こんにちは、関西出身の山口むつおです。
ある撮影現場で出してもらったお水のパッケージを見て「あ!六甲のおいしい水だ!なつかし~」と思ったのですが……。
よく見ると「おいしい水 天然水」となっており、「六甲の」という表記はありませんでした。
もしかして六甲のおいしい水って関西だけ??もしかして地域によって名前が違うの??
気になったので、アサヒのお問い合わせ窓口に電話で聞いてみました。
現在の六甲のおいしい水は「関西限定」、その理由は東日本大震災
もともとハウス食品が全国販売していた「六甲のおいしい水」ですが、2010年にアサヒが販売権を譲り受けます。この時はまだ「アサヒ 六甲のおいしい水」という名前。
ちなみに現在主流になっている2リットルボトルは、六甲のおいしい水が先駆けです。
その後全国展開していた「アサヒ 六甲のおいしい水」ですが、「アサヒ おいしい水」というブランド名のもと、生産拠点を西日本と東日本に分けることになります。
西日本は六甲山系から汲み上げた
「アサヒ おいしい水 六甲」、
東日本は富士山系から汲み上げた
「アサヒ おいしい水 富士山」と名付けられます。
産地が違うので、味も微妙に違うそうです。
※ちなみに最初の写真でぼくが手にしていた「おいしい水 天然水」は自動販売機用のもので、富士山系の天然水が入っているようです。
で、この生産拠点を分けた理由うというのは、東日本大震災だったそうです。
この地震によって流通がダメージを受け、全国に供給するのが難しくなったという経験から、日本全国に安定してお水を供給できるようにするために生産拠点を西日本と東日本に分けることにしたんだとか。
六甲のおいしい水、知らん間にそんなことになってたとはね…… というお話でした。