こんにちは。映画好きです。

先日、質問するとどこかの誰かが答えてくれて集合知がサクッと集まるサービス「コロモー」にて、下記の質問をしてみました。今月はこれ。

 

 

世はまさにクリスマス一色。外食の予定も入れている方もいるかと思いますが、もちろんおうちで映画もいいものです。ということで、そんなクリスマスにピッタリなファミリーで楽しめる映画をみんなに聞いてみました。

 

 

 

■ニューヨーク東8番街の奇跡(1987 / アメリカ)

【あらすじ】
再開発の波が押し寄せる80年代のニューヨーク。とあるアパートで暮らすフランクたちはゴロツキからの立ち退き命令にうんざりしていた。そんなある日、フランクが天に助けを求めるとUFOのような生命体が空から現れる。敵意は無いしやけに可愛いし、色々世話をしてあげたことから住民たちとUFO一家の奇妙な交流が始まる。果たして奇跡は起こるのか…な話

 

【おすすめ人:豆腐さん】


取り壊されそうになってるおんぼろアパートに小さいUFO?宇宙人?が飛来し、住民たちと交流したりドタバタしたりするハートフルコメディです。なんといっても序盤で産まれる(!)小さいUFOたちが可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて可愛くてたまらん!!おすすめです!

子供の頃に名前を聞いたことはあったけど「見る」という選択肢が無かったスピルバーグ兄やん制作総指揮のファンタジーコメディ。良い…。あたたかい…。80年代の雰囲気ただようUFO的な生命体がめちゃめちゃ可愛くてそれだけでほぼ「勝ち確」。そこから立ち退きを迫られる住民たちとコミュニケーションを取りながら人々たちの悩みや関係も深まっていき、やがてかなりドデカめの奇跡が起こるという誰がどう見ても満足できるやつでした。

住民も曲者揃いで良いんだけど、一番良かったのはゴロツキのフランクかも。お偉いさんの小間使いとしてたびたび立ち退きを迫るものの、認知症を患うおばあちゃんから再三にわたって息子と勘違いされてしまい、それがきっかけとなって少しずつ心に変化が見られていくという…悪人ではありながらもどこか憎めない良いキャラクターでした。と思ってちょっと調べたら演じた人はこの2年後に麻薬とエイズで死んだらしい。最悪な死に方!まあそれはさておいて、リメイクしてもいいんじゃねってくらいお気に入りになりそうなハートフルな逸品!

 

レーダーチャートはこちら。とにかくUFOくんグッズ化希望

 

 

■ピーター・ラビット(2018 / アメリカ)

【あらすじ】
最悪に性格の悪いうさぎ!
     VS
畑を害獣から守りたい人間!

_人人人人人人人人人人_
>レディー、ファイト!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

【おすすめ人:外天蓋世霞牢さん】


公開時にヤクザ映画と話題になっていましたが、冒頭から”かわいくてお行儀のいい子供向け映画では終わらせんぞ”という気概を感じます。

大人も子供もお腹を抱えて笑える娯楽作です。本作でマクレガーさん役のドーナル・グリーソンを好きになった人も多いはず!

前々から噂には聞いてたけど、まさかここまで無茶苦茶とは…。うさぎは全員性格が悪過ぎるし、人間もあまり応援したくないマヌケぶりという構図から繰り広げられるうさぎ対人間の超絶バトルはかなり笑ったな〜。ドアノブに人が吹き飛ぶレベルの電撃を流したり、無理矢理アレルギーのある木の実を口の中に入れてアナフィラキシーショックを引き起こしたり、確実に殺しにかかってるだろ…。

でもコメディ&ファミリー向けだし、あまり深く考えずにかなり楽しめました。ピーターラビットはなんやかんやで可愛いし、その他の動物達も個性豊か、シュールと王道の狭間を突くセンスあふれるギャグのラッシュなど細かいところまで抜かりの無い構成はお見事。ところで、オーストラリアの映画館でこれの上映前にうっかりメチャこわホラー映画「ヘレディタリー」の予告が流れて、たくさんの子供にトラウマを与えてしまったという逸話、今でも面白いな。

 

レーダーチャート。うさぎは外道。

 

 

■レゴ・ムービー(2014 / アメリカ)

【あらすじ】
僕はごく普通の建設作業員!毎日ハッピーに暮らしているんだけど、ひょんなことから僕が「この世界を変える”選ばれし者”」になっちゃった!何にも才能が無い僕だけど、これから一体どうなっちゃうの~!?

 

【おすすめ人:廃墟さん】


冒頭からエンドロール、スタッフロールまで最高。 そう、最後までチョコたっぷりのトッポのような映画です。上映時間も約90分なのでお子さんがいる家庭でも見やすいと思います。特に2のエンドロールがめちゃ良〜なので!

