こんにちは。たばねです。

そしてこちらは明朝体の「一(いち)」です。

 

よ〜〜く見てみると何かに見えてきませんか?

 

そう、です。スプーンです。

え?見えない?

見えるという事にしてください。

 

こう見えてしまったら最後、明朝体の「一」が眼に映るたびに「スプーンになるのだろうか」という疑問が頭から離れなくなったため、検証してみようと思います。

 

明朝体スプーンを作ろう

まずは明朝体の輪郭をフォントから抽出します。

今回使うフォントは「游明朝体」

私の生まれ育った村では「困ったら游フォントを使う」という風習があるためそれに倣いました。

 

次に3DCADソフトで、抽出した文字の輪郭を押し出し、立体を作成します。

 

「横から見たシルエットを大事にする」という言い訳のもと一番手軽な方法で作ったら低ポリゴンの雪かきみたいになってしまった。

だって三次元曲面難しいんだもん…。

3Dプリンタで出力します。データに忠実なものを作るという点において3Dプリンタは最高!!!

 

夏に冷房のない部屋で稼働すると、機械の放熱により室温が40度を超えるのでやめたほうがいいです。

 

そうして出力が終わり、後処理をしたら…。

 

お…?

 

 

これは…

 

 

スプーンだ〜〜!!!

 

匙だ!!!

 

スプーンだ!!!!!!

 

検証結果

という訳で、明朝体の「一(いち)」はスプーンになりうる事が実証されました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

実際に使ってみたのですが、全く掬えない上に、いつまでも口に残る抵抗感と角の痛さで4口目には食べる気を失いました。

ダイエット用に使おうと思います。

 

ちなみにゴシック体でも試したのですが、案の定ただの棒になったのでアイススプーンとして活用しています。

 

 

(おわり)