こんにちは! ライターのギャラクシーです。
先日、嫁がアレルギーのせいで突然倒れるということがあり、めちゃめちゃ動揺しました。誰かの役に立つかもしれないので、今回はその時のことを書いてみます。
※ちなみに現在はすっかり治って、ソファで寝転びながらパルムを食べています。
嫁がアレルギーで倒れるまでの20分間の話
その日、僕と嫁は夕食を終えたあと、軽いジョギングに出かけました。たぶん23時くらい。
川沿いのジョギングコースを3km走り終えて、帰りはウォーキングも兼ねて30分くらいの道のりを歩いて帰ることにしました。
すると妻が、「なんか首がカユい」と言い出したんです。
ジョギングすると全身の血行が良くなるので、それをカユいと感じることってありますよね?
なので、僕も嫁も特に気にすることなく、その日に行った店の話なんかをしながら、暗く静まり返った町を歩いていました。
5分ほど歩き、ふと街灯の下で嫁を見ると……
こんなんになってました。
首は無数の蚊に刺されたようにポツポツと膨らみができていて、くちびるとまぶたも大きく腫れていました。
この時点で「ひょっとして、何かのアレルギーじゃないか?」と話し合ったんですが、心当たりもないし、普通に受け答えもできていた(といっても唇が腫れていたので喋りにくそうでしたが)ので、とりあえず早く家に帰って休もうということになりました。
が、それから5分くらい歩いたあたりで、突然ふらふらとし始め、地面に倒れてゲーゲー吐き始めたんです。
嫁は満足に喋ることもできなくなっていたので、「これはヤバい!」と救急車を呼ぼうと思ったんですが、何せジョギングしてたんで、どちらもスマホを持ってなかったわけです。
周囲を見回すと、幸運なことに少し離れた位置に病院の明かりが見えました。
歩行すら困難な状態でしたが、肩を貸して引きずるように救急外来の戸を叩きました。
車椅子で病室に運び、先生に症状を伝え、調べてもらうと……「たぶんアレルギーだね。血圧がかなり低下してるから、まあまあヤバかった」と言われました。
その後、薬を飲ませて点滴を打って、その間に僕は家まで走って帰り、保険証とお金を持って戻って来たんですが……その頃にはかなり回復して、蕁麻疹も引いていました。
僕も嫁もホッと胸を撫で下ろしたんですが……それにしてもアレルギー、怖すぎないですか?
走り終わってから病院に連れていくまで、わずか20分ほどです。
さっきまで元気に喋っていた人間が、20分の間に顔がパンパンに腫れて、ゲーゲー吐いて立つこともできなくなり、病院で「まあまあヤバかった」と診断されたわけです。
現在、血液検査の結果待ちなんですけど、先生によると、おそらくエビ(甲殻類)のアレルギーでしょうとのこと。確かに夕食はエビとキャベツの炒めものでした。
最近まで普通にエビチリとかエビ天丼とか食べてたし、何の問題もなかったんですよ? と先生に言ったんですが、ある日を境に突然アレルギーになることは、普通にあり得ることらしく。
そして今回の場合は、夕食で食べたアレルギー物質(エビ)が、ジョギングという運動によって、急速に全身に回ったのがまずかったみたいです。
また、もうひとつの可能性として、アレルギーの一種、食物依存性運動誘発アナフィラキシーというのがあるそうです。
▼食物依存性運動誘発アナフィラキシー
特定の食べ物を食べてから数時間以内に運動をすると症状が現れる。食べただけでは症状はおきない。重篤な症状が出ることも多いので、すぐに救急車を呼んだほうがいいらしいです。
全身のじんましんやむくみ、せき込み、呼吸困難など。血圧が低下してショック症状をおこすことも。
検査の結果が出ていないのでまだわからないんですが、アレルギーと言っても色んな種類があるんですね。こっわ。
点滴が終わったのは午前1時ごろ。
普通に歩いて帰れるようになった嫁は、夜空を見ながら「すべてが急すぎて、夢を見てた気がする……」と言っていました。普通なら絵になるシーンなんですが、顔はまだ唇が若干腫れててオバQみたいだったので、台無しでした。
まとめ
というわけで今回は、嫁が20分の間にアレルギーで倒れるまでを記事にしてみました。
最後に、誰かの役に立つかもしれないので、教訓を書いておきますね。
1)昨日まで大丈夫だった食べ物でも、急にアレルギーになることがある
2)食物依存性運動誘発アナフィラキシーというのもある
3)症状は急速に進行する(ヤバそうな時は迷わず救急車を呼ぼう!)
5)ジョギングに行く時はスマホを持っていく
ちなみに以前ヌートンで紹介したこのベルトなら、ジョギングにスマホを持って行っても邪魔になりませんよ!
※僕がジョギングにスマホを持って行くのは「一人で走る時に音楽を聴くため」なので、二人で走る時はスマホは持っていかなかったのです
以上です。何にせよ、嫁が無事で良かった……。みなさんも気をつけてくださいね!
(おわり)