最近よく聞いている曲(アルバム)です。

 

 

Scott Orr – “Worried Mind”

 

カナダのシンガーソングライターScott Orrの新作。

 

優しいギター、優しいアナログシンセ、優しい声。優し〜。

 

 

空気系 – “simple life”

 

bandcampにはアーティスト情報として鹿児島と書かれているが恐らく海外のアーティスト。空気系。

 

ジャンルはsignalwaveですが、タグに「日常系」と書かれているのが秀逸。人々の生活空間を覗いてるような感覚になります。

 

 

玉名ラーメン – “my summer memories”

 

詩人/ラッパーの玉名ラーメンが夏の終わりに発表した曲。

 

さわやかな夏ではなく無限に終わらないような気だるい夏。

 

 

 

Homecoming – “Blue Hour”

 

今まで全曲英語で歌ってきたHomecomingsが初めて日本語で作り上げたアルバム。

 

今までの曲のように英語の詩的な言葉の使い方ですが、それが日本語になることによってより世界が広がった気がします。

 

 

 

折坂悠太 – “平成”

 

アルバムジャケットが特徴的だったので視聴してみたら、その独特な音楽性にびっくりしました。

 

ブルース・民謡・ポップス、様々なジャンルを横断しつつ決して負けることのない声。

 

「平成」という言葉だけで引き込まれます。

 

 

 

Vessel – “Paplu (Love That Moves The Sun)”

 

テクノ、ノイズ、ダーク・アンビエントなどその音楽性を言葉にするのは難しい電子音楽家Vessel の新アルバムより。

 

子供のおもちゃとマッチョな男を鍋で煮込んだようなサウンド。聞いたことのない音が脳に無理やり入り込んでくるような感覚が気持ちいいです。

 

 

 

pool$ide – “aquarius”

 

今一番信頼できるレーベルLocal Vsionからリリースされたpool$ideのアルバム「aquarius」。

 

ニューエイジ的なシンセサウンドに跳ねるメロディ、切り刻まれたボーカル。

 

このアルバムを聞いていると水が流れる映像が脳内に浮かびます。源流から穏やかな川。太陽の光が反射するプール。ホースで撒かれる水。水滴。

 

 

Flow – “Siempre Alicia”

 

同名のバンドが日本にもいますが、こちらはスペインの4人組バンド。

 

2008年のアルバム以降何も情報が無い(そもそも情報が少ない)ので詳細はわかりません。

 

カーペンターズのトップ・オブ・ザ・ワールドに似たメロディや、突然低いおじさん・小さい女の子の声が入ってきたりと不思議な曲です。

 

 

Winter Sleep – “Return To Dream City”

 

今月来日するDeath’s Dynamic Shroud.wmvのメンバーであるJames Websterの変名Winter Sleepが2013年にリリースしたアルバム。

 

PS時代のゲーム音楽。ドリーム。夢。

 

 

 

トリプルファイヤー – “神様が見ている”

 

トリプルファイヤーのライブ映像がフルで公開されているのですが、その中でも「神様が見ている」のライブバージョンに衝撃を受けました。

 

変な顔をしている分 心がきれい
日本海が獲れた魚は 身が引き締まってる
いじめられる側にも 原因がある
公務員が給料を 貰い過ぎてる

 

という現実のどうしようもない現象を、まるでサンプラーを押して出てきたかのように繰り返し歌い

 

でも 神様が見ている

 

というサビで一歩外側へと視点が移動します。

 

ここで歌われている神様は恐らく宗教的に崇拝されている神様ではなく、人それぞれが何となく神頼みする時に考える心の逃げ道のような存在の神様だと思います。なので『神様が見ている』という部分ですら現実としてのどうしようもない現象に組み込まれているような構造になっていて、より現実のやるせなさが強調されているように感じました。

 

 

 

聖なるもの – “卌”

 

ボカロPでもあるふなむしがプロデュースしたアイドル。「聖なるもの」

 

2015年の作品なのですが、最近聞き直しても新しい音のように感じました。(むしろ早すぎた?)

 

エレクトロニカを基調としたサウンドに激しいノイズ、そして囁くようなボーカル。

 

新しい曲が聴きたいです。

 

 

Graham Kartna – “Rhetoric On Sublime & The Adventures Of Death Boy”

 

すごいペースで作品をリリースし続けるレーベルbusiness casualからリリースされた、カナダで活動するGraham Kartnaの新アルバム。

 

シンセ・Lo-Fi・ゲームサウンド・コラージュ・MIDI、とにかく音がゴチャゴチャしているんですがその全てがポップにまとめ上げられています。天才。

 

 

ぎょうざの満洲 社歌 – “わたしたちには夢がある”

http://www.mansyu.co.jp/mansyu_no_kodawari/mansyu_no_kodawari.html

ぎょうざの満洲公式HPより

※注意:アクセスすると自動的に曲が流れます。

 

埼玉を中心にチェーン展開している「ぎょうざの満洲」の社歌。

 

どこか懐かしいメロディと、サイトの仕様なのか一番いい場所で音飛びがしていて最高です。

 

 

 

それではまた来月