『道(タオ)』(獣拳戦隊ゲキレンジャー)

獣拳戦隊ゲキレンジャー(12) [DVD]

 この曲戦隊エンディングで一番好きかもしれん。熱い。めちゃめちゃカッコいい。聞いていると「なんか俺は強くなっているんじゃないか」という錯覚すら覚える。筋トレ中などに流すと効果が多分2倍くらいになるのではないか。
 サビの歌詞のメロディーへの落とし込み方が気持ち良いので歌詞を見ながら聞いてみてほしい。

 

『炎神ファーストラップ-Type Normal-』(炎神戦隊ゴーオンジャー)

炎神戦隊ゴーオンジャー Blu-ray BOX3<完>

 戦隊のマシンが各戦士の相棒だったりするタイプの戦隊ではエンディングテーマが相棒紹介ソングになることがしばしばある。親切だ。
 そしてカクレンジャー以来のラップだ、同じラップでも時代を感じるぜ。時代というか、ラップを取り入れた曲と言ってもジャンル様々あるからな。ファーストラップって早口のラップとレースの1周目をかけているんだろうか。上手い。

 

『四六時夢中 シンケンジャー』(侍戦隊シンケンジャー)

スーパー戦隊シリーズ 侍戦隊シンケンジャー コンプリートBlu-ray2

 なんとなく童謡みたいな雰囲気のあるノスタルジックなメロディーだけどテンポが早くて楽しげだ。「ワッショイ!」がいいな。問答無用でテンションが上がる言葉だなワッショイ。

 

『ガッチャ☆ゴセイジャー』(天装戦隊ゴセイジャー)

天装戦隊ゴセイジャー完全ずかん (超全集)

 ゴシックゴシックしたイントロで何が始まるんだよと思ったらゴシックゴシックしてるのはイントロだけだった。
 明るく楽しく正統派な子供番組音楽だ。歌詞を見ると「守護」と書いて(ガード)と読ませてその後のカードと引っ掛けてるのがオシャレだ。

 

『スーパー戦隊ヒーローゲッター』(海賊戦隊ゴーカイジャー)

スーパー戦隊シリーズ 海賊戦隊ゴーカイジャー Blu-ray COLLECTION 2

 なんて親切な曲なんだ。「ポケモン言えるかな?」の戦隊版のような親切さだ。ゴーカイジャーまでの歴代の戦隊が一言キャッチコピーと共に全部紹介されている。自分が見てた戦隊が何と紹介されているのか気になるし、知らない戦隊についてもキャッチコピーが絶妙で興味をそそられる。
「友よどうしてライブマン」とか、何があったんだよと思って調べてしまった。

 

『キズナ ~ゴーバスターズ!』(特命戦隊ゴーバスターズ)

決定版 特命戦隊ゴーバスターズ ひみつ超百科

 おい最後みんなでラララの大合唱をするタイプの曲だぞ、俺は最後がみんなでラララの大合唱になる曲に弱い。みんなでラララの大合唱をしたい。ライブ映えしそうな曲だ。またライブで声出して良い日がくるといいな。

 

『みんな集まれ!キョウリュウジャー』(獣電戦隊キョウリュウジャー)

スーパー戦隊シリーズ 獣電戦隊キョウリュウジャーVOL.7 [Blu-ray]

 相棒紹介ソングだ。聞けば「ガブティラというのがいて、そいつはガブガブ噛み付くらしい」というのが一発でわかる。前半はこのように「そういう仲間が居るのね」という感じなんだけど、後半になるにつれてどんどん様子がおかしくなる。
「おならがぷーっとオビラップー」はギリギリ「なんかガス的な攻撃をするのだろうな」と想像できるが「ゲラゲラお笑いイゲラノドン」は全然わからない。調べたらくすぐり攻撃をするらしい。すごいなキョウリュウジャー……。

 

『ビュンビュン!トッキュウジャー』(烈車戦隊トッキュウジャー)

スーパー戦隊シリーズ 烈車戦隊トッキュウジャー VOL.12<完> [DVD]

 この曲もすごい、タイトルから「トッキュウジャーの歌なんだろうな」と予想して聴いたら「鉄道という仕組みそのものの素晴らしさ」を讃えた歌だった。鉄道讃歌だ。
 駅で流した方がいい。俺たちが当たり前に使っている鉄道はとんでもなく素晴らしいシステムであるということを現代人は忘れがちなので。

 

『なんじゃモンじゃ!ニンジャ祭り!』(手裏剣戦隊ニンニンジャー)

スーパー戦隊シリーズ 手裏剣戦隊ニンニンジャー Blu‐ray COLLECTION 2 [Blu-ray]

 タイトルの通り日本のお祭り的な音楽で楽しい。忍者的なアイテムが散りばめられているけど「忍ぶつもりはござらぬよ」と言い切っているのがどんな戦隊なのかを象徴していて良い。
 オープニングよりは理性的な歌だと思ったが「祭りじゃ祭りじゃじゃじゃジャーン」の1フレーズを聴いて全然そんなことはないと気がついた。すごいテンションだ。

 

『レッツ!ジュウオウダンス』(動物戦隊ジュウオウジャー)

