
ブロス編集部です。
漫画、読んでますか?バーグハンバーグバーグ社内では、そこそこ読んでます。ということで、一定周期で訪れる「バーグハンバーグバーグ社員が最近読んで良かった漫画」のご紹介です。皆様も気になった作品があったら是非読んでみてください!
ダ・ヴィンチ・恐山が最近読んで良かった漫画
無能の人
つげ義春先生が亡くなったので改めて買い直しました。もともと親の書棚にあったのを小学生のとき盗み読んでいたのですが、大人になって読むと当然ながら印象が全然変わってくる。子どものころはそれこそ「めちゃくちゃ暗いマンガ」という印象だったつげ作品ですが、いま読むとむしろ自分自身の「ダメ」を相当突き放してまなざしていないとこうは描けないよな……という、残酷なほどのリアリズムがむしろ軽やかに思えます。「無能の人」は、河原で拾った石を河原で売っているダメおやじの短編シリーズ。この3人で旅行をする回がとてもいいんです。布団の中での夫婦の会話「なんだか世の中から孤立してこの広い宇宙に三人だけみたい」「いいじゃねえか おれたち三人だけで……」という会話。幸福でも満たされているわけでもないのに、「完成」という感じがする。やっぱりすごいマンガです。
モンゴルナイフが最近読んで良かった漫画
打撃マン
世の中の理不尽なことに怒る正義の心で、打撃マンとしての自覚が芽生え、打撃によって悪を打ち砕く漫画です。前におすすめしてもらって買ってから、読んでいなかったことを思い出して読んでみたところおもしろすぎて一気読みしてしまいました。
事件が起こって、推理とか作戦を立てるみたいな展開はほぼなく、打撃のみで全て解決していきます。これがシンプルで痛快なんですよね。作中では逮捕という概念が希薄で、暴力の後は左遷でどうにかなっているところも興味深かったです。
現実で理不尽なことが起きた時、ただ我慢するだけになっているのが常ですが、打撃マンを読むと日常のストレスが自動的に発散されるような気持ちになれておすすめです!
山口が最近読んで良かった漫画
タワーダンジョン
弐瓶勉先生の最新作。「剣と魔法のファンタジー世界」「塔の最上階に囚われたお姫様を助けに行く」という、王道も王道な設定なんですけど、キャラクターの魅力と、独特なテンポで繰り広げられる会話劇で唯一無二の作品になっていると思います。特に、頭の中で思っていることが相手と共有できる指輪をはめるようになってからは必見。通常なら戦闘の連携に使われそうな設定を、ただただ「ヒロインへの好意がダダ漏れになって変な空気になる」装置として位置づけられているのがすごいです。弐瓶勉作品の中で一番好きです!
マンスーンが最近読んで良かった漫画
嶋田と和泉
クラスメイトの大人しい女子「和泉さん」に片思いをしている嶋田が繰り広げるキモキモ青春妄想劇。(めちゃくちゃ褒めています)元々はSNS上で発表されていたものですが、こうしてまとまった1冊の本として読むと主人公である嶋田のヤバさと純粋さがより際立っていて、ついつい「頑張れ」と応援したくなってしまいます。
そして全ページ、画がとても良くて、作者が和泉さんの事を好きなんだろうなという気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
ちなみに僕は和泉さんの隣にいつもいる友人の蟹原さんが好きです。蟹原さんはきっと…(ここから主人公くらいキモい事を書いたので全部消しました)
ギャラクシーが最近読んで良かった漫画
モスクワ2160
米ソの冷戦が終わらなかった近未来。機械化された兵士やならず者、特殊部隊が蠢く2160年のモスクワを舞台に、主人公の《掃除屋》(汚い仕事もやるフリーの傭兵みたいなもの)を描いた作品です。原作小説は『ゴブリンスレイヤー』の作者。僕ゴブリンスレイヤーもめちゃめちゃ好きなのですけど、本作の主人公もゴブリンスレイヤーと同じく腕が良くて強い傭兵ではあるものの、無敵というわけではなくて、経験と工夫で窮地をなんとかするタイプ。だから毎回戦闘の度にエグいピンチに陥るし無茶するしハラハラする。このへんのバランス感ほんとすごい。
ハードボイルドでサイバーパンクな世界観もかっこいい!こういうの好きーー!! コミカライズによって都市の風景や戦闘もリアルに描写されてて良いですね!
主人公が戦闘を終えると、美しいバレリーナの恋人とのベッドシーンが描かれたりするのですが……これがすごく良いです。機械や装甲、武器を身にまとった奴らがうろつく危険な街・モスクワで、恋人の裸体は対比としてシンプルなやわらかい曲線で描かれてて体温を感じるほど。“これ”を守るために戦いの中に身を置く無頼の主人公が良いんですよねー
柳田が最近読んで良かった漫画
ガンニバル
Disney+でかなり話題になってたので、まずは原作の方を読んでみました。「供花村(くげむら)」というカニバリズムの文化が残っていると噂のある村に、警察官の主人公が引っ越してくるところから始まる、ビレッジサイコホラー作品です。その村の過去から現在に続く因習や血縁を、めちゃくちゃ強い駐在の主人公が暴いていくのですが、全13巻ですぐに読めます。
個人的に、この作品のような閉鎖的な場所や村でのホラーが好きなので、意味深な終わり方含めてめちゃくちゃ面白かったです。
今度はドラマ版も見てようと思います!
読もう!
というわけで以上!漫画はなんぼ読んでもええですからね。人に教えたくなるオススメ漫画があり次第、またこの場を借りてご報告させていただきます!それではまた。

オモコロ編集部













ブロス編集部










