これなーんだ?

 

 

IT’S PIKACHU!!!!

 

「バーバパパの家」でした

 

みんなはバーバパパの家好き?

「バーバパパのいえさがし」は子供の頃に読みまくった一冊。

子供部屋の断面図は今見ても面白い。

英語版ではこのページが表紙になってるバージョンも発行されていたっぽくて、この絵の良さって世界共通なんですね。

建物の断面ってドールハウスみたいでわくわくする。

 

バーバパパの家に住みたすぎて、コンクリ打ちっぱなしの曲線的な家を探してしま日々…

数年前に話題になった「3Dプリンターハウス」も、なかなか“バーバパパみ”が強くていい…

 

丸くてかわいい家に住みたい!

ということで、家を再現してみようと思います!

 

作るぞ!

本棚が埋め込み収納(?)で壁と一体化してるのがかわいいのでまずバーバリブの部屋から作ります。

断面図と外観から内装を想像して…

 

下書きの3D(下書きの3D?)をグリグリ作っていきます。

しばらくお見苦しいですが、きれいに作り直すので許して。

 

部屋と家具が一体になってるベルの部屋もかわいい。

家具が固定だと実際不便そうだけど、やっぱかわいいんだよな~

 

余談

「バーバパパのいえさがし」を読んで子供ながらに引っかかっていた事があるんですよね。

家の材料がプラスチックなんですよ。

 

「バーバパパのいえさがし」 18ページ

子供の頃はまあそういうこともあるか…深くは考えませんでしたが、今になって読み返すと「誤訳なのでは?」という疑念が沸いてきちゃいまして。

早速答えを言っちゃうと、誤訳ではなかったです。

バーバパパが書かれた1970年代は高い強度と耐熱性に優れたエンジニアリングプラスチックが開発されたので、建築家でもあった作者のアネット・チゾン氏が新しい建材としてプラスチックにしたかもね。

 

実際に日本でも1970年代、プラスチック製の住宅カプセルハウス「フローラ」が販売されていました。

ホイポイカプセルのお家みたいでとてもかわいいです。

10年間で500棟が売れたそうで、現在も朽ちていない様子からプラスチックの住宅もファンタジーじゃないですね。

 

そして、作中ではバーバパパが土台になってプラスチックを被せて家を作ってます。

この構法も完全なファンタジーではなく、実際に似たような構法があるんですね。

こっちはナメック星のお家っぽい

1942年にはアメリカの建築家ウォレス・ネフがバルーンにコンクリートをスプレーで吹き付ける構法を発表していて、

1960年代にはイタリアの建築家ダンテ・ビニによるビニシェル構法が確立されました。

 

ビニシェル構法

当時の最新の材料と技術を使っていて、絶対にできないわけじゃ無いっていう、

こういうリアリティーとファンタジーのバランスが、バーバパパの家に惹かれるところだよね。

 

日本国内でこういう建物見たことあるよ!そこでほうとう食べたことあるよって方も多いと思いますが、

山梨にある「ほうとう不動」かなりバーバパパだけど、あの建築はトラスウォール工法、曲線が特徴的なコンクリート建築だけど別のもの。

淡路島にあるキティちゃん建築もトラスウォール、曲線を正確に作れるんだね。

 

国内のビニシェル建築は山形県にあるらしい。

国内に現存する唯一のビニシェルかもしれません。

見てみたいね~

 

余談終了

子供たちの部屋を一つ一つ作ってあとはもう並べるだけですね。

作中に断面図があるから作るの楽勝ですわね!

 

 

…なんか合わなく無い?

 

外観と断面違いすぎない?

 

外観とから子供達の部屋を振り分けてみよう。

 

天体観測ドームがあるピカリ

ズーはオオハシくんの部屋がついてる。

リブの部屋は外観に特徴がないけどピカリの下でズーの隣。

 

蓄音機のラッパみたいなやつがララ

ベルの部屋も外観に特徴はないけど、「いえさがし」ラストのページで外観から顔が見えるよ。

モジャは大きな窓と通気口かな?えんとつがある。

 

外観から全く見えないブラボーの部屋はどこだよ。

 

作中で見れる外観は、

 

これと、

 

これ。

 

ブラボーの部屋があいかわらずわからないけど、気づきました。

この断面図は建物を真横からぶった切って眺めた断面図ではなく…

真ん中から見渡した時の断面図っぽい。

 

なので絵本は、

こう見るよりも、

 

こうやって見ると実際のイメージに近くなる。

 

いままで考えたことも無かったね…

 

こうなると一つ一つ作った隣り合ってる部屋同士のつながりを考え直さなきゃいけないですね。

ねりけしでイメージをつかみます。

 

部屋同士が円状に並んでるとしたら、外観から全く見えないブラボーの部屋は円の内側にあるのかもね。ガッツの「G」。

 

読書家のリブ隣人がトレーニーのブラボーなのは気が気でないですが、リブの本棚が吸音材になってくれてるのでしょうね。

ホントかな~?(本だけにね)

 

ほとんど余談のスケール考察

私が住むとして部屋に入れるかな?