スーパー戦隊シリーズ 動物戦隊ジュウオウジャー Blu-ray COLLECTION 3

 動物ダジャレのつるべうちみたいな歌詞なのにやけに染みる歌だ……危ない気をつけろ!! 一見底抜けて明るいんだけどサビのメロディーがちょっと泣かせにきている系のやつだ!! 泣かされるぞ!! 多分コード進行にsus4とか入ってるぞ(違うかもしれん) 
「ジュウオウジャーなりきり王」って言葉がなんか良いな。色々な王があるなあ。

 

『キュータマダンシング!』(宇宙戦隊キュウレンジャー)

スーパー戦隊シリーズ 宇宙戦隊キュウレンジャー VOL.1 [DVD]

 なんだか異常に怪しくて楽しい。そんな歌だ。一応解説すると、歌詞の中で異常な回数出てくる「キュータマ」というのは作中で変身などに使うアイテムなのだが、それを踏まえて聴いても全然意味がわからない。
 考えても仕方ないので怪しげな歌詞と異常にカッコいい音楽に合わせてクネクネ踊るしかないんだ。本当に曲が異常にカッコいい。

 

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー Blu-ray COLLECTION 4<完>

 OPの記事でも言ったが俺が一番好きな戦隊はこのルパパトだ。

 ルパパトにはねえ!!
 エンディングテーマ曲がないんだよ!!!!

 ないってことはエンディングテーマ曲の話ができないんだよ!!!!
 オープニングの記事の後すぐエンディングの記事書かなかったのも「エンディングってことはルパパトの話できないのか」と思っていたからだ。

 でもちょっと待ってくれ、エンディングテーマ曲がないってことは、まだルパパトは終わってないってことじゃないのか。
 そうだったのか。気が付かなかった、まだルパパトは続いているんだ。それならそうと早く言ってくれよ。

 

『ケボーン!リュウソウジャー』(騎士竜戦隊リュウソウジャー)

ケボーン! リュウソウジャー

 素直に明るく楽しい系だけど時々テンションが上方向に振り切れるあたりはさすが恐竜系の戦隊だ。
 メインボーカルを務める女性と時折差し込まれる男性の奇声で構成されるボーカルが往年の名曲おどるポンポコリンを彷彿とさせるぜ。

 

『キラフル ミラクル キラメイジャー』(魔進戦隊キラメイジャー)

キラフル ミラクル キラメイジャー

 フロアでミラーボールがグルグル回っているタイプの曲だ。きらめくどころか過剰なほどギラギラしている曲で最高。古臭いといえば古臭いけど突き抜けていて超カッコいい。
 この曲も相棒紹介ソングなのだが、グリーンの相棒を「ターボなイケボ」と表現するセンスがすごい。どういうことだ、ターボなイケボって。ちなみにターボなイケボは赤羽根健治さん。

 

機界戦隊ゼンカイジャー

【メーカー特典あり】スーパー戦隊シリーズ 機界戦隊ゼンカイジャー Blu-ray COLLECTION 4 <完>(Amazon.co.jp特典「全巻購入特典:全力全開! ピンバッチセット」引換シリアルコード付)

 ゼンカイジャーもねえ!!!!
 エンディングがないんですよ!!!!

 俺はルパパトの時に「エンディングが無いってことはまだ終わってないんじゃないですか」なんてことを言った。きっと読者の皆さんは「何を寝ぼけたことを言っているんだ」と思われたことだろう。

 でも今やってる暴太郎戦隊ドンブラザーズを見てくれ。俺が適当なことを言っているわけではないことがわかっていただけるはずだ。

 ゼンカイジャーもまだ終わってないんだよ!!!!

 

 ここで次の戦隊に行く前に一曲紹介しなくてはならない。

『スーパー戦隊ヒーローゲッター ~テン・ゴーカイジャーver.~』

テン・ゴーカイジャー

 ゴーカイジャー10周年記念作品「テン・ゴーカイジャー」のエンディングだ。ゴーカイジャー以降の戦隊がヒーローゲッターで紹介されたとしたらどんな言葉が添えられていたのか気になるな~と全員が思っていたところで現れた追加バージョンだ。なんて親切な戦隊なんだ。
「ルパパト正義は二つある」ここ二人で歌ってるの最高。

 

『Don’t Boo! ドンブラザーズ』(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)

暴太郎戦隊ドンブラザーズ EP vol.1

 ディスコミュージックだ!! ストリングスが煌びやかで洒落ていてカッコ良すぎる。あと和楽器の織り交ぜ方がめちゃめちゃ上品ですごい。控えめってわけでもないのに悪目立ちしてなくて「ディスコミュージックの中に和楽器があるのは当たり前ですけど」みたいな存在感だ。
 あと何より歌詞が最高。桃太郎要素を散りばめつつ異常にテンションが高くてハッピーな感じは完全にドンブラザーズだ。オープニングに並ぶ名曲。

 

 以上、戦隊のエンディング曲を聴きまくって感想を書く記事だった。スーパー戦隊のエンディング、凄すぎるぜ。

 正直に言えば子供の頃は戦隊など子供番組のエンディングテーマって「これを聴き終わったら日常に戻らなければいけないし、オープニングと比べるとどこか寂しげでテンションが上がりきれないのよね」と思っていた。

 今でもどこかそんな気持ちを引きずっていたが、あらためて聞いてみるとエンディングはエンディングでオープニングとは違った魅力があることが見えてきた。

 オープニング以上のジャンルの豊かさ、そしてオープニングとはまた違った異常なエネルギーが満ちている。戦隊のエンディング曲、めちゃめちゃ良い。

 みんなも片っ端から聴いてみよう。楽しいぞ!