思春期真っ盛り! チン毛生えかけのみなさ~ん
どうも、こんにちは。マッハ・キショ松です。
思春期のキミたちは生粋のアーティストのようなもの。大人になったら失ってしまう繊細な感性を持ち、それを表現したい気持ちでいっぱいです。イマドキのボーイズなら、きっとボカロであの娘へのラブソングとか作ってみたくなっちゃいますよね♪
中高生のには購入資金を手に入れるのが大変かもしれないけど……キショ松は皆に夢を諦めてほしくない!
やりたいことがあるなら、どんどんチャレンジした方がいいんです♪
心配しないで、ボーイズ? 人体には君たちのクリエイティブな悩みを解消してくれる、とっておきのアイテムがあるんです。
それが……
この毛!
イヤァン!
おチン毛ちゃんですっ♪ これで楽譜を書いちゃえばいいんです。
ずっとムダ毛だと思ってたでしょ? ノンノンノン。むしろ、思春期の悩みを解決する万能アイテム。ムダなところなんて1つもありません。そんな不思議な体毛が思春期になると生えてきちゃうなんて、神様ってば小粋ですよね♪
思春期ボーイズのチン毛ハック
そういうワケで、作曲してみたい人は早速チン毛を剃っちゃおうね!……と言いたいところですが、その前にとても大事なアドバイス。
チン毛を剃る際に、パパのT字剃刀を使うのは絶対にNG!
「息子の風呂の時間が長すぎる」「どういうワケか剃刀が湿ってる」「てか、刃の間にチン毛が挟まりまくってて、とってもメドゥーサ」などの理由からバレます。確実にバレます。
ついでに言っておくと、君のオナニーも確実にバレてます。実家暮らしってそういうもの。いくらシコっても学費を払ってくれるご両親に感謝してください。
ちょっと危険ですが、僕がおすすめしたいのはこういう直線型の剃刀。
もう一度言いますが、3、4枚刃タイプが多いT字剃刀では、刃の間に毛が挟まって「我が子のチン毛を食らうサトゥルヌス」みたいな状態になってしまいます。
1枚刃なら絶対に毛詰まり、起きないからね~。親バレの心配がないし作業もスムーズ。みんなも安心してチン毛が剃れるはずだよ~。
……え?
「そもそもパイパンになるのは恥ずかしいし、剃りたくない?」
そっか……思春期のキミたちにはそうなのかもしれない。パイパンは大人の楽しみだもんね。
でも、大丈夫!
いくらチン毛を剃ったって、思い出すだけで死にたくなるような黒歴史になることはありません!
せいぜい社会人になった後、バスケ部だった元同級生から「パイパンマ〜ン、今、どんな仕事してんの? え? あ? ええ?
うん、声出させてごめんな」とか言われるのが関の山です。え、それも黒歴史に入るの? 知らねえよ、そんなの。剃るぞ。
じゃーん!! そんなわけで、パイパンになっちゃいました♪
ゲットしたチン毛を使って、楽譜を書いていきましょう!
使う道具はこちら。ご存知の通り、チン毛は放っておくといつの間に床、本棚、机の上、カバンの中などに入ってしまうお茶目さん。袋に入れて逃げないようにします。
チン毛をノリに絡めて……。
1本、また1本と貼っていきます。定規で引いた下書きに合わせればまっすぐ貼れるはずです。
どうですか! 丁寧に貼っていったのに、このうねりっぷり!
くりんくりんに曲がることで股間を柔らかく保護しつつも、蒸れまくって悪臭を放つことを忘れない。そんなチン毛らしさに満ちた地獄のような仕上がりです。
チン毛感溢れる五線譜ができたら、次はいよいよ作曲です♪ ト音記号と音符を作っていきますよ!
紙がノリで湿って下書き不可能な状態のため、いきなり貼ることに。
ここからは失敗の許されない慎重な作業。
研ぎ澄まされた精神はおのずと沈黙の世界へと沈みこむ。
日常の制約に縛られた意識は魂の奥底へと深く深く沈降していき
自我の内側で言語を超越した対話が始まる。
孤独な精神が対話するその相手とは、いったい誰だろうか。
それは、チン毛という命綱によって会いに行ける新たなる”私”。
それは、チン毛というへその緒で育つインナーチャイルド(内密なる魂)。
―――意識はこうして、新たなる生の様式を獲得するのだ。
君には分かるかい? これが、クリエイティブだよ。
そうして完成した楽譜がこちら。見てください、このオリジナリティー溢れる音楽記号!
ト音記号と音符1個しか書いてないのに、すでに邪教の礼拝曲にしか見えません。
だって、普通に作った楽譜でこんな立体感出せます?
てか、出す意味あります?
ありませんよ。だって、クリエイティブには理由なんていらないんだから。大切なのは、常識にも手錠にも縛られない自由です。
なお、普通にやればト音記号と音符1個なんて数秒で作れると思いますが、今回はチン毛を使ったので40分くらいかかりました。
チン毛足りなくなったらまた生え揃うまで作業が止まるので、1曲作るのに5年くらいかかるんじゃないですかね。頑張れ、未来のチン毛P♪
しかし、お金がなくて道具が買えないことだけが、創作活動の困りごとではありません。
ココロとカラダが大きく変化する思春期には、自由な発想の邪魔になる悩みがた~くさんあるのです。
たとえば、15歳過ぎくらいからハゲはじめますよね。
僕はハゲたよ、その年で!
そして、10年経った今でも頭皮の悲鳴はやむことなく
AGA(男性型脱毛症)という悪魔は進撃し続けている。
そんな時にも役立つのはやっぱりチン毛! 生えててよかったチンコの毛!
こうやって、おでこに貼ればぁ~……。
すごくない?
自毛の概念を覆す「アタッチメント方式」ですよ。若ハゲの夢を叶えてくれるという意味を込めて、チン毛を「ハゲズニーランド」もしくは「ハゲズニーシー」と呼んでも間違いではありません。
毛束を作れば前髪だって作れちゃいます!
こんな前髪生えてんの、僕、中学生以来ですよ……。
ちゃんと毛が生えてるって、こういう気持ちなんですね。
いかがですか? うねりまくるチン毛のおかげで、明らかにAfterの方がフサフサですよね。
この画像ではチン毛がノリでまとまってますが、洗髪したら腐ったたんぽぽの綿毛みたいになるはずです。ハゲには憧れのパーマってヤツ?
ねえ、思春期ボーイズのみんな?
人生で出会う出来事にはすべて意味があるのです。だから、チン毛はムダ毛なんかじゃない。
チン毛は音楽も作れて、フサフサにもなれる魔法のおけけ。今ここに存在している世界と輝かしい未来とを繋ぐ架け橋です。
夢見る少年たちが、くりんくりんでフサフサヘアーの立派な音楽家になれますよ~に。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
(おしまい)