Amazonプライム・ビデオで視聴できる、Amazonオリジナル番組「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」。
参加費100万円で密室に集められた芸人10名が、自身のプライドをかけて笑わせ合い、最後まで笑わなかった者が賞金1,000万円を手にするというこれまでになかったお笑いサバイバルバトルです。
昨年の2016年11月に「シーズン1」が配信開始され、12月1日にははやくも「シーズン4」の配信が決定しました。
そんな大人気番組「ドキュメンタル」、実は「シーズン1」の前に撮影された幻の「パイロットシーズン」が存在しており、1年以上の時を経てついに公開されることになりました!
番組名は「ドキュメンタリー・オブ・ドキュメンタル」で、全2エピソード。
エピソード1はこれまでのシーズン1~3のダイジェストを松本人志さんのインタビューを交えながら紹介し、エピソード2ではいよいよ「ドキュメンタル パイロットシーズン」が公開! どちらも本日から配信されていますので是非チェックしてみてください。
当メディア「ブロス」を運営する株式会社バーグハンバーグバーグにも「ドキュメンタル」ファンが多く、「パイロットシーズン」の存在について知った際は社内がざわつきました。
そこで今回は「ドキュメンタル パイロットシーズン」公開を記念し、「ドキュメンタル」をまだ観ていない人に「ここだけでもいいから観て欲しい!」と勧めたい、記憶に残る名シーンをバーグハンバーグバーグ社員6名がそれぞれ紹介します!
※なおこの記事にはネタバレが含まれていますので、まっさらな状態で楽しみたい方はこの記事を読まないで、「ドキュメンタル シーズン1」からお楽しみください!
マッサージ後に中国語の歌を歌うロバート秋山
1人目:原宿
僕が一番印象に残ってるのは「シーズン3」で、その中でも最高だったのが『シーズン3, ep4 ゾンビタイム発動』の33分15秒あたりから。
シーズン3からは「ゾンビタイム」という新ルールが追加されて、敗者が一時的に復帰できるようになりました。
そのシステムで復活したロバート秋山さんとケンドーコバヤシさんが男性向けエステ店を再現するくだり、かなりリアルで笑ったんですけど、僕が一番笑ったのはその後。
マッサージ店員扮する秋山さんが突然中国語っぽい歌を口ずさむシーンで、あまりに不意を突かれたもんだから思い切り笑ってしまいました。笑いの戦場だったあの密室が、歌によって完全に男性向けエステ店に変わった瞬間です。
山本が永遠に着替えているシーン
2人目:ギャラクシー
僕が一番好きなシーンは『シーズン3, ep5 勝利の行方』の6分40秒~です。
極楽とんぼ山本さんがTKO木下さんをビジュアルで笑かそうと更衣室で着替えるんですけど、
開始からもう5時間以上経過していて、もはや見た目で笑うような雰囲気では無いんですね。
それでもたっぷり時間をかけて着替える山本さんと、別室で見ている松本さんのそれに対するツッコミに爆笑しました。
ゴムパッチンでハゲの治療をする宮川大輔
3人目:かんち
ドキュメンタルの好きなシーン、沢山ありすぎてどれにしようか迷ったんですけど、まずはということで僕はシーズン1の中から選びました。
僕の好きなシーンは『シーズン1, ep2 最初の脱落者は?』の17分35秒~です。
宮川大輔さんがジミー大西さんの後頭部のハゲを見つけ、
その治療と称して患部にゴムパッチンするシーン。
ジミーさんのリアクションも最高なのですが、それに耐えきれず、やった本人が笑って自爆する一連の流れは何度みても笑ってしまいます。
この作品はシーズンの途中からでも楽しめる作りですが、番組の進化を楽しむためにもまずはシーズン1から見ることをオススメします!
小峠が鳥のおもちゃとセックスした直後…
4人目:モチナガ
過去3作振り返って、一番印象に残っているのは『シーズン2, ep5 最後の勝者』の11分50秒からですね。この回はまさに「死闘」という言葉がふさわしい、印象に残るシーンでした。
シーズン2で最終的に残ったのは、バイきんぐの小峠さんとジャングルポケット斉藤さんの2名。
追い込まれた二人は口に含んだ水を互いに吹きかけあったり、ラーメンを頭から被ったりと、狂気の応酬が繰り広げられます。
制限時間が残り5分を切ったところで、斉藤さんが大きなクマのぬいぐるみとセックスをしはじめ、小峠さんも応戦するかのように声が出る鳥のおもちゃとセックス。
既にこの時点で笑っちゃうのですが、この直後に奇跡が起こります。
小峠さんが立ち上がった瞬間、部屋中に響く、鳥のおもちゃの「ぷわぁ~~~~~」という音。
極限状態によって、このような奇跡のような出来事が何度も起こるのがドキュメンタルの醍醐味ですね。
ラストの春日の動き
5人目:山口
僕が一番笑ったのは『シーズン3, ep5 勝利の行方』の33分8秒~です。
6時間の戦いがまさに終わろうとしている、終了間際のラスト1分。
ゾンビタイムで復活したオードリー春日さんが「TENGA EGG」を頭に被って、持ちギャグを次々に披露するんですけど、
一切声を発せず、「TENGA EGG」から空気が漏れる音だけでギャグをやるんです。しかもたまたま中に水が入ってたせいで「ピィィィィィッ!」っていう怪鳥が鳴くような音で。
「ピィィィィィッ!」の音が出るたびに笑っちゃう
本当に腹がよじれるほど笑いましたが、多分観てない人にはテキストじゃ伝わらないと思うので実際に観てください!
