春ですね。
今週はホラーから工作、ラブコメまで幅広い記事が集まりました。
編集部が一言ずつコメントをしていきます。

※今回、コメント順を変更しましたが決して編集部内で下剋上があったわけではございません

 

家のサーキュレーターがなんか可愛く見えてきたので手作りのちっちゃいお帽子を作ってあげようと思います!!!(BIGSUN)

サーキュレーターに装飾してもっとかわいくしよう!という愉快な記事です。花をはじめ、めくるめくサーキュレーターのファッションショーが見られます。むろん、それだけにとどまらず…

思ったことあります! 私も「サーキュレーターって目玉に似てるな」って、思ったことある!
でも「思う」ことと「作る」ことの間にはすごい隔たりがあるんですよね。
実際に作ってみたからこそ分かることとか応用の方向みたいなのがあって、BIGSUNさんのかろやかステップはその谷間をヒョイと超えて行くから羨ましいです。
この日の撮影を偶然見かけた無関係な人が、いったい何の何だと思ったのか気になります。

画像も文字も華やかな記事だ! 通常色のテキストが1文字もない!
BIGSUNの工作記事は、根底に愛を感じるから読んでて楽しいです。「これ作ってる間、楽しかったんだろうな〜!」と思わせてくれる温かさがある。
成果物だけでなく、テーマの観察や制作過程など、工作における全工程に彼女の眼差しを感じて嬉しくなりますね。その愛の出力の仕方が毎回穏やかに狂っているのもキュートです。
なんかEテレのお姉さんみたいだ。パッキパキな原色の服を着て、ハツラツとしたエネルギーを届けてほしいです。次のワクワクさんは君だ!

文字の色春のらしく、そして持ち味を活かしているいい記事!

BIGSUNの記事は元気でかわいいカラフル元気でいいね。湿地帯を好むオモコロメンバーには明るすぎるくらい。名前もすごい。BIGSUNを名乗るのはすごい。太陽がSUNなのに、それを越える名を冠してるんだもん。
今回の記事も相変わらずオリジナルで他で読めない読み心地なんだけど、テーマはわかりやすいし、ポップで読みやすいのが最高でした!そしてなにより嫌味のない工作。血汗のにじみが見えない工作。エナジードリンクの空き缶の量が見えない工作。ここがかっこいいんだよな。

 

【漫画】ハウスダスト♡ロマンス(逆襲)

ハウスダストと恋に落ちる異色のラブコメ。ハウスダストたちが普通にイケメンで妙な気持ちになります。
個人的に最後のページのあのリアリティが好きです

逆襲さん、ここ最近になって「少女漫画のあるある的な冒頭を執拗に描き続ける女」としての迫力がさらに一段階増したような気がします。なんでこんなに引き出し多いんだよ。
私が表層的に真似したとしてもこうはいかないはず。魂の深いところで「この部分」都結びついてるんだろうな。こういう記号的なパターンが好きな上で、その記号に収まらない「ナマ」からどうしても目が離せない人でもあるのでしょう。
こんなんなっても焼肉は行きたいの、リアル。

「フケいただいてもよろしいですか?」←こんな日本語聞いたことない。
全体的にポップに進んでいくマンガですが、アレルギーさえなかったら、この2人もいい仲になれたのに……とか、「(ゴミが)人間と共存するために美しく進化した」というセリフとか、よくよく考えると、「これ、サラッと流していいんだっけ?」と思ってしまう棘がそこかしこに垣間見えて、そこに逆襲さんの根っこがある気がします。
彼女の当たり前のなかに、僕らにとっての当たり前じゃないものが潜んでる気がしてならない。

いいぜ。逆襲さんのギャグ漫画。

逆襲さんの漫画を読んでると、不意にドシュゥと、油断した脇腹にランスが突き刺さるような感覚に陥ることがあります。それは、今回でいうと「ダニ」ですね。「ダニ」すごい。「ダニ」だけちょっと話し通じなさそうな感じがたまらない。本来こんなシュッとしたキャラクターにこんなことさせちゃダメだよ?それがいい。
このもっとやってくれよ。静かに暴れてくれ!という感情にたまにさせてくれるのが逆襲さんの漫画を読んでるときの気持ちよさです。あなたはタップタプの加熱燃料。

 

【漫画】呪物人形(dollly)

姉弟が倉庫から明らかに何かありそうな人形を見つけてしまう…というスタートからは思いもよらない方向へお話が進んでいきます。
ホラーかと思いきやおもしろ!……と思いきや……?

いいな~~、地味にキポちょをバケツに立てかけてるところがすごいなと思う。すごいというか「本当」だなと思う。
呪いは言語的な存在だから、新しい定義で塗り替えてしまえば効力そのものが失われるのではないか……という仮説はホラー作品でたまに見かけますが、こんなシンプル苦し紛れの対処でもわりとなんとかなるのかもしれません。
姉ちゃんが走り出したときになぜか弟も一緒になって走ってるのが好きです。

おもしれ〜!
dolllyさんの描くマンガのキャラたちは、毎度いい表情をしますよね! 表情で面白みを醸してくるギャグマンガ大好き! 弟くんが「?」ってリアクションするコマとか、毎回ドンピシャの顔してて面白いです。
デフォルメされた顔芸で笑わせてくるマンガも好きなんですが、dolllyさんの表情管理は抑制が効いていて、読んでいると内側から湧き上がるタイプの可笑しみを覚えます。この姉弟は、自分たちが面白いという自覚がないんだろうな。こんなに魅力的な姉弟なのに!
作り手として、「笑わせる」ではなく、「思わず笑っちゃう」を作るのはすごく難しいことなんですが、dolllyさんの作品には、そんな瞬間が溢れていて最高です。

ウケテイルズオブデスティニー!

