こんにちは、自称料理研究家の主婦A子です。

 

サッポロ一番どん兵衛ペヤングと続いている本気(マジ)シリーズですが、今回は…。

 

 

 

 

「マルちゃん正麺旨塩味」

 

まるで生麺というキャッチコピーは大げさではなく、なめらかでコシのある食感はほぼ生麺。文句無しにおいしい。

 

今回はこのマルちゃん正麺旨塩味を使って、味もおなかも満たす至極の一杯に仕上げます。

 

自称料理研究家が「マルちゃん正麺旨塩味」を本気(マジ)で作ります!

 

 

 

本気(マジ)でマルちゃん正麺を作る!

 

ということで、まず用意するのは豚の足。

 

そのままでも十分おいしいマルちゃん正麺ですが、豚足を煮込んだスープを使ってさらなる高みの一杯に。

 

乾麺のゆで汁と付属の液体スープを合わせるのではなく、豚足スープと液体スープの素を合わせることで、こってりとしたコクと旨味の絶品スープに仕上げようということです。

 

 

 

 

豚足の臭み取りだけでなく、食欲をそそるほどよい香りを付けるために、ネギの青いところと生姜、にんにく、たっぷりの酒を加えて豚足をくつくつと煮込みます。

 

 

 

 

煮込み時間は2時間。

 

本気(マジ)モードに入った料理研究家に作らせると、3分で出来上がるマルちゃん正麺も、スープの下準備だけで2時間掛かります。

 

 

 

 

煮込んだ豚足を使っておまけの一品。こってりスープを作った副産物、博多屋台で有名な豚足焼きです。

 

2時間煮込んだ豚足は骨からぽろっと外れるぐらいやわらかく、焼き目を付けることで表面はカリッと中はとろんとろん。

 

濃厚な味わいに、さっぱりとポン酢でいただく豚足焼きはおつまみに最適です。

 

ただし豚足はおまけであって、あくまで主役はマルちゃん正麺。味わっている時間も無いので次の工程に進みます。

 

 

 

 

本気マルちゃん正麺になると、こってりとした豚足スープだけでは終わりません。

 

あさりを使って魚介出汁も加えます。

 

 

 

 

先ほどの豚足スープを濾してあさりを煮込むことで、貝類の旨味成分コハク酸が加わり、さらにガツンと旨味を増した絶品スープに。

 

あさりは出汁だけでなく具としても使うので、貝が開いたら煮込み過ぎを防ぐため別皿に移します。

 

 

 

本気マルちゃん正麺へGO!

では、スープの準備も調ったところで、いざ本気マルちゃん正麺に進みます。

 

 

 

 

「インスタントラーメンって一杯で足りますか?」という問題提起はここから解決。

 

キャベツ、もやし、ニラ、長ネギ、玉ねぎ、にんじん、生姜、にんにくを使い、デフォルトで野菜マシマシ。具となる野菜はたっぷりと、画像の量で1人分になります。

 

 

 

 

豚肉(脂身多めの切り落としやバラ肉)をお好みの量で。

 

 

 

 

かまぼこを適量。

 

練り物からもしっかりと出汁が出ます。

 

 

 

 

別皿に移したあさり。

 

 

 

 

すべて揃えるとこのような感じに。

 

そう、味もおなかも満たす本気マルちゃん正麺とは、マルちゃん正麺だけどマルちゃん正麺を超える、長崎ちゃんぽん風絶品マルちゃん正麺

 

これだけの具材を一杯の…  たった一杯のマルちゃん正麺に捧げます。

 

 

 

 

ここからはてきぱきと躍動感あふれる動作で。

 

まずは香りが出るまでにんにくをごま油で炒めます。

 

ごま油は前回の本気ペヤングで作った、プロ仕様のネギ油を使うとより◎です。

 

 

 

 

具を炒めながら、タイミングを見てマルちゃん正麺の乾麺を別に茹で始めます。

 

 

 

 

にんにくの香りが立ったらもやしとニラ以外の具材と酒を入れ、豚肉に火が通るまで強火で炒め…。

 

 

 

 

豚肉に火が通ったらもやしとニラ、あさり、醤油を加えてざっと炒めます。

 

 

 

 

やたらに時間をかけて作った豚足スープを注ぎ、マルちゃん正麺の液体スープの素を加えます。

 

 

 

 

最後の仕上げで牛乳を注ぐと…。

 

 

 

 

長崎ちゃんぽん風マルちゃん正麺スープのできあがり。

 

牛乳を加えることでほどよい甘みとまったりとしたコクが増し、もはや長崎ちゃんぽんと名乗るほかない!といった絶品スープに仕上がります。

 

 

 

 

最後に茹でた麺を加えてざっとひと煮立ちさせ、塩こしょうで味を調えれば…。

 

 

 

 

これが本気のマルちゃん正麺!

 

 

あっさりとしたマルちゃん正麺に、豚足のこってりスープが相性抜群。ラーメンではなく長崎ちゃんぽんにして大正解です。

 

豚足やあさり、炒めた具材の自然な旨味のスープに、マルちゃん正麺の液体スープの素が加わることで、お店でいただく長崎ちゃんぽんにも負けず劣らず。

 

予想を遥かに超える味に自称料理研究家もびっくりです。本気で…。

 

10分ほどの撮影後、少し冷めてしまったマルちゃん正麺をいただきましたが、驚くことにあの生麺の食感は健在。すこしコシがなくなったかな…? という程度で、麺もおいしくいただくことが出来ました。

 

 

 

ではでは最後に、今回も本気(マジ)マルちゃん正麺大成功ということで、勝手に擬似パッケージを制作。

 

みなさんもぜひ、本気マルちゃん正麺に挑戦して下さい。豚足もおいしいよっ!

 

 

 

 もっと簡単に、「本気じゃない簡単アレンジレシピ」

 

■豚足を使わない作り方

1.具材(あさりは生のもの)をごま油で炒めながら、醤油小さじ1、酒大さじ1、和風だしの素(ほんだしなど)小さじ1/2、バター5gを加える。

2.お湯500ccを注ぎ、液体スープの素と牛乳50mlを加える。

3.別に茹でた麺を加え、ざっと煮込む。

4.味見をして塩こしょうで調える。

 

★鶏ガラスープの素ではなく、和風だしの素を使うのがポイント。ぼやけがちな味を和風に傾けることで、しっかりと旨味を感じるおいしい長崎ちゃんぽん風マルちゃん正麺に仕上げます。