先日、1泊2日のオモコロ合宿があった。

38人の大所帯で出かけ河口湖のコテージに泊まった。

こんな大人数で寝泊まりするのは修学旅行以来である。

そこで考えられる問題はただ一つである。

 

いつ、うんこをするか

 

トイレは1階と2階に2つずつある。

多いのか少ないのかわからないが頻繁にみんな出入りしている。

 

私は、うんこをしていると周りにバレたくない性分である。

 

うんこをしたあと、ドアを開けた時誰かが居たら気まずい。

あちらはなんとも思ってないとしても自分がうんこをひねり出したあとすぐの姿を見られたくないのだ。

アナルと私の心からの願いである。効果音が聞こえたらなお最悪である。

おしっこの音は流せば水の音で消えるが、うんこはとてつもなく技術が必要で難しい。
いつ出てくるかわからない。

思いもよらない屁の登場の恐れもある。音姫のないトイレなのだ。

ブリブリッ

ブッ

など聞こえたからにはもう誰にも顔向け出来ない。

 

ほとんどの人が初対面である。

原稿料をもらい働かせてもらっている上司の方もいる。

最悪の合宿になってしまう。

 

みんなさわやかに楽しんでいるが、私と同じ気持ちの人は居ないのだろうか。

みんないつあそこでうんこをして楽しんでいるのだろうか。

私の自意識過剰なだけで堂々としていればいい問題ではあるが、やはり恥ずかしいのだ。

緊張でアナルに負荷がかかり

またいぼ痔になった。

 

ごめんねアナル。

 

 

 

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