こんにちは、自称料理研究家の主婦A子です。
ペヤング、マルちゃん正麺などなど、インスタント麺が続く本気(マジ)シリーズですが、今回は…
日本の国民食「ボンカレー」
この普通に食べておいしいボンカレーを、自称料理研究家が力の限り本気を出して作ります。
ただのボンカレーを新たなステージへと導きます!
本気(マジ)でボンカレーを作る!
ということで、先に用意するのはフレッシュな「ビワ」。
なぜにビワ?・・・本気(マジ)だからです。
他、ボンカレーだけど玉ねぎとにんにく、生姜、多めのバターも用意。
これらの食材を使って、本気(マジ)ボンカレーに必要な下準備を始めます。
まずはフライパンにバターを溶かし…
すりおろした玉ねぎを弱火でじっくりと炒めます。
さらに炒めます。
まだまだ炒めます。
飴色に輝くオニオンペーストができあがりました。
ボンカレーはレンジで1分40秒、本気(マジ)ボンカレーはここまで1時間…
時間にとらわれると本気は出せません。
オニオンペーストにみじん切りにしたビワ、すりおろした生姜とにんにく、レモン果汁を加えます。
水分を飛ばすように、ビワがペースト状になるまで再度炒めます。
できあがりました。
そう、じっくりと時間をかけて炒めていたのは、本気(マジ)ボンカレーに必須なチャツネです。
リンゴのように酸味のあるさっぱりとした甘さではなく、ボンカレーにはやわらかな甘味のビワ、またはマンゴーを使ったチャツネが◎。
このフルーティーな香りのチャツネを使ってボンカレーだけどボンカレーらしくない、ボンカレーを超越した別次元の本気(マジ)ボンカレーを作り出します。
本気ボンカレーへGO!
では、チャツネもできあがったところで、いざ本気(マジ)ボンカレーに進みます。
肉の旨味と脂のコクを加えるため、具材として合い挽き肉を用意。
さっぱりとした後味の香り高いボンカレーに仕上げるため、スープセロリも用意。
オリーブオイルをひいたフライパンを中火で熱し、合い挽き肉に塩こしょうをふって炒めます。
合い挽き肉がぽろぽろになったら、みじん切りにしたスープセロリを加えてざっと炒めれば、ふわっと立ち上るセロリのさわやかな香り。
炒めながら香り付けに赤ワインを加え…
トマトジュースを注いで、ほどよい酸味とトマトの旨味をプラス。
うんと時間をかけて作ったチャツネを投入。
最後に主役「ボンカレー」を加え、ニンジンやじゃがいもを崩しつつ水分を飛ばしながら炒めます。
ある程度水気が飛んでもったりとしてきたらカレー粉をプラス。
カレーは長く加熱するとスパイシーな香りが弱くなるので、カレー粉を後から加えてきりっと引き締まった大人のカレーを目指します。
一味唐辛子を加えることで、チャツネのフルーティーな甘みがより引き立つボンカレーに。
スパイシーなカレー粉と甘みを引き立てる一味唐辛子。このふたつを後入れすることで、甘さを感じた後にピリッとした辛味がついてくる、至極のボンカレーに仕上げようということです。
これぐらいまで水分を飛ばせばできあがり。
さあ、あとは盛り付けるだけとなりますが、本気レシピは盛り付けも本気(マジ)。
見た目もおしゃれな別次元ボンカレーへと導きます…
これが本気(マジ)ボンカレー。
料理研究家に本気で作らせると、ボンカレーがチャツネを使ったフルーティーなドライカレーにトランスフォーム。
見た目にもひと工夫を加え、カフェ風なドライカレーに盛り付けました。
ひと口食べればビワを使ったチャツネのフルーティーな甘みが口中に広がり、後から続くスパイシーな辛味。
じっくりと炒めた玉ねぎやトマトジュース、合い挽き肉の旨味にボンカレー本来の旨味が加わり、予想以上に高級感のある本格ドライカレーに仕上がっています。
最後に本気(マジ)ボンカレー大成功ということで、今回も勝手に擬似パッケージを制作。本気度はMAXです。
ではでは、みなさんもぜひ、本気ボンカレーに挑戦してみて下さい。
もっと簡単に、「本気じゃない簡単アレンジレシピ」
■ビワやチャツネ、スープセロリを使わない作り方
1.フライパンにバター10gを入れ、中火で熱する。
2.バターが溶け始めたら合い挽き肉80gを入れ、軽く塩こしょうをして炒める。
3.合い挽き肉がぽろぽろになったら弱火に落とし、細かくみじん切りにした玉ねぎ、すりおろした生姜とにんにく、砂糖小さじ1/2を入れて炒める。
4.玉ねぎが透明になったらトマトジュース100mlとボンカレー、ケチャップ大さじ1、赤ワイン大さじ1を加え、水気を飛ばしながら炒める。
5.もったりとしてきたらカレー粉小さじ1と一味唐辛子(お好みの量)を加えて炒める。
6.ちょうどよい加減まで水気を飛ばし、味見をして塩こしょうで調える。
★ボンカレー1袋を使って1.5~2人分になります。
★チャツネの甘みと旨味を補うために、砂糖とケチャップを足しています。
★鷹の爪はお好みで、撮影時は小さじ1/4ほど使っております。