中国の偉い人である孔子ってどんな人なのでしょうか?
実は、彼はすごい人生を送っているのです。
「吾、15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、
50にして天命を知る。60にして耳順(耳にしたがう)、
70にして心の欲するところに従って矩(のり)をこえず」
孔子は人生を振り返ってこのように語っています。
しかしこれだけでは何のことだか分かりません。
実は、その間にも孔子はすごい経験を経てきているのです。
今回は、その孔子のすごい一生を一年刻みでご覧ください。
0にして生まれる
1にして生まれたことを知る
2にして「いいよ 自分でやるから」って言う
3にして全力疾走できる
4にして謝り方が大人になる
5にして角を取る
6にして「へえ~、そんな考えもあるんだね」と相槌を打った以上踏み込まないことを覚える
7にして急に孔子っぽくなる
8にしてこなれたサイン書く
9にして物質界と精神界の統一に成功する
10にして神となる
11にして神やめる
12にして急に頭が悪くなり、目も悪くなり、顔もこんな感じになる
13にして「~でヤンスねえ!」「オヤビン、大変でヤンス!」などという口調になり、ガキ大将に媚びてまとわり付くようになる
14にして「このままではいけないでヤンス!立身出世でヤンス!」と決意する
15にして学に志す
16にしてあきらめる
17にしてアイデンティティを失いひとつの概念になる
18にしてあるときは風、あるときは川の流れ、またあるときは蝶に木々、光や音となって世界を漂う
19にして我に返る
20にして急に8人に増える
21にして335人
22にして15人
23にして2人
24にして0人
25にして恍惚
26にしてシンプルになる
27にして大分省かれる
28にして「正六面体」になる
29にしてうごめく
30にして立つ
31にして「お茶を置く台」になる
32にして大量生産される
33にして全国的に売り出され瞬く間に大ヒット
34にしていらないことがばれ次々に捨てられる
35にして自暴自棄
36にして首を吊ろうとするが首がない
37にして放浪
38にしてこんな感じ
39にして人生の真意を悟る
40にして惑わず
41にしてめっちゃ惑う
42にしてブレる
43にして「もう43だなあ~」って思う
44にして特に何もせずダラダラ過ごす
45にして「イエーイ45~」ってテンション上がる
46にしてただのバカになる
47にしてただのバカなのでブロック塀を投げたり割れて泣いたりして過ごす
48にして「これじゃあタダのばかじゃないか!やめよう!」とバカをやめる
49にして「来年あたり天命でも知るか~」って思う
50にして天命を知る
51にして「ごめん、天命を知ってる人はちょっと…」とふられる場面が多発
52にして天命を捨てる
53にして天命関係なく誰にも好かれてないことに気付く
54にして死ぬ
55にして死に料600万円請求されてさらにショック死
56にして歩いてたらこけて死ぬ
57にして死ぬ
58にして医者に「これ以上死ぬと死にますよ」と言われてやめようと思う
59にして我流で耳従う準備を始める
60にして耳従う
61にしてちょっとかわいくなる
62にして首できる
63にしてさらにかわいくなる
64にしてかわいい女の子になる
65にして彼氏できる
66にして結婚する
67にして一子誕生
68にして子供、色々ある
69にしてかわいい女の子になりかけるが、すんでのところで踏みとどまり「孔子」になる
70にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
いやあ、孔子ってすごい人生を送ってたんですね、全部想像ですけど。
でも想像であることを差し引いてもすごい一生でしたね・・・