最近のdolllyさん、より漫画の線が「great!」ってなってません?(音ゲーで真ん中を捉えてるときのイメージ)隅々まで見れば見るほど素敵な線。セクシーと言ってもいい。
ズルズルキポチョをズルズルしにいくシーン。大好きです。呪物人形をテーマにしてあんなん迫力なってるのみたことない!
そして、今回もそうですが、短編漫画としての読み終わったあとの満足感が嬉しいんですよね。アニメ映像でみたいなって思う。大人の料理のような満足感。野菜もありのお魚だけど、揚げ物はちょっとあったね。みたいな腹八分目感。ほがらかです。

 

心底どうでもいいのになぜか鮮明に残っている記憶の記事4【将棋の魅せプ】(ナ月)

いろんな人たちの「発表するほどでもないけど、なんか覚えてる記憶」がたくさん読める記事です。
それぞれのエピソードから肌の温度のようなものを感じる。AIにこの温度は再現できまい

「大人になったら大人用の名前に代わると思っていた」って話、なんかすごい。
自分はそんな経験ないけど、子どもの目の高さから見える曖昧で人肌にあったかい感じの風景が蘇った感じがしました。
なんか、子どもの時の私は「子どもなのがバレないようにしている」という感覚があった気がします。
当然自分は子どもなんだけど、いかにも子どもっぽい言動や勘違いを披露してしまったときの大人たちの苦笑を見て「バレた!!」と恥ずかしくなった記憶がある。

これを機に、自分にも「どうでもいい記憶」がないか、頭の中を探してみたんですが、ビックリするくらい出てきませんでした。
出てくるものと言ったら、「これがフックになって覚えてるんだな」と理解できてしまう思い出ばかり。もしくは、誰かと共有することを前提としたエピソード記憶ばかり。悔しいぜ。
共感性とか情報性とか、何かしらの意味や刺激を求めてしまうなかで、こういうあてもない「どうでもよさ」を持ち続けるってすごいことだと思います。それに、オモコロを含め、インターネットを遊び場として発展させてきたのは、その「どうでもよさ」や「意味の無さ」だった気もするんですよね。
ナ月さんは、徹底してそんなどうでもいいエピソードの収集を続けていて、そこに、たしかな芯を感じます。

ナ月さんの記事、みなさん読んでますでしょうか。この面白さ。クゥ〜だ。インターネット的な面白さってすごく憧れます。
ナ月さん自信も絶対こういうのが好きなんだろうなというのがにじみ出ていて、そこがなんとも説得力になっていて読んでるこっちも嬉しいです。この人、本当にずっとこれが出来るんだろうなぁ。特大才能ですよ。それ。
先日、ナ月さんと打ち合わせして、色んなテーマでオリャオリャやってほしいんですよねーというお話をしたんですが、そうなったあとのナ月さんも個人的にすごく楽しみです。そして変化をし続けた先で、僕の足元にBIG MONEYを叩きつけてほしいです。喜んでも持ち帰ります。

 

【叶えたい】フェイク窓を使って漫画でよくあるシチュエーションを再現したい。 (うらみち)

部屋に手製の窓を取り付けて、あたかもそこに”外”があるように見せる「フェイク窓」という文化があるそうです。
それを利用して漫画でよく見るシチュエーションを再現してしまおうという実験的な記事。向かいの家のお姉さん……いるじゃん。後半、もっと色々ます

おもしろっっ。この題材でできそうなことがシンプルにほとんど詰まってる感じがします。写真で見ると本当に窓に見える瞬間がある。
個人的に、合間の小ネタが凝ってると手を叩いて喜んじゃうんですけど「バカみたいにデカい銀さんのアクスタ」はまさにそれという感じで嬉しかったです。
それとイケメンに顔を抑えられる写真、地味にすごい発明を織り込んでますよね。こういうのをひょうきんな顔してしれっとやってのけるのがかっこいい。
壁のぽわぽわしたデザインの時計が読んでてなぜか印象に残りました。あんなんあるんだ。

波動を感じる……。もうすでに「人気ライターが初期に書いてた記事」って感触がある! 数年後に、「今見ると恥ずかしいですけどね」と謙遜するうらみちが見える!
誰に教わるでもなく適切な書き方をやってる印象で、器用でセンスがあるライターさんだな〜と思います。
今はうらみちさん本人の引き出しから出てくるものを記事にしてるようにお見受けしますが、いずれは幅を広げて座談会とかインタビューとか選手権記事とか、いろんなジャンルにも挑戦してみてほしいです!
自分の範囲外にある興味も記事に仕上げることができるライターさんだと思うし、ゆくゆくは何かいいことが起きる気がします。
あと、ひまわりの骨格標本みたいな時計が気になりました。高そうな時計だ……。

これこれこれ。これだよ。これ!

人間、それぞれにある真実の願い。こうなればいいのに。頼むそうなってくれ。という様々な気持ち。叶うものは少ないでしょう。そういうとき、普通は映画や漫画や小説。遊園地なんかもそうですね。そういうエンタメを感じて、現実から遠くに行って満足するもんです。しかし、うらみち。そこの飽き足らず。記事で、自分で、叶えた!

やっぱり記事は願いが叶うんですか。漫画も書けない、YouTubeもようわからん、映画は撮れない金かかる。でも、記事では自分の願いを叶えられるんですね。それを色濃く表現してくれた最高の記事だと思います。

 

今週のオモコロブロス

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