こんにちは。たかやです。
行楽のシーズン。この時期はお弁当を持ってどこかに遠出をしたくなりますね。
え? 僕はどこに行きたいかって? そうですね…自分なら…
宇宙ですね
宇宙なら都会の喧騒に悩まされることもなく(宇宙は無音なので)、自分が抱える悩みやストレスも小っぽけな物に感じるハズです(宇宙は広大なので)。
…え? はいはい。わかってますとも。宇宙に行くのはね…難しいんでしょ? いくら僕でもね…それぐらいはわかります。
なら、お弁当の中に宇宙を再現したらどうでしょうか?
「お弁当持って宇宙に行きたいな~」が無理でも、食材を使って惑星を再現できたなら気分はもう宇宙でピクニックだと思うんです。
…全然意味わかんないでしょうが、まずはコレを見てください。
金星の作り方
金星です。
この金星の表面をよ~く見ると、なんだかあの食材に見えませんか? そうです。あの野菜に…
じゃがいもです。
金星の表面って、なんとなくじゃがいもっぽくないですか?
オーブンで炙ったじゃがいもと丸型の型抜き器を用意します。
グッと…
できました!
完成・金星
じゃがいも版・金星です。 …っぽくないですか?!
まぁ完全一致かと言われれば全然違いますが、広大な宇宙から見れば些細なことです。
▼この記事の目的▼
こんな感じで「食材 + 型抜き器」を使えば簡単に『惑星』が再現できます。
そして食材の惑星をお弁当に並べれば、そこはもう『宇宙』と言っていいんじゃないでしょうか。
工程も「①惑星の表面っぽい食材を用意する⇒②丸く型抜き」とめちゃくちゃ簡単! 自炊経験の少ない料理下手の僕にもできます。
というわけで、この記事では「誰でもできる食材で惑星を再現する方法」を紹介させてください。
レッツ宇宙!
冥王星の作り方
冥王星です。
既に太陽系の惑星から外されちゃってる星ですが、仲間外れは可哀想なのでお弁当の中でぐらい復活させてあげます。
冥王星の表面、アレに見えませんか? ほら…お菓子のアレ…
ガトーショコラっぽいなぁ~~~。冥王星の表面はガトーショコラでいけそうだな~。
グッ
完成・冥王星
…あ、あれ? なんか微妙だ。一致度は「3」ぐらい。こんなハズでは…。
まぁ、僕らが地球から観測してる宇宙だって既に何万年前の情報だし…。そう考えたら「真実ってなんぞや?」って話だし…。
気にせずどんどんいきましょう。
水星の作り方
太陽にもっとも近い惑星・水星。そのため昼の表面温度は400度にもなりますが、夜は-160度まで下がるっていうもんだからほんといい加減にしてほしいですね。
大根。
グググッ…
既に円形の物を、中心部からさらに丸く切り抜く。「ゾクゾクッ」とするのは僕だけでしょうか
完成・冥王星
う~~~~ん?????
違うな…。 やる前はイケると思ったんだけどな…。
木星の作り方
木星。太陽系で一番デカい星です。以前「もしも月の位置に木星があったら」っていうフェイク画像を見たことがあるんですが怖くて泣きそうになりました。ぜひ検索してみてください。
それはさておき、ここまで上手くいってないので次こそ成功したいところ…!
微妙だな~~~。木星ってベーコンっぽいかと思ったけど、色合いがちょっとな~。やる前に気付けよ。
モノクロ加工にしてみたら少しだけ近くなりました(でも色を反転させてらなんでもアリになっちゃうので、やっぱり違うな~)。
あれ? この企画…もしかして失敗…?
頑張れ俺~~~~。
地球の作り方
我らの母星、地球。今度こそ上手くいかせるぞ…!
薄焼きたまごに着色料(青)を加えたものをくり抜きたいと思います。
それにしても着色料って案外お店で売ってないんですね。自分はスーパーを3軒回ってやっと見つけました。ちなみに着色料以外でも、紫芋パウダーを使っても卵は青くなるらしいです(紫芋パウダーもあんま売ってないけど)。
自炊を全くしない僕からすれば薄焼きたまご自体がハードルの高い料理。しかしダイソーでこんな商品を見つけました。
溶き卵をトレーに加えて、レンジでチンすれば簡単に薄焼きたまごが出来るんだそう! 助かるゥ!
