こんにちは、iPhoneよりAndroid派の山口です。

みなさんはスマホ代に月々いくらくらい払ってますか?7,000円?8,000円?なかには10,000円超えてる人もいるのではないでしょうか?

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↑こんな感じで!

ちなみに僕は、月々3,500円くらいしかかかってません。

「格安SIM」みんな知ってるのになかなか使わない問題

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※こちらは格安SIMの老舗、IIJmio

いわゆる格安SIMってやつを使います。みんなテレビのCMとかネットの広告で名前は聞いたことあると思うんですけど、「じゃあSoftbankやめてこれにするか!」とはなかなかなりませんよね?

でもいっぺん使いはじめると「こんなに安く使えるのに、なんでみんなコレにしないの……?」って思うくらい良いです。使い始めて2年半くらいたちますが、ぜんぜん不満もありません。最初は人柱になる覚悟でいたんですけど、完全に杞憂でした。

・通話もネットもできる「音声通話機能付きSIM」がある

・毎月5GB使える(7月からは6GBになるらしい)

2年縛りがない

・SIMフリー端末だと海外でも使える

と、プランを選べば普通のスマホとやれる事はほぼ一緒。

というわけで、月額料金を格安SIMを使って安く運用するにはどうすればいいのかを順を追って紹介します。

①まずはスマホ本体が必要だ

まずは本体どうする?って事です。ちなみに知らない人が多いんですけど、2015年5月以降に発売されてて、かつ購入後180日以上経過しているスマホはSIMロック解除ができるようになり、格安SIMに差し替えて運用することができるんです。

NTTドコモの場合

auの場合

Softbankの場合

いまドコモかau使ってる人は、それにあった格安SIMの通信事業者を選べばSIMロックを解除しなくても使えます。ちなみにこれ、iPhoneも同様にSIMフリー化できます。iPhone6&6s以降の機種が対象ですよ。

じゃあiPhoneやめなくていいじゃん!って話なのですが、目的は「なるだけ安い月額でスマホを持つ」です。なるべくスマホ本体の費用が安く済んでいる状態が理想なので、今はよくてもいずれスマホを買い換えなきゃいけない時には、なるべく安くて高性能なAndroidスマホを買う事になるので、今のうちからいつかは手放す覚悟が必要です。

ちなみに僕のスマホは25,000円くらいで買った、ASUS社のZenfone2(メモリ2GB版)です。

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……iPhoneと違って、側面も背面は素材全部プラだ!色もあんなこじゃれた色はねえ!赤!はっきり言ってファッションアイテムとしてはiPhoneの足元にすら及ばねぇ!

でも機能に問題はねえ!画面は5.5インチ液晶のフルHD、電池も3000mAhあるからかなり持つ!動画もゲームもサクサク動くから、ドラクエ6のデスタムーアだってヌルヌル攻撃してくる!あとプラスチックで出来てるから、iPhoneみたいに冬場ガッチガチに冷えてるって事がねぇ!

ここが了解できるんであれば、おめでとうございます、まずは第一関門突破です。ようこそいらっしゃいました。

②脱出準備をしよう

今の電話番号がそのまま使えるように、ナンバーポータビリティ転出(MNP転出)の手続きをとって、「MNP予約番号」というものを貰っておきましょう(転出手数料3,000円〜5,000円)。次のステップであるMNP転入で使うことになります。

③格安SIMの事業者を選ぼう

次は格安SIMの事業者をどこにするかです。この事業者は「仮想移動体通信事業者」……通称MVNOと言われています。

さて、格安SIMのはテレビCMなんかも増えてきているので「なんとなく知ってるよ」って人も多いと思います。MVNOは大まかに2つに分けることができて

・NTTドコモの回線を間借りしている「ドコモ系」

・auの回線を間借りしている「au系」

……となっています。

さきほど①でも軽く触れましたが、ドコモ系の格安SIMはドコモのスマホに、au系の格安SIMはauのスマホ(一部機能制限あり)に挿す事で使う事ができます。

あと、格安SIMにも「ネットだけ使うプラン」「SMSがついているプラン」「通話もSMSも使えるプラン」が用意されているのですが、「通話もSMSも使えるプラン」が普通のスマホとして使えるやつなので注意してください。

ちなみに、今のところ一番安くて良さそうなのは

DMMモバイル(5GB/月で1,911円/月)

IIJmio(6GB/月で2,220円 ※7月1日から)

でした。

※SIMカードの新規発行に別途3,000円かかります

④通話料ももっと安くできる!

普通のスマホとして使える「音声通話機能付きSIM」では、通話料が20円/30秒と少々高め。しかし、これも通話アプリを使って半額の10円/30秒に抑えることができます。

僕が使っているのは楽天でんわですが、G-Callなどの通話アプリも同じ仕組みです。ちゃんと電話回線を使うサービスなので、通話品質が安定していて安心&ノーストレスです。

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※こちらが楽天でんわ。普通の電話とやれる事はだいたい一緒です

LINEの無料通話やIP電話を使えばもっと安く抑える事ができるにはできるのですが、ネット回線のため通話品質が安定せず、めちゃくちゃ声が遅延したりバリバリ割れたりするので、まともな会話ができずに発狂しそうになる事も。

僕はあんまりオススメしない!実際これで失敗して、通話付きのSIMカードに変更した経験があるから……。

とはいえデメリットも

格安SIMを使ってて、どうしても1つだけ面倒だなと思う事があります。それは「LINEのID検索ができない」という事です。

LINEのID検索をするためには年齢認証が必要なんですが、これがドコモ・au・Softbankのキャリア契約じゃないと通らない仕組みになっています。

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よって、LINE自体はできるけどID検索ができない……というのが現状です。

とはいえ、ふるふるだったり自分のQRコードのキャプチャを相手に読み込んでもらえればOKなので、なんとかなるっちゃなんとかなるんですけどね……。

終わりに

だーっとご紹介したんですけど、わかってもらえたでしょうか。確かに工夫で乗り切っているところも多いのですが、そのぶんスマホの月額がボコーンと減るのは嬉しいところです。あなたもiPhoneを卒業してみてはどうでしょう。うまく言えないんですが、きっと「オレ、スーファミ派じゃなくてメガドライブ派よ?」みたいな気持ちになると思います。わかんないけど。

この記事だけではなく、是非自分でもいろいろ調べて検討してみてください。調べてみるだけでも楽しいはずなので。それでは!!