こんにちは。ライターの寺悠迅です。

みなさんは『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』観ましたか? 僕は観ました。二回。

 

僕の人生はマリオと共にあったと言っても過言ではなく、激情を8億字くらいにしたためたいのですが、

そんな過剰な感情エネルギーはひとまずファイアボールに変換してこの場をやり過ごしておきます。

 

ボッ

 

 

ところで、みなさんには好きなマリオファミリーっていますか?

マリオ、ルイージ等の主役級はもちろん、クリボーやテレサ等のいわゆるザコキャラまで、マリオファミリーには魅力的なキャラクターが多数存在しています。

それなのに、あまり話す機会が巡ってこない気がしません?

 

これを機に、聞いてみたいな……

 

おおよそこんなことを連絡用チャットに投稿したところ、即座に通知が鳴り止まぬほどのめちゃくちゃな量のLoveが押し寄せてきました。みんな大好きじゃん!

 

ということで、出来ることなら全員分掲載したいのですが、諸々の都合から一部の方のみ紹介させていただきます。Let’s go!

 

 

寺悠迅:オヤ・マー博士


画:寺悠迅(キャラグッズが無いため)

わかっています。初手で挙げるキャラクターじゃないってことくらい。でも仕方ないんですよ。本当に好きだから。

オヤ・マー博士は「ルイージマンション」で初登場する科学者。オバケを吸い込む掃除機・オバキュームのほか、マリオサンシャインのポンプやクッパJr.のマジックブラシ、果てはタイムマシンまで作っている凄い人。

断言する。ファンタジー世界で科学をやってるキャラは面白いのしかおらん。

ゲームのリメイクで追加要素が齎されることが多々ありますが、ルイージマンション(3DSリメイク版)ではマルチプレイが追加されています。

これは、博士が未来からルイージマンション(リメイク前ゲームキューブ版)の時代に発明品を送り込み、歴史に介入した結果らしいです。痺れるほどSFをやってる。

参考:オヤ・マー博士の研究日誌 第4回 | Nintendo Switch | 任天堂
https://www.nintendo.co.jp/switch/ag3ja/pc/special/report4.html

 

 

百瀬ガンジィ:ボムへい

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ボムへいです。まずこういうフォルムが好きというのもあるのですが、小学生の頃スーパーマリオ64で遊んでいたのですが一向にうまくならなくて。ずっと1面の「ボムへいのせんじょう」で味方の赤ボムとふれあい、ボムキングをブン投げてばっかりしていたので大変思い入れがあります。

ちなみに最近いったUSJニンテンドーワールドの至る所にボムへいがおり、「ボムへいのせんじょう」のステージ入り口の絵も飾っててテンションが上がり、さらに最高のリアルなボムへいケースに入った土産(おせんべい)もあり、即買って酒飲みながらずっと悦に入っていた記憶があります。


あ、ボム兵の仮装もしてましたね 若気の至りで。

 


▲ボム兵のお土産が良すぎて拝みながらお酒を頂いた時の写真

可愛いですよね。ぜひ『ペーパーマリオ オリガミキング』を遊んで情緒をめちゃくちゃになさってください。

 

 

カメントツ:リフトン


画:カメントツ

リフトンが好きです。出会いはスーパーファミコンのマリオワールドです。

マリオの足場になってくれる味方キャラなのですが、なぜか敵キャラと同様にヨッシーのベロ飲みが可能です。

マリオが背中に乗っていても、ヨッシーのベロで捕食される瞬間も「フーン、なるほどね笑」などと言いながら全てを受け入れてそうな笑顔。そこに我を感じないところが好きポイントです。

こちらに向かってくるリフトンをヨッシーで飲み続けたあの意味のない時間は、僕に唯一存在した『こどもの残虐性』の思い出です。

しかし、そんな悟りの域を感じさせながらも『水ステージキャラ』というポジションをアピールすべく、イルカなのにゴーグルをつけているところがギリギリ無にならない良さだと思います。

