飛行機ってすごすぎる。そう思いませんか?

あんなにでかい金属の塊が空を飛んでるのもすごいし、めちゃめちゃな距離を移動できちゃうし本当に信じられないですよね。

 

 

今回はそんなすごすぎる乗り物、飛行機の操縦をリアルに体験できる『Microsoft Flight Simulator 2020というゲームを紹介します。

プレイできるのはWindows、Xbox Series X/Sのみとなりますが、ゲームパス対応なのでハードさえあれば気軽にプレイできちゃいますよ。

 

フライトシミュレーターってこんなゲーム

 

「Microsoft Flight Simulator 2020(以下MSFS2020)はその名の通り飛行機のシミュレーションゲームです。

こう聞くとただのリアル志向シミュレーターかと思ってしまいますが、このゲームのすごいところは地球全体がそのままマップ」になっていて「どこでも好きな場所に行ける」こと。

 

例えば、世界で一番有名な遺跡の周りを飛んでみたり…

 

山々に囲まれた湖畔を飛んでみたり…

 

美しい街並みを上空から眺めてみたり…もいいんですが!

地球全体がマップということは、こういった観光名所以外に「自分の家」とか「いつも使ってる駅やスーパー」みたいな場所へも飛べるんです。

しかも、そういう身近な場所をゲーム内で飛んでみるとかなり楽しい
ストリートビューで自分の家を見に行ったときの「本当にある!」みたいな感動が、もっと立体的に自由な視点で感じられるわけですね。

 

例えばこちら、僕が昔よく行っていたイオンモールの上空です。

ピラミッドを前に古代エジプトへ想いを馳せてもいいし、イオンの上を飛んで「ヴィレヴァンの福袋を初めて開封したときの気持ち」を思い出してもいい。本当にどこにでもいけちゃうから。

(余談ですが、Bing Mapや衛星写真から生成されたマップデータは「2.5ペタバイト以上」もあるらしいです。当然そんなデータを保存できるゲームハードは無いので「クラウドサーバーからダウンロードしながら描写する」という方法で地球全体を再現しているんだとか)

 

バーグハンバーグバーグまでフライトしてみよう

 

では、自由にフライトプランを立てて飛ぶワールドマップモードで実際に遊んでみましょう。

 

 

まずは画面の地球儀で出発地と到着地を決めます。

せっかくなので、今回は最終的な到着地を中目黒の株式会社バーグハンバーグバーグ(オモコロブロスの運営会社)にしてみました。

 

「新千歳空港→羽田空港→小型機に乗り換えて中目黒に行く」というのが今日のフライトプラン。現実でもギリギリ不可能ではなさそうですね。

発着地が決まったら、いざテイク・オフ!!

 

ここが出発地の新千歳空港。

一部の空港は、DLCとして精細に再現された3Dモデルを導入することができます。(※画像は導入後)

 

まずは離陸するところからゲームが始まります。

ちなみに今回選んだ旅客機「エアバスA320neo」は、実際に国内でも運用されてる機体らしいですよ。

 

エンジンをフルスロットルにして、一気に加速!

(この瞬間っていくつになってもちょっと緊張しますよね)

 

無事離陸できたようです。大抵の操作にはガイドが出てくれるので安心。(現実もこうならいいのにね) 

 

ここまでずっと三人称視点で操作してきましたが、一人称視点に切り替えることも。(基本はこっちらしい)

コックピットの計器やスイッチ類はだいたい操作できるので、旅客機パイロットになりきってのシビアなプレイも可能です。

 

こちらは我々にも馴染み深い「シートベルト着用サイン」のON/OFFスイッチ。あれってここで点灯させてたんですね。

切り替えてもゲーム上で特に何か起こるわけではないんですが、しっかり「ポーン」っていう音が鳴ってくれます。(地味に嬉しい)

 

言い忘れてたんですが…このゲーム、物理法則や航空機の性能も現実に即しているためフライトにかかる時間も現実世界と同じなんです。

(今回の新千歳・羽田間は1時間以上かかるし、海外まで飛ぼうとすれば相応のプレイ時間が必要)

 

「そんな長時間ずっと操作してられないわよ!」という方のために、AIパイロットが自動で操縦してくれる機能もあります。ゆったり空の旅を楽しみたい方にオススメ。

 

ここで一度AI操縦に切り替えて、キッチンでコンソメスープを作ってきました。乗客視点に変えれば気分はだいぶ国内線っぽい。

 

やっぱりシミュレーションゲームって没入感が大事ですよね。

 

上空から日本を見てみる

 

空から地形を眺めるのも、MSFS2020の楽しみの1つです。

 

航路を確認すると、当機はこれから猪苗代湖(福島県)の上空を通るようです。このままの高度で通過してもいいんですが、もっと近くで見たくなったのでAIパイロットから操縦桿を奪い返します。

 

 

高度33,000ft(約10,000m)からの急降下!

 

 

猪苗代湖の上空7800ft(約2,500m) くらいまで降りてきました。きれいな湖だな~

 

そのまま高度を1200ft(約370m)まで落として、地上スレスレを飛んでみたりもしました。那須塩原市にお住まいのみんな~

ゲームってどんな無茶苦茶なフライトをしても怒られないからいいですね。

 

 

一通り満足したら、またAIパイロットに操縦させます。勝手なやつだ。

 

都心に近づき、いよいよ着陸準備に入ります。この辺の難しい操作もAIが自動でやってくれるから安心。

 

てなわけで羽田空港に到着~

この時点で1時間半くらい経っているので、本当に旅行している気分になっちゃいますね。

 

ここからは小型のプロペラ機に乗り換えて、中目黒を目指します。

 

よっしゃ~~待ってろよ~~

 

中目黒上空の様子。臨場感のある低空飛行も小型機ならではですね。

でもどんどんバーグが近づいてると思うと、ゲーム世界なのに少し緊張してきたな…!

 

多分この辺のはずなんですが…あれ?

 

ビル無くない?

 

 

更地??

何故かは分かりませんが、そこにあるはずのビルがありませんでした。

 

単なるバグや仕様なのか、そもそもバーグがペーパーカンパニーだったのか…

疑念を残したまま、そのまま都内を遊覧して帰ることにしました。

 

本当になんで?

 

さいごに

 

というわけで、今回は「Microsoft Flight Simulator 2020」で遊んでみました。

端的に言えば「飛行機で飛ぶ」っていうめちゃめちゃシンプルな内容なんですが、広大ってレベルじゃないマップや精細なグラフィックなおかげで、無限に遊べちゃうのがいいですね。

誰もが一度は抱く「自由に空を飛んでみたい」という夢、君も『Microsoft Flight Simulator 2020』で叶えてみないか!?

 

 

 

という記事を書いていたら…なんと先日、次世代の作品となる「Microsoft Flight Simulator 2024」が発表されました!めでたい!

ティザー映像を見る限り、次作は様々な「空のお仕事」にも注目した内容になりそうな感じ…!?フライト以外の要素が加わることで、ゲームとして更に面白くなりそうな予感がしますね!(あと、MSFS2024ではバーグにも行けたらいいな!)

 

それでは、ありがとうございました!

 

(おわり)