笹の多い林などに行くと、「ウグイス」 という種類の椅子が置いてあるらしいという噂なら、以前に聞いたことがありますが、「うぐいすもち」 というのは、今日はじめて聞いた言葉です。

 

「うぐいすもち」 とはいったい何なんでしょうか。

 

「ウグ椅子」 の形をした餅のことを「うぐいすもち」というのでしょうか。

それとも「ウグ椅子」 の足でぎゅうぎゅう潰した状態の餅のことを指して「うぐいすもち」というのでしょうか。

 

「ウグ椅子」 を持つ役割、もしくは立場のことを「うぐいすもち(ウグ椅子持ち)」 といっている可能性もありそうです。

「ウグ椅子持ち」 なんていう役割、立場は、日本の社会組織の中にはありませんが、その役割を、青年期の一定期間に限り、担うことを国民に義務づけている国も世界にはあるという話を叔父さんから聞いたことがあるような気がします。

というか、あるような気が、今、してきました。急に。

 

でもやっぱり、そんなことはなかったというような気も実はします。

そんな国はないのかもしれません。

もしかしたらそもそも「ウグ椅子」 と「うぐいすもち」 は音が似ているだけで、相互関係はないのかもしれません。

 

「うぐいすもち」 というのは本当は、「鵜」 が水中で「グイスモチ」 を捕獲する瞬間のことを、その一瞬の様相のことを表した言葉なのかもしれません。

 

なんにせよ、早く消防署に電話をしなければいけない。

家が、火事なのだ。

 

 

(青木誠一郎(紳士)の日記)