こんばんは、夜中たわしです。
最近息子が生まれましたが、「0歳児にゲームは早すぎる」ということが分かり悲しみに暮れています。
今回ご紹介したいのは「ガイスター」というボードゲームです。
オバケのコマ達が謎の争いを繰り広げる、そんなゲームです。
ルールが非常に簡単なのでボードゲーム初心者の方にもおすすめです。
かなりの有名どころなのでご存じの方も多いかと思いますが、そんな方にも新たな楽しみ方(?)をお伝えできるかもしれません(※あまり期待しないでください)。
盤面
それでは前回と同じく、嫁と勝負してみます。
嫁です。顔出しNGのため洗濯かごを被っています。
まず「ガイスター」の盤面の初期配置はこんな感じです。シンプルですね。
【悲しいお知らせ】
突然ですが、お知らせです。本来は上記画像のようにボードの四隅の矢印が左右を向くのが正しい配置なのですが、うっかり90度回転した状態でプレイし、撮影してしまいました。
本来なら再撮影すべきところなんですが「もう一回洗濯カゴを被って撮影させて」と嫁に言い出すことが私の度胸ではまったく不可能だったため、変な向きで遊んでいることは目をつぶっていただくようご協力をお願いいたします(対戦内容への影響はありません)。
ゲームの進行
それでは気を取り直しまして……。
ゲームが開始すると、プレイヤーは交互にオバケを動かしていきます。
将棋やチェスに似ていますが、それらに比べて遥かに簡単です。
なんせ、すべてのオバケのコマは前後左右に1マス移動するのみの1パターンしかないので。
桂馬のように妙な動きをするオバケはいません(反則です)。
なお相手のオバケのいるマスに移動した場合、そのオバケを捕まえたことになり、ボードから取り除くことができます。
勝利条件
ガイスターの勝利条件は3種類あります。
- 自分の良いオバケを、相手側の矢印マスからボードの外に出す
- 相手の良いオバケをすべて捕まえる
- 自分の悪いオバケをすべて相手に取らせる
このいずれかを満たせば勝利です!
良いオバケ、悪いオバケというのはオバケの後ろに付いたマーカーによって決まります。青が良いオバケ、赤が悪いオバケ。
相手のオバケがどちらなのかは、捕まえるまで分かりません。ここが将棋などとは大きく違うところで、情報が隠蔽されているため推理が必要になってきます。
基本となる戦略は青いオバケを相手の矢印マスまで到達させること。
これを阻止するため、突っ込んできた相手のオバケは捕まえて行くことになりますが、うっかり悪いオバケを捕まえすぎると自分が負けてしまう……このジレンマと心理戦がガイスターの醍醐味です。
ちなみに赤と青のマーカーは取り外して付け替えることが可能になっているため、オバケの個体差によって正体がバレてしまう、という悲劇は回避できます。
終盤は大体こうなる
という感じで解説しつつも嫁と対戦していたんですが、まずい状況です。
なにやら相手のオバケがこちらの出口近くまで迫ってきてます。
幸いにもガードマンを配置しておいたので相手オバケを捕まえることが可能ですが、既に悪いオバケを3匹も捕まえてしまっているので、もしこいつが悪いオバケだったらこっちの負けです。
かといって捕まえなかったとしても、もし良いオバケだったら脱出されてしまいこちらの負け。
どっちだ……?
どっちなんだ……?
……知略を巡らせ、相手を出し抜いた方が勝つ、それがガイスター。
もはやこれは福本伸行先生のマンガ……カイジなんかで危険なギャンブルに使われてもおかしくないでしょう。
(おそらく、オバケを1マス動かすだけで大金が動いたり、血液を抜かれたりするのでは?)
カイジならこんな時どうするか。
相手の顔色から情報を引き出すに違いありません。
とにかく相手の動揺を誘ってみるしかないです。
「んー……これは良いオバケかな? (チラッ)」
なんてこった。
顔色がまったく読めねえ! やられた!!
……仕方ない。
ここで侵入を許すのは気が引ける。戦おう。
頼む!
良いオバケであってくれ!!
???
え? なにこれ? 気味悪っ!!
「見ての通り……」
「ベビースターラーメンやで」
「ベビースターラーメン」