引き続きメガネぶら下げてるみたいなTシャツの未来を考えていきます。
もはや「ぶら下がってる」と言っていいのかどうかわからなくなっています。
こちらは滝ですね。涼しげでいいのではないでしょうか。
おや、鮭が…。まさか、この滝を登るのでしょうか? 無理でしょうコレ。いや、ひょっとして…?
あっ…
まあ、こういうこともあります。これも厳しい大自然の―
(ダァーン!)
!?
「ふう、仕留めたか」
…なんということでしょう。小熊がいたようです。まだ母親が死んだことを理解できていないのでしょう。かわいそうに。
「小熊さいただか。まんず…すまねぇことしたずら」
「でも…ワシらも生きていくために仕方(すかた)ねぇんだ…」
えっ、嘘でしょ? やめろー!
(ダァーン)
ヒトの手で森が失われ、棲家を追われた熊は、里に姿をみせることもあります。
一方で、そこにはヒトの生活があり、家族があるのです。
ヒトと森は、一体どのように共存したらいいのでしょうか。
答えはまだ、わかりません。
完です。完了したときに着るTシャツです。