いきなりだが、僕にはちょっとした特技がある。

 

 

お分かり頂けただろうか?

そう、僕はカラムーチョのババアを即興でかなり早く描くことが出来る。

 

他に描けるものといえば林檎とカービィ(それもかなりデフォルメして)ぐらいな僕だが、ことカラムーチョのババアに関してはかなり練習した。

ちなみに上の動画は日頃の感謝を込めて湖池屋のアカウントに直接送りつけたものになる。

友人各位からモチベーションが分からない』『一番意味の無いテロ』などのありがたい言葉を頂戴した。

 

回想

カラムーチョのババアを描く練習を始めたのは今から約2年前、ちょうど僕が新卒で入った会社でコテンパンにいびられていた頃だ

新しい仕事で右も左も分からないうえ上司とは全く馬が合わず、悩みを打ち明けられる相手もおらず、当時の僕は心身ともにボロボロになっていた。

そんなある日ふと寄ったコンビニで、運命の出逢いが起きる。

 

 

 

ヒー。

いや、ヒーじゃないんだよ。辛いスナック食べてヒー、て。ひねりなさ過ぎだろ。
それに何年も食ってるだろ、いい加減慣れなさいよ。

カラムーチョのババアはいいよな、呑気そうで。

 

…でも、ちょっとだけ羨ましいな。
こんな風に能天気にヒーヒー言えていたら、きっと楽だろうな。

 

子どもの頃から慣れ親しんだキャラクターに、まさか羨ましさを覚える日が来るとは。しかもカラムーチョのババアに。
せめてコアラのマーチのコアラとかなら、まだ格好が付いたんだけど。

でも運命ってそういうものだと思う。

 

 

こうして僕はカラムーチョのババアを描く練習を開始した。
見ずに上手く、しかも、速く描く。最初は無我夢中で、我武者羅に描いた。

 

描き方を変えながら多い時には1日数十枚、必死でカバ練(カラムーチョのババアを描く練習、の略)に取り組んだ。

記事だからこういう事を書くわけではなく、本当にカバ練の間はカバ練に没頭し、仕事の嫌なことを忘れられた。

今思うとカラムーチョのババアの絶妙な難易度、いかに上手く・速く描くかといったゲーム性などが熱中度を上げていたのかもしれない。

 

比べてみると、成長度がよく分かると思う。

ちょうど湖池屋にテロを送り付けたすぐ後に仕事は落ち着き、僕の心も快復へ向かっていった。
ありがとう、カラムーチョのババア。センキュー・フォー・カラムーチョ・グランマ。

 

当時の僕は最速でババアを描くため、完璧にパターンを確立していた。顔は勢いが乗りやすいよう、実物より少し大きめに。
そこからは、

髪の毛→目→鼻→服→模様→腕→ヒー

の順番で流れるように。

丁寧に描けば20秒強、スピード重視なら10秒台で描ける。他に何の役にも立たないが、我ながら努力の賜物だと思う。

 

回想終わり

…そんな話をしていたら、久々に描きたくなってきた。
1年近くカバ練をしてないが、今もちゃんと描けるだろうか。30秒は切りたいな。

 

そんなわけで早速、近くのスーパーに行ってきた。思ってたより色んな種類があったので、折角なので色々買ってみた。

どんな味か楽しみながら、皆さんに僕の実力をお見せするとしよう。

 

じゃあまずはコレから行くとしよう。わさび味とか出てるんだ。
…ん?

 

あれ?ちょっと待って、え?

 

なんか違うくない???

ウインクしてるし、腰に手を当ててるし…
「ZEPPIN WASABI」って書かれたよく分からないシャツ着てるし…。

元々のババアで山ほど練習したせいで、ちょっとでも変わると困っちゃうんですよね…。
絵が上手い人ならすぐ順応できるでしょうが、僕はコレしか練習してないので…。

 

でももしかしたら、絵柄が違うのはコレだけかもしれない。
限定版とかのパッケージが変わるのはよくある話。他のやつも見てみましょう。

 

は?

 

何やってんの?

 

俺にも謝ってくれない?

 

無我夢-チョって何?

 

誰??

 

 

…まさかこんなに沢山カラムーチョに種類があるとは。
これじゃカラムーチョが描けない…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しいですが…

 

 

仕方ありませんね…。

 

 

(おわり)