知り合いからドリアンをもらったので食べるぞ!

 

 

 

会社で勝手に!

 

 

袋から出しただけで香り立ち充満する独特の臭気にたじろぐ野次馬たち。

「かをり果樹園」が栽培している、マレーシア産の高級ドリアンとのこと。

 

 

付属の説明書によると、ドリアンはおしりにある星型のマークに包丁を入れるとキレイに切れるとのこと。ジョースター家の印と同じですね。

 

 

言われたとおりにやってみたら意外と簡単に切れました。ただ見ての通り外皮がトゲトゲなので、油断していると手が傷だらけになります。ヨッシーアイランドでいうと一撃でヨッシーが死ぬタイプのトゲに似ています。軍手があれば使ったほうがよいでしょう。

 

 

中にはこういう形の房がいくつか入っています。「黄色いタラコ」みたいな感じの、しっとりした質感。

 

 

全て取り出すとこんな感じ。星型の印に沿って切ったおかげで、傷つけることなく房を出せました。

 

 

怖いものみたさで集まってくる野次馬たち。意外でしたが、皮と比べると中身にはさほど強烈な臭気はありません。

 

 

実食!

 

 

なるほど。

 

 

想像以上に複雑な味わいなので感想を書くのが難しいです。感じたことをそのまま箇条書きにしてみたいと思います。

 

 

ドリアンを食べた感想

・食感はクリーム状。

・マンゴーのようにトロトロした部分と、バナナのように繊維質な部分がグラデーションになっていて、食感に変化がある。

・味はかなり濃厚で糖度が高い。系統としてはマンゴーに近い。

・甘さに覆いかぶさるような独特の臭気がかなり強い。

・たとえるなら、腐ったネギや玉ねぎが出す硫黄臭に似ている。冷蔵庫の奥で腐った野菜みたいな匂い。

・日本人の感覚からするとかなり臭いのだが、この臭さがドリアンにとっては大切な個性として機能しているので、邪魔だとは感じない。

・慣れない風味に最初は「オエッ」となる。

・2口、3口と食べるうちに臭気に慣れてきて「複雑な旨味」を味わうためのルートが一瞬光った感じがする。

・わずかに見えたそのルートを追いかけようと頬張ると、許容できる生臭さが限界を超えてまたオエッとなってしまう。

・それを繰り返しているうちに、ドリアンを理解するためのソフトウェアが自分にインストールされていく感覚がある。

・もしこの味にハマったらドリアン以外では欲求を満たせないだろうなという予感がする。

・口に合わなくても「ゴメン!」とこっちが謝りたくなる味。

・胃の奥からドリアンの香りがしてくるのがわかる。

・日本人が親しんでいる「旨い」の様式とまったく文法が違うので、味わうたびに謎が増えていく。それを確かめたくてまた口に運んでしまう。

・いま「臭い」と感じているこの感覚がどこかのタイミングで裏返って「いい匂い」になるのだろう、という強い確信がある。

・訓練の必要な味。

・その先には確実に美味があるとわかる味。

 

 

ドリアンは噂に違わぬ強烈な臭気と独特な味わいでした。しかし匂いだけでなく不思議な魅力も満ちており、「これは一体何だ?」と理解したくて口に運びたくなるのが印象的。他のどの果物とも違う個性をぜひ一度は試してほしい味です。

 

匂いが週明けまで定着したので、職場で開封するのはオススメしません。