また、横移動のリフトンだけではなく縦移動の『プレイヤーを凝視するリフトン』も存在します。

リフトンを飲む者は、リフトンに飲まれるのかもしれませんね。

リフトン、海外版だとヨッシーで食べられない仕様らしいです。なんらかのなんかを感じる。

 

 

凸ノ:ハンマーブロス / ヘイホー

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ハンマーブロス

二足歩行の亀が無限にハンマーを投げてくる、という存在そのものが面白くて大好きです。ハンマーという殺意高めな武器なのも良い。

(余談ですがファミコン版ハットリくんのボーナスステージに無限に鉄アレイを投げてくるキャラが出てくるのも大好きなので、「無限に鈍器を投げてくる」ということがツボなのかも知れません)

 

ヘイホー

マリオUSAを当時旅行で行ったアメリカの親戚宅でプレイし、あの虚無顔なキャラデザにハマったのですが、日本に帰ってきて周りに話しても存在を信じて貰えなかった記憶があり、そういう意味でも想い出深いキャラで好きです。

(マリオUSAの日本発売はアメリカ発売の約4年後)

ハンマーブロス、言われてみれば確かに鈍器にしては手数が凄い。

あとマリオUSAの輸入事情は歴史として知っていたのですが、実体験を聞いたのは初めてなので大変興奮しております。

 

 

鬼谷:ヨッシー

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マリオカートやスマブラなど、マリオキャラクターを選択する場面では昔から必ずヨッシーを選びます。好きだからというより、もはや「ヨッシー=自分」だと思っているところがあるかもしれません。

ヨッシーからは喜怒哀楽があまり感じられないので、自分を重ねても裏切られる気がしないんです。いつまでもプレーンに自己投影できる安心感があります。

パーティゲームで四人集まれば、一人は必ずヨッシーを使う気がする。それくらい緑の人気者。

 

 

リックェ:ゲッソー

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ゲッソーが好きです。目の周りが黒いキャラクターが好きなんです。

とくにマリオ3の「子連れゲッソー」は優雅でかわいいですよね。かわいさとは裏腹に上下動を繰り返しつつも追尾能力を持っているので、水中機動が苦手なマリオには難敵と言えるでしょう。かわって、マリカーではアイテム扱いですが、スクリーンに墨を吐きかけるという大役も板について、ちゃんとレギュラーメンバー努めていてえらいな。

あと話変わるんですが、本当は、コインとブロックを入れ替える「銀色のスイッチ」(初出:『マリオワールド』)がクレバー過ぎてやばいんですが、これはギミックなので心にしまっておきます。

ゲッソーは初登場からデザインが完成され過ぎててすごい。スプラトゥーンのインクリングを見てても改めてそう思う。

 

 

電気バチ:ジュゲム

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まず、一言よろしいでしょうか?

私、マリオ大好きなのです。

任天堂っ子だったのでマリオとともに育ったと言っても過言ではございません。そんななかでもジュゲムはぬいぐるみを買うほど好きですね。

ジュゲムは敵だったり味方だったりもする変わった立ち位置のキャラです。

はじめは「パイポ」というトゲトゲのキャラをマリオめがけて放り投げ、それでいてジュゲム本体は高いとこでフワフワしてるし、なんかイヤ〜なことをしてくるヤツでした。高いとこから攻撃してくるキャラってイヤよね。

それが釣り竿でお助けアイテムを釣っている役割になり、『64』ではカメラマンとしてマリオをずっと撮影している役割になるのです。鏡のステージに行くとジュゲムの姿が映り込んで、「今まで俺の視点はジュゲムが撮っててくれたのか!」とハッとするはずです。このだんだん身内になっていく感じがアツい!こんなキャラ、他におりますか?こんなにいっぱいの花束に、誰が囲まれると思いまっか?

マリオカートでは逆走するプレイヤーにバツ印を掲げ「逆走してますよ!!」と教えてくれるし、コースから脱落したら釣り竿で救ってくれる。そんなサポート的な優しいヤツの立場だったのが、『マリオカート7』ではついにレーサーとして登場したのです。これ、アツくないですか!?