今さら説明不要なので手短に。未見の方がいたら是非「LEGOの映画なんて誰が見るんだよ(笑)」という意識を持ちながら予備知識無しで吹き替えで見てください。終わるころには100つ星をつけたくなるほど感動するので…。

「LEGOで作ったように見せかけた全編フルCG」なんだけど、もう世界観が徹底しすぎてマジでLEGOが動いてるようにしか見えないし、その「LEGO=ブロックである」「イマジネーションをフルに活用して手持ちのブロックで無限に創造する」という”LEGO 鉄の掟”を一切くずさずに一つの映画として成り立たせているのが本当に最高。子供だましでも何でもなく、むしろ大人ほど楽しめるとんでもないおもろ爆弾の映画です。

 

レーダーチャート。全てはサイコー!

 

 

■クリスマス・クロニクル(2018 / アメリカ)

【あらすじ】
サンタの存在を信じる妹とやさぐれた兄がクリスマスイブに正真正銘のサンタクロースに出会う!しかしその偶然の出会いが引き金となりソリを壊しトナカイとはぐれプレゼント袋を無くしてしまった。夜が明けるまでに配り終えないと人類全員やさぐれてしまう!果たしてサンタは兄妹の力を借りてプレゼントを配りきれるのか?な話

 

【おすすめ人:マーティン・スコシエッチさん】


反抗期な兄・サンタを信じる妹が本当にサンタを見つけるも、ソリが壊れてトナカイが逃げ出してしまう!プレゼントを配れなくてピンチ!な話
カートラッセルのイケおじサンタ、やたらハイテクなソリ、不審者として投獄されるサンタなど、現代にバージョンアップされたクリスマスファンタジーは家族でニコニコ間違いなしです

クリスマスシーズンにぴったりのファンタジックな家族向け映画!子供に見せたい。カート・ラッセルのやや豪快なサンタのキャラが革新的で素晴らしかったし、「全ての人間の名前とあげたプレゼントを記憶してる」「プレゼント袋の中には無限の空間が広がってる」「クリスマススピリットを満たすことで世界から争いを無くしてる」など、様々な分かりやすく楽しい設定に夢が広がった…。

サンタに偶然的に協力することになった妹はビデオカメラ片手に100%信じる姿が純粋でかわいく、兄は信じることをやめたと言いつつ本当は少し希望を捨ててなかったり、どちらも可愛げのある奴。兄役のジュダ・ルイスくんは相当なイケメンなので、ここからさらに大活躍して欲しいと願わずにはいられません。

オープニングに毎年恒例で撮ってる家族のクリスマスホームビデオが泣けるし、そのビデオを活かして時折POVになるのも楽しかった!いや〜まさにクリスマスに見るべき良き映画。大人たちがサンタクロースに純粋に向き合うと、こんな素晴らしいものが作れるんですね…心が洗われました。

 

レーダーチャート。続編もあるってよ。

 

 

■ホーム・アローン(1991 / アメリカ)

↑※これは最新版の予告

【あらすじ】
ケビン少年は家族でクリスマス旅行に出かけるはずだったが、超絶的な手違いで一人取り残されてしまう。そしてその留守を事前に調べていたマヌケな泥棒がやってくる…一人で撃退だ!な話

 

【おすすめ人:てんてこさん】


クリスマスの定番ですね。無印は30年以上前の作品なので時代を感じますが今見ても面白いです。掌の上で転がされる泥棒達は情けなくもコミカル、おじいさんが家族と和解できたシーンはほっこりします。

子供のころから幾度となく見ました。この季節になるとまた見たくなります。

み〜んな知ってるクリスマス映画。家に置き去りにされた子どもが家に様々な罠を仕掛けて泥棒を撃退する大変痛快なプロットは今見てもやはり色褪せないレジェンドコメディ…。ケビンことマコーレー・カルキンの圧倒的な可愛さと演技力の高さとドタバタ劇はそりゃ全てが壊れるほど成功を収めるだけはあるよなという仕上がりでした。

ただ、いま親の立場になって改めて見ると、母親の言動や行動がまじで終わってるな…と思ってしまったな。何かあったらまず頭ごなしにケビンのせいにして全てなすりつけ、ケビンを否定するような言葉を投げかけ、ようやく再会した時の第一声も「ママを許してね」っつってケビンの気持ち考えずに自分を許してもらうこと前提の上からな言い方で一切謝らないという…。もっと日頃からちゃんと愛してあげてください!

 

レーダーチャート。ディズニー+の新作も見たい。

 

 

さようなら

その他、コロモーのページでは様々なファミリー向け映画が挙がっております。気になった人はぜひ見てみてはいかがでしょうか。クリスマスが近いので、穏やかにお過ごしくださいね。敬具

 

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