 

まず子供達の身長を調べてみましょう。

子供達は街の大人と比べるとやや小さくて、友達のフランソワ、クロディーヌと同じくらいの身長。

1970年代フランスの平均身長は約175cm(正式なデータはわからないけど大体現代の平均身長から-5cmくらいの感じ)

クロディーヌの年齢はわからないですが、小さな弟の面倒も見てるし…8~10才の女の子だとすると恐らく身長は130~140cm。

バーバパパの子供達も伸び縮みするけど、大体130~140cmくらいでしょう。

バーバパパ、バーバママは子供達の倍以上の身長で街の大人と並んでもかなりデカい印象。

バーバパパはページによって大きさにばらつきがあるけど、平均的に3mくらいはありそう。

表紙で計るとしたら、小型のバックホーがアームを上げたときの高さが大体4m。

表紙の恐ろしげなフォーククラブが130mmでバーバパパは100mmなので、実際のバーバパパの身長は大体3mになりますね。

(注意:本編に出てくる重機はかなり大型なのでかなりこじつけではある。)

 

私の身長が160cmくらいなので、住むのには問題なさそう。

 

改築ポイント

部屋の配置を立体的に理解できたことで、バーバ子供たちのプライベートが確保されてて安心しました。

 

横一直線に部屋が並んだ断面図を見て子供の頃から、

「自室行くまでに別の人の部屋を経由しなきゃいけないの?」

 

「バーバズーのサボテン、罠じゃ無いか?」

 

と思っていたので、恐らく切られている側に何かしら扉があるのかな?

 

変幻自在だから本当に小さい穴から入ってるのかもしれない。

 

 

今回はバーバパパの家を再現しつつ、私が住めるようにリフォームもしていきます。

 

見た感じわかりやすい出入口がないので、恐らくこんな感じで出入りしてるのかな?

 

ギリ人間が入れないことも無いけど…

 

そのうち身体を痛めそうですね。

入口を広げちゃいましょう。

 

ニョ~ン

出入口が広いと便利ですが人間ナイズドしすぎると、わくわく感が足りないという問題が発生します。

たとえば、

上の部屋にはどうやって移動するかを考えた時、まず思いつくのは階段。

安全と利便性を考えて初めに作ってみた階段はこんな感じ。

手すりがあれば完璧ですね。

これはこれで、ツリーハウスのような可愛さもありますが、

バーバパパの家の有機的な雰囲気と、秘密基地のようなわくわく感が損なわれてしまう…

 

ロマンがロマンたる所以ですね。

あくまでファンタジー、私がバーバパパの家に求めているものはロマン!

 

不動産屋に苦い顔をされても、毎回SUUMOで「ロフト」にチェックを入れて探している私のロマン強度を信じてほしい。

人間ナイズドしつつロマンも残したバーバパパの家ご覧ください。

 

 

完成

 

紆余曲折。気合で3Dプリンターで出力しました。

 

これは間違えてめちゃくちゃデカく作っちゃったやつ

 

3Dプリンターで出したままでもプラスチック住宅の再現として良かったけど、

 

 

自然に囲まれた環境だし劣化が怖いから漆喰とか塗った方がいいのでは?という心配から、

表面にモデリングペーストを塗ってセメント風にしてみたました。

 

 

 

バーバパパとママの寝室を覗いてみると…

 

ベッドは取っ払ってあります。

寝床はこじんまりしていた方が嬉しい派なので。

 

バーバパパとママが寝れるベッドってどんなサイズなんでしょうね。クアトロキング?

バーガーキングかよ。

 

ここだけで私の部屋くらいの大きさがありそう。

(私の部屋の参考サイズ:浅草寺の賽銭箱)

ダイニングキッチンとかにしたら楽しそうだね。

 

雪見だいふくのような曲線がカプセルハウス「フローラ」ぽくていいですね。

 

上記ではバーバパパの家をビニシェルっぽいと説明したけど、だいふくが組み合わさってる様子はフローラっぽい気もしてきた。

 

モジャの部屋は窓がデカくて開放的。

ランドリールームとして使ってもいいかもね。

 

ララの部屋に上るための階段は外階段の予定を変更して、

 

モジャの部屋から上って、屋根裏部屋風に。

秘密基地みたいでうれしいよね。

 

接合部分のスペースがもったいないな~と思ったので、モジャとララの部屋をつなぐ中二階にしました。

 

断面はこう。

 

もちろんベルの部屋には天蓋があります。

 

アルコーブベッドのような良さ。

アルコーブも憧れますね、家にあるよって方は私に見せてください。羨むので。

 

 

対面の部屋も見てみましょう。

 

ズーの部屋の窓枠はもちろんプランター付き。

鉢替えが大変そうですね、完全なロマンということで良しとしましょう。

 

オオハシくんや小鳥のための出入り口があるのがいいですね。

 

ここはピカリの部屋。

窓辺に大きな机を付けました。

 

開いて見てみましょう。

ピカリの部屋には、実験道具が安全に置けるように奥行きのある収納を。

ズーの部屋には、小鳥の巣。

 

反対側に出入り口があります。

 

外観から見えるチューブのような部分が通路になっていて、

 

ズーの部屋から梯子を上り、

 

ピカリの机の下に通じます。

 

頭がゴンッ!ってなるリスクを負っても、アスレチックみたいな部屋がいいですよね。

そんなことないか。

 

リブの部屋は個人的に気に入っています。

大きな本棚っていいよね、ソファは座り心地のよいカーブを意識しました。

 

そして隣はブラボー。

リブの部屋とは小窓で繋がっていますが、音が気になるね。

ダンベル下すときに落とすようなこと、ブラボーはしないと思いますが。

 

いかがだったでしょうか?

バーバパパの家は、絵本によって構造が変わったり、新たな部屋が出てきたりします。

今回は、子供の頃に憧れた『バーバパパのいえさがし』に登場する初期の家をアレンジして作りました。

 

気温がバカになっている昨今、デザインに全振りした住居は夢のまた夢。

ですが、利便性を全無視したロマンあふれる部屋を、たまには想像したっていいじゃんね。

 

 

都会の喧騒から離れ、

自然のやさしさに包まれて暮らす──

 

 

 

 

 

 

あ~あ、引っ越してえ~