2014年公開の韓国映画『最後まで行く』の日本版リメイク作品で、僕はオリジナルがあるのを知らずに鑑賞しました。

刑事の工藤(岡田准一)が危篤の母のもとへ車を飛ばす途中、うっかり男をはねて殺してしまい、慌てて遺体を車のトランクに隠してその場を離れるも、その先には検問が……から始まるノンストップサスペンス映画。徐々に追い詰められる刑事と、それを追う監察官(綾野剛)による展開が読めないストーリーで、オリジナルを知らずに観たので、この先どうなっちゃうの〜!?と結末までハラハラしながら楽しめました。

焦燥感がすごい岡田准一の演技も、冷徹で執拗な監察官役の綾野剛の演技も最高!

 

 

原宿のオススメ映画

トゥモロー・ワールド

【オススメ人:原宿】


最近びっくりしたこと。人類が出産能力を失ったディストピアを描く「トゥモロー・ワールド(2006)」の舞台が2027年って、今の西暦と近すぎ!ということ。

緊張感が凄すぎて、見ると手に汗ぐっしょり、瞳孔開きっぱなしになってしまう高カロリー映画なのですが、車の周りをカメラがぐわんぐわんと回る異常な長回しシーンなど、もし(体力があって)まだ観ていない人がいたらぜひともススメたい素晴らしい映画です! 大好き!

 

 

みくのしんのおすすめ映画

モンスターズ・ユニバーシティ

【おすすめ人:みくのしん】

モンスターズ・インク第二作目。

あのサリーとマイクの学生時代。怖がらせ屋になる前のお話なんですけど、これがすげー当時映画館でみてかなり精神的にもたれられて、今思い出してもうれしくて好きです。

おおよその話はまとめるのが難しいし、下手だしであんまり言えないんですが、マイクとその仲間たちでチームになって、怖がらせ部っていう、怖がらせ屋を目指すモンスターが入る部活?みたいなのがあるんですけど、みんなめっちゃかわいくてお前ら全然怖くね―じゃん。みたいな結構イヤなこと言われるんですよね。いや〜もう。なんか自分自身にすごく自身が無くて、誰かにそう言われたわけじゃないけど、そうやって思われてるんだって思うことも多くて、もう、僕もマイクのチームのメンバーでしたので、悲しかったんですよね。

そこである日、他のチームに勝つためにモンスターズ・インクに忍び込んで本場の怖がらせ屋の仕事を生で見て勉強するぞ!ってマイクが言うんですよね。まじかよーって思いました。だって怒られたら怖いじゃん。でも、忍び込んだ先で、たしかマイクが「プロの仕事を見て共通点を見つけるんだ」みたいなこと言ったんです。

なるほどと。たしかにここでコツみたいなものがあれば真似できるぞ!って思って食い入るように見てたんですけど、なんかあんまり共通点ってなかったんですよね。だから「うーん……あんまり無いかも」って確か言った。僕が。そしたらマイクが「そうだよ。みんながそれぞれ違ってる。一流の怖がらせ屋はその違いを武器にするんだよ」って言ったきてさ〜〜〜〜〜!!!!もう〜〜〜〜〜!!!!僕それ聞いてえ〜〜〜〜〜!!!!って。もう〜〜〜〜〜〜!!!って。めっちゃいいこと言うじゃん〜〜〜〜〜〜!!!って。好き〜〜〜〜〜〜!!!って。

今でも大好きな言葉で、自分の行動に対して不安になる時もたまに思い出して、自分だけの違いを大事にしよ。って思えるんです。

 

 

まきののおすすめ映画

カーター

【おすすめ人:まきの】

裸で寝ていたカーターが目覚めると、複数の捜査官が銃を構えて押し入ってくる。記憶も一切無いし、ベッドは血まみれ。耳に埋め込まれた通信機から自分だけに謎の指令も聞こえてくる。訳もわからぬままいきなり大乱闘に巻き込まれて開始数分で何十人もぶっ殺したのだが、一体何が起きている…?というあんまり知られてない韓国のアクション映画。

一言でいうと、「カメラワークがマジで異次元すぎ」で面白いです。アクションカメラやドローンなどを駆使して、マジで今までに見たことのない超次元アルティメットディメンションカメラワークで、しかも2時間14分ワンカット長回し風で撮影しちゃってるエンドレス爆裂アクション。つまり狂い過ぎ!あまりにも凄すぎてストーリーを全く思い出せなくて「とにかくアクションやばすぎたな…」という記憶しか残ってなかったのもすごいです。本当にストーリーが全く頭に入ってこないくらい凄すぎるからすぐ見て…。

カメラワークがあまりにもめちゃくちゃ過ぎる上に長回し風に見えるシーンのつなぎ目がかなり不自然なところやCGの粗さはかなり目立つものの、そんなことって最早この映画ではどうでもよくって、最初から最後まで全く勢いが落ちることなく永遠に盛り上がっていくこの熱量を体感して欲しいですね。「次は何が起こる!?どこで戦う!?」という期待を大きく超えて目まぐるしく変わっていく戦いの舞台で戦う、もはや笑えるレベルでの圧倒的無敵の主人公!

本格的に終わりそうな正月ムードを、これを見て吹き飛ばしましょう!

 

 

さようなら

以上!みなさんのおすすめの映画があればまた教えてくださいね!

敬具