ビジネスホテルを制する者は出張を制す

ビジネスホテルにチェックイン。
ドアを開けた瞬間から分かる、ベッドとテーブルだけのシンプルな部屋だ。

この生活感のなさが非日常的でいい。ちょっと興奮してきた。

さあ何をしようか。

 

 

 

あ! いや、ちょっと待った!

 

 

 

 

 

危なかった。ホテルの周りをひたすら徘徊して肉体を土地に馴染ませるのを忘れるところだった。

 

よし、馴染んだので部屋に戻ろう。

 

 

 

実は、みなさんに教えていただいた出張情報は、半分以上がビジネスホテルに関するものだった。

つまり「ビジネスホテルを制する者は出張を制す」と言っていいのではないだろうか。

みなさんの情報をもとにビジネスホテルを堪能してみたい。

 

 

部屋の乾燥は敵か味方か。捉えかたは人それぞれのようだ。

私は加湿器をガンガン稼働させたい派だ。

 

 

 

初見の窓ってどれぐらいのパワーで開けていいのか分からなくてドキドキする。

 

 

 

寝る前になったら全部忘れてまたパチパチやっちゃう。

 

 

 

こんなに足りないかね!? というぐらい本当にコンセントが足りなくて笑ってしまった。

 

 

部屋の中をひと通り見たので、ちょっと外出してみることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あえて飲食店に入らず、コンビニで買いこんでホテルで食べる。
これってすごく情緒的かもしれない。
窓からさす街の明かり、静かに流れる一人きりの時間……。
大人だ。出張中で今一番渋くてかっこいいに違いない。この姿を誰かに見てもらいたいけど、誰もいない。

 

 

 


(注:強い成分の入浴剤は浴槽を傷める可能性があるので、事前に入浴剤の成分を確認したり、ホテルに持ち込み可能か確認しましょう。)

コンビニで300円の入浴剤を買っても今日だけは許されるとのことなので、やった。

どうやら出張中は出張手当というのが会社から出るらしい。その出張手当をやりくりすることで、こういう贅沢にありつけるというわけだ。
ただ私は勝手にやっているので自腹だ。

 

 

 

 

 

私もチャットを通して上司(編集長)にシャワーヘッドを見てもらった。無事、打ち解けに成功。

 

 

お風呂に入ってさっぱりして、いったん横になった。夜は長い。これから何をするか考えよう。

 

 

 

わかる、ずっと心がそわそわしてる。

 

 

 

翌朝、ビジネスホテルで目が覚めて

朝だ。昨日は20時に寝落ちして24時に目を覚まして、またすぐに寝てしまった。
恐ろしいことにトータルで12時間ぐらい睡眠をとったことになる。

 

つまり……

出張ってこういうことかもしれない。

 

 

 

 

出張を夢見て、勝手に出張に行って、帰ってきた

出張に行く前はただ漠然と「出張ってかっこいい」と憧れていたが、実際は想像以上にハードだった。
長時間かけて移動し、慣れない土地で業務をこなし、非日常的な空間で宿泊する。常に緊張状態というのだろうか。

でもそんな状況だからこそ、ささやかな喜びを探し出すのは楽しかった。

出張とは、精神的な豊かさを求められる大人のたしなみなのかもしれないなと思った。