こんにちは株式会社バーグハンバーグバーグのまきのです。

 

映画館の設備はやばいペースで向上しています。シーンに合わせて座席が揺れたり風が吹いたりする「4DX」はもちろん、前後左右・スクリーン・天井にスピーカーを設置して観客を映画の世界に誘う「アメイジングサウンドシアター」、立体音響と鮮明な映像体験ができる「ULTIRA」など、映画館によってその設備は様々です。

 

さらに自宅用にもホームシアターセットが手軽に購入できたりと、素晴らしいクオリティで映画の世界に没入できたりする昨今ですが、そんな時代だからこそ、あえて「ノートPC」でさくっと見ることで、思わぬ効果をもたらす映画があるのも事実。今日はそんな「ノートPCで見るべき映画」を3本紹介したいと思います。もうすでに知ってたらすいません。私より詳しい映画好きの方は「浅い」と思うかもしれませんが、大目に見てください。

 

 

 

■”カメラがとらえた衝撃映像”みたいなノリで!「エビデンス 〜第6地区〜」

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エビデンス 〜第6地区〜

 

【あらすじ】

キャンプに出かけた若者が何かに襲われる話

 

こちらは、「さ〜て映画を見るぞ〜!」と身構えて大きなテレビで見るよりかは、特にやることのない日曜の夜とかに「そういえばこんな映画あったな〜。見てみよ」ぐらいのノリでさくっとノートPCで見ることをオススメしたい一本です。

 

これ、ストーリーは今までに何度見たことかと言いたくなるぐらい「若者が森で怪物に襲われる系」のPOVホラーなのですが、ラスト30分は脳が情報を整理する暇を与えずに次から次へととんでもない事態が巻き起こり、瞬きすら忘れる怒涛すぎる展開。前述のように若干ナメた感じで見るとその急転直下の大衝撃にマジで度肝を抜かれること必至。その落差を楽しんでいただければと思います。

 

できれば前情報無しで見てほしいので、予告はあえて貼りません。

 

 

 

 

■主人公のノートPCの画面だけで展開!「ブラックハッカー」

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ブラックハッカー

 

【あらすじ】

気弱なオタクが、ファンの女優と一緒にディナーができる権利をゲットしてホテルで待機していたが、突然知らない人から電話かかってくる。その男によると、なんでもディナーはドタキャンになってしまったらしい。その代わりに女優のPCや携帯端末をハッキングできるツールもらったけど、いいのこれ…犯罪じゃね…?言われるがままに女優のドキドキプライベート映像を覗き見しちゃうが、徐々にやばいことに巻き込まれていく話

 

この映画のすごいところは、100分間全て「主人公のニックが持っているノートPCの画面”だけ”で話が展開されていく」っていう演出です。そりゃノートPCで見た方が没入できますね!

 

でもそれだけでどうやって話進めるの?となってしまいそうですが、監視カメラや車載カメラ、スマホのメールやTV電話にGPSなど、ありとあらゆるPC技術をマルチウインドウで表示させてめちゃくちゃ臨場感あふれる映像を作り出すことに成功しているのです。そりゃもう開始5分でグイグイ引き込んで、そのまま100分「どうなるの!?えっどうなるの!?」てなることは必至のスリリングな秀作となっております。

 

【予告】

 

 

 

■skype疑心暗鬼地獄!「アンフレンデッド」

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アンフレンデッド

 

【あらすじ】

高校生のブレアがボーイフレンドのミッチとスカイプビデオ通話でイチャイチャしていたら、友達のアダム、ジェス、ケン、ヴァルが入り込みグループ会話になった。普通に雑談をしていたんだけど、そのチャットルームの中に見知らぬアカウントが紛れ込んでいた。名前を調べると、ローラ・バーンズ。え…?ローラってこの前いじめを苦に自殺した奴じゃん!誰かのいたずら?そしてインターネットを経由した怨霊ローラ・バーンズの復讐が始まる…!

 

最後は7/30に全国で公開される新感覚SNSホラー「アンフレンデッド」を挙げさせていただきます。SNSやインターネットツールを駆使したサイバー呪い攻撃で裁きを下す器用な幽霊ローラ・バーンズに弄ばれる若者を、ブレアのPC画面だけで表現しています。先ほどの「ブラックハッカー」は架空のOSやツールを使っていたのですが、こちらはより身近にskypeやらyoutube、facebookなどの実在のサービスをうまく利用して恐怖を煽ってくるという演出に匠の技を垣間見ました。かなり怖いですこれ。

 

基本的にブレアのPC画面だけで展開するので、リアリティ追求のために不自然な独り言は排除している代わり、他の誰かと別窓でチャットする際に文章をつくって「送信」を押す直前でマウスの挙動がおかしくなって、何回も文面を変えて送る…という実際にもよくある動きでブレアの内なる気持ちを手に取るように表現してくれるというのもすごくリアルでした。

 

ローラが自殺した原因は、酒に酔いすぎてめちゃめちゃな醜態をさらしてしまったところを映像に撮られてそれをyoutubeにうpされてしまって恥辱に耐えかねて…っていうところなんですが、お察しの通りこのスカイプで集まったメンツに少なからず原因があるんですよね。それをどんどんローラが暴いていくのがまた痛快。登場人物ももれなくクソなのもまた潔くて、終盤はローラが仕掛けたゲームによって全員が完全な疑心暗鬼になってローラを差し置いて罵倒しあう様はまさに「Unfriended(友達解除)」状態。タイトルと相まってローラの思う壺になっていく最悪ドロドロの人間関係が非常に痛快でした。

 

こちらも全編PC画面なので出来ればノートPCで見た方が没入感が気持ちいいのですが、早く見たい人は映画館に走ってもオッケーです。

 

【予告】

 

 

 

■気になったら見よう

いかがでしたか?あえて最新設備を使わないことを逆手に取ったアイデア満載の映画もまた魅力的ですね。

 

それではさようなら。またいいのがあれば教えます。