次に彼が狙う座は、スマブラファイターとしての参戦。パックンフラワーがあるならジュゲムもアリ。

空を飛べて、なおかつ両手が使えるというアドバンテージは偉大。

 

 

みくのしん:ポチ

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マリオにはあまり触れてなかったのですが、僕が一番遊んだのは「ヨッシーアイランド」!

楽しかったなぁ〜〜〜!!!!全体的にフワフワのクレヨンのようなタッチのイラストがかわいくてそれも好きだった……。

電源入れた時のnintendoロゴもフワフワ!オルゴールの音で始まっていた気がする!あれも可愛かった!たしか自分で遊ぶデータを選択する画面で島(アイランド)を背景にさざなみも聞こえてたなぁ〜!ステージ選択画面の「ペレペッ、ペッペ、ペーペッ!!ペレペッ、ペッペ、ペーペッ、ペーー」の音もいいよねぇ〜〜!!!!1人用ゲームなんだけど、ステージ選択画面で

2コンで、セレクト→スタート→X→X→Y→B→Aの順番で押すと、「パンパカパンパンパンパーーン!」って音が鳴って、ミニゲームが2Pで遊べんるんだよな〜!友達とよくやったーーー!!!!!

音やイラスト。すべてが優しくてかわいいヨッシーアイランド。だけど難易度はかなりゲキムズ。そしてすべてのステージを遊ぶには、各ステージで100点を取らないといけなくて、まじで「これだけは……」という思いで100点を取ったのを覚えてます。他で100点なんてとれないから。

おkおk。好きなマリオファミリーの話。わかってる。

でも、ヨッシーアイランドが楽しくて思い出しちゃってね……懐かしくて……!

そんな難しいステージをすべて100点にしたら遊べる裏ステージとして、「このバカイヌといわないで」というステージがあるんですけど、そこで僕が好きなキャラの「ポチ」っていう犬のキャラが出てくるんですよ!

かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

こいつが本当にかわいくて、たまらないんだよーーー!!!!!!!ベロずっと出してるところとか!!!!!!!!そこに止まってほしい時に全然止まってくれなくて、すぐこっちについて来るんすわ!!!!!来るんすわ!!!!まじで苦しい!!!!!超愛くるしい!!!!!!!!!!!たまらない!!!!!!!!なんかしらんけど、溶岩の上とか平気で歩いたりしたきがする。なんででしょ?

……ポチは、ヨッシーアイランドでもなかなか出てこないし、僕がマリオもそんなにやらないから、ポチがどういう立ち位置かあまりわからないんですけど、結構会いたいです。かなり。「んもぉ〜笑」っていいながら雨の日とかに散歩したい。

ポチ、主にヨッシーシリーズでマスコットの地位を確立しています。グッズが可愛すぎる。

 

 

ヤスミノ:レサレサ


画:寺悠迅(グッズが無い。信じられない)

小学生の頃、マリオの世界ではモブ敵はモブ敵であり、そこに自我があると考えたこともありませんでした。なので『マリオストーリー』をプレイした時に、「このキャラたちにもそれぞれの性格があって、それぞれに生きているんだ」という新鮮な驚きがありました。

それとは全然関係なくレサレサはめちゃくちゃかわいいので1番好きです。

高飛車なお嬢様キャラのテレサなのですが、まさにいま世間では大お嬢様時代ということもあり、時勢ともマッチしていますね。

テレサをプリン(デザート)とするじゃないですか。レサレサお嬢様ってプリン・ア・ラ・モードじゃないですか? 大変なことしてくれたな。

 

 

以上

いやはや、スーパースターはファミリーもスーパースター揃いで参りますね。話が尽きない。

みなさんもお好きなマリオファミリーの話で盛り上がってみてくださいね。キノコ入りのパスタでも食べながら。

 

あ、でも映画のマリオはキノコ嫌いでしたね。まっ、具なんか無くてもいいか。素ーパースターってことで……