今度こそ上手くいきそうな予感!
溶き卵+着色料をトレーに流し込みます。この時点での色は結構アウトだけど、チンすれば綺麗な青色になると信じてます。
地球のような美しい青になると信じて…
チンした結果
あああ! もう!!!
全く青くないよ! 藻(も)色じゃん! こんな色の惑星に住みたくない!
…自分がなんで自炊苦手か分かった。ネットにあがってるレシピ画像って大体綺麗なのに、自分が作ると大体汚くなって技術の無さに凹むからだ…。だからSNSにも自炊の写真あげないんだよな…。
その後いろいろと調べた結果、どうやら卵を溶く段階で黄身を取り除き、白身のみに着色料(青)を混ぜればいいことがわかりました!
たしかに黄色(黄身)+青色(着色料)= 緑色 になっちゃいますもんね。なるほどね!
完成・地球
青たまご焼きをくり抜き、青海苔と鰹節を振り掛ければ、完成です。
まぁ…まぁまぁまぁまぁまぁ良い感じです。もうそういう事にしよう!
海王星、天王星の作り方
海王星
Image Credit: NASA/JPL
天王星
また青色か…。無理だって、料理下手な自分じゃもうなんも出来んよ…。
と、思いましたがゼリーにすればいいことに気付きました!
「①お湯を沸かす⇒②ゼラチンパウダーを入れる⇒③型に流し込み、着色料を加える」というベリーイージーな工程。流石の僕でもできます。
良い色になった! フフフッ!
あとは冷蔵庫で固めたゼリーを容器から出せば…
容器から出…
出ん!!!!
ゼラチンを入れすぎて、カッチカチのゼリーになってしまいました。
もう嫌―――――――――――!!!!!
完成・海王星
完成・天王星
その後なんとか頑張って、海王星と天王星の完成です。
……料理ってもっと楽しいものじゃなかったっけ?
自信を失う一方なんですけど。
火星の作り方
完成・火星
自信を失ったので、もう「料理せず」の方向でいきます。
火星です。チョコチップクッキーの裏面です。全然似てないですよね。僕が一番わかってるから…。
もう疲れた…。あとなんだっけ。あ、土星だ…。
土星の作り方
土星
ウズラの卵+玉ねぎ
カス。カスオブカス。いや、食材に罪はない。ただ俺の技術がカス。二度と「食材で惑星作りたいでしゅ~」とかほざくなよ。も~~無理!
も~~~~~~、料理って
完成・土星
難しいなぁ!!!!!!!!!
完成! これが「惑星お弁当」だ!
完成!
これが『惑星お弁当』です!
ご飯に佃煮海苔を広げて、惑星(食材)を並べました。
『惑星お弁当』レシピ
・水星(丸く型抜きした大根)
・金星(丸く型抜きしたじゃがいも)
・地球(丸く型抜きした着色した薄焼きたまご+青のり、鰹節)
・火星(丸いチョコチップクッキー)
・土星(丸く型抜いた玉ねぎの輪っかとうずら卵)
・天王星(丸く型抜きしたゼリー)
・海王星(丸く型抜きしたゼリー)
・冥王星(丸く型抜きしたガトーショコラ)
料理中は自分の技術の無さに凹みましたが、いざ完成するとやっぱり嬉しいものですね! わくわくします!
ただ、すいません。上記のレシピでちょっと嘘ついてます。
唯一上手くいったゼリーで再現した惑星ですが、
海苔の上に乗っけたら、色が透けて青色が紫色に変化してしまいました。なので完成写真では緑色の薄焼き卵に変更してます。何から何まで上手くいかない!
よい休日を!
皆さんも、天気の良い日は『惑星お弁当』を作ってピクニックにでかけてみてはいかがでしょうか?(そして、どなたか料理の上手な人、もっと綺麗な『惑星お弁当』を再現してほしい…)
それでは、我らの星・地球からいただきたいと思います!
パクっ
キューン
カッ
バ――――――ン!!!!!!
<終了>