春日のちんちんカレー
6人目:永田
最後、僕が紹介するのは『シーズン3, ep3 メンタルの闘い』の12分4秒あたりから始まる「春日のちんちんカレー」です。
これは地上波のテレビでは2兆%流せないと思いますし、ネット番組だとしても「流していいの!?」という内容なんですけど、でも「男で笑わない人はいないのでは……?」という凄い映像です。ちんちんが嫌いな人以外は全員みてください。
いちいち文章で説明してもあの凄さは伝わらないと思うのでシーンを載せられるところまで写真で紹介します。あれは絶対に映像でみて……
人間のちんちんから「カレーの消しゴム」が出て来る映像なんて、世界中探してもドキュメンタルだけ。
何度みても笑っちゃいますし、ここにいる全員がドキュメンタルS1~3の中で、このシーンがやっぱり一番最高と口を揃えていました。
以上、バーグハンバーグバーグ社員が笑った「ドキュメンタル シーズン1~3」の絶対に見てほしいシーンでした。ドキュメンタルを全て観た方みなさんも、印象に残っているシーンがあれば教えてください!
ちなみにこの記事を社内で執筆していたところ、ドキュメンタルの構成を手がけている放送作家の高須光聖さんが来社されていて、バーグハンバーグバーグ代表のシモダと別件の打ち合わせをしていました。
せっかくなので、お時間を頂いてドキュメンタルの誕生秘話や、高須さんが一番好きなシーンについても聞いてみました!
「ドキュメンタル」はどのようにして生まれたのか? そして「パイロットシーズン」とは?
高須 光聖(たかす みつよし)
1963年、兵庫県出身。大学卒業後、 幼少の頃から親交のあったダウンタウンに誘われ24歳で放送作家に。25歳で「夢で逢えたら」「ガキの使いやあらへんで!」に参加。「水曜日のダウンタウン」「IPPONグランプリ」の他、大晦日の「笑ってはいけないシリーズ」など十数本のテレビ番組を手がけている。
―― 早速ですがドキュメンタルはどのようにして生まれたのでしょうか?
数年前から松本(人志)が、参加費100万円で10人の芸人が旅館とかに泊まって寝食共にしながら笑いのサバイバルバトルをする「リアルな”笑ってはいけない”」をやりたいという構想を練っていたんです。でも地上波では流せないだろうからCS・BSあたりでいつかやりたいなぁ、と話していて。それからしばらく経ってAmazonさんから企画の相談があり、「前から言ってたあれをやろう」とこの企画が動き出したんです。
――それで実験的に撮影したのが「パイロットシーズン」なんですね
そうです。誰もやったことない実験的企画だし、どうなるんだろう? 一回見てみたいな、ということでルールをほとんど決めずに撮影したのがそのパイロット版です。身銭をきってもらわないと本気感はでないので参加費100万円というの今と変わらないんですけど、小道具の持ち込みもこのときは無しで、時間も無制限でした。そのため松本・参加者・スタッフ、全員のスケジュールを2日間空けて撮りました。
――やってみてどうでしたか?
配信を見てもらえれば分かると思うんですけど、ある一定の時間が経つと人ってこんなにも笑わなくなるのか……と。こういった気付きがシーズン1のルール作りに繋がることになりました。ドキュメンタル自体「どうなるんだろう?」から生まれた”実験ラボ”みたいなものなので、まずはやってみて「次はああしよう、こうしよう」と回を重ねるごとに、とルールが変わっていきます。その一番最初の原点が「パイロットシーズン」なので、ドキュメンタルファンにもこれから初めてドキュメンタルを観る人にもぜひ観てもらいたいですね。
――ありがとうございました! ちなみにこれまでのドキュメンタルで高須さんが一番好きなシーンはありますか?
そりゃあもう「シーズン3, ep3」の春日のちんちんですね。僕も現場にいて生で見てましたけど、あんなの見せられたら誰でも笑ってしまうでしょ。でも不思議と全然いやらしく見えないんですよね。卑猥さは一切なくて、ただただ面白いだけ。その場にいる全員が笑ってましたよ。
高須さんもNo.1に選んだ春日のちんちんカレー
――うちの社員も全員あのシーンが最高と言っていましたが、高須さんもあれが一番なんですね
そうですね。現時点ではあそこがナンバーワンなんですけど、実は現在編集中の次の「シーズン4」も凄いです。一言で言えば、もう無茶苦茶。詳しいことはまだ言えないですけど、僕は春日のちんちんを超える部分もあったと思っています。今回の「ドキュメンタリー・オブ・ドキュメンタル」を見ながら、ぜひ「シーズン4」も楽しみに待っていてください!
――めちゃくちゃ楽しみです! 高須さん、本日はありがとうございました!
ドキュメンタリー・オブ・ドキュメンタル
本日から配信開始の「ドキュメンタリー・オブ・ドキュメンタル」は冒頭でもお伝えした通り、全2エピソード。
エピソード1では松本人志さんのインタビューを織り交ぜながらシーズン1~3のダイジェストを紹介。
エピソード2では、幻となっていたドキュメンタルのパイロット版「ドキュメンタル パイロットシーズン」が公開されます。どちらのエピソードも本日配信開始!
なお「パイロットシーズン」の参加者は、
秋山竜次(ロバート)
ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)
内間政成(スリムクラブ)
大島美幸(森三中)
斎藤司(トレンディエンジェル)
こいで(シャンプーハット)
清人(バッドボーイズ)
久保田和靖(とろサーモン)
おにぎり(ニューロマンス)
板東英二
の10名!
このメンバーで時間無制限の戦いはどんな展開を見せるのでしょうか…!
ドキュメンタルはAmazon プライム会員限定のコンテンツ。会員は追加料金なしで視聴できますし、非会員でも30日間は無料で体験できますのでぜひこの機会に登録を検討してみてください!
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