今日も今日とて、ウォンバットのお尻を叩く動画を見ながら、堅いものを叩くことにいそしんでいた…

 

楽しい

 

ウォンバットは外敵から身を守るために、お尻が硬く進化してる。

自らの尻を巣穴の蓋にしてしまうんだね、

頭隠して尻隠さず(最適解)ってわけだ。

 

おーい!

 

おや?

 

こいつはウチパペット、ぬいぐるみと同じ解像度に進化した私だ。

こじらせの最適解かもしれません。

 

いつまで疑似ふれあい動物園してるんだよ!

そろそろ本物の動物ともふれあいたいだろ!

 

そりゃあ…

 

でも、動物に触るのって緊張するよ。

目を合わせたら威嚇になっちゃうとか、驚かせちゃったり。

ヤギの頭突き初期動作見極めたり…

 

ヤギの頭突きはびっくりするよな

 

目を合わせず、握手だけしたい…

 

Adoの握手会みたいに!

 

隠されて一方的に触られるのかわいそうだろ

 

ということで、作ってみよう!

 

結局、疑似ふれあい動物園!

 

作るぞ

こんなことを言うのは、おこがましいとは重々承知なのですが…

装蹄師さんを、やってみたい…

 

握る手と書いて握手。

装蹄作業も握手かもな、と思って…

 

装蹄の動画いいですよね。

職人技、馬の力強さ、蹄がきれいになる様子。

 

気持ちがいいと感じるものがすべて詰まっている…

 

蹄から第3中手骨。

中指を立ててみてください(外ではやらないでね)、人間で言うとそこを作ってます。

 

3Dプリンターで出力…

 

やべ、デカすぎた。

蹄から中手骨までの高さを70cmに設定しのですが、サラブレットよりちょっとデカいくらいかも。

 

まあ、デカいって良いことだからな…

 

関節の機構をどうするか迷った挙句、己の腕で稼働させる結果にいたり、

関節をガーゼとラテックスでくっつける。

今回ラテックスを多用します。

 

小さいもとても良いことです。

 

ミニチュアホース、ファラベラサイズの足

蹄もデカい方よりも華奢に作り直しました。

(左上に見切れているのがデカ蹄)

 

動物と握手といったら…

タモリさんが象の鼻のステーキを食べたことがあるという話を聞いてから、

象の鼻には憧れがあります。

(うろ覚えなので、私が作り出した架空のタモリさんかもしれません)

 

象の器用に動く鼻を再現したいので、ラテックス造形にチャレンジします!

 

ウレタンを象の鼻の形にしていく。

鼻先の指状突起も動かしたいので指が入るようにします。

 

象の鼻あんなにしなやかに動いて、パワーもあってすごいよね。

 

包帯を巻いて、皮膚の皺を再現。

 

造形用のラテックスを塗っていきます。

 

突然白くなったけど、ラテックスは乾くと半透明のクリーム色になるので大丈夫。

一層目は絵具を混ぜていたのですが、めんどくさくなったのもある。

 

鼻の穴がふさがってしまうので、中に輪っかを入れて固定。

 

さっきから出てくる造形用のラテックスって?

ゴムの被り物とか、怪獣の着ぐるみに使われているよ。

ゴムマスクなんかは型使って成形するやりかたで作られていて、着ぐるみだとウレタンに直接ラテックスを塗る作り方が多いね。

 

造形用のラテックスは溶剤にアンモニアが入ってるのですが、何回かうっかり顔を近づけてツーンとなるやつをやりました。

子供の頃、キンカンを鼻先に塗るデスゲームを個人的に開催していた事を思い出しますね…

 

ツーンといえば…

鼻を使って水を飲んでるから、人間と違って鼻に水が入ってもツーンとならなのかな?

と思いますが、普通にツーンってなっちゃうらしいですね。

子供の頃から徐々に、鼻に入る許容量を覚えていくみたい。

 

色を塗ったら、植毛をして…

 

お馬さんとかゾウさんとか…機会があれば触れ合えるよね!

 

市原ぞうの国いきたいよ~~!!

 

せっかく作るなら、一生触る機会がなさそうな動物にしたら?

 

たしかに

 

握手難易度トップレベル

カモノハシ

鋭い爪、水かき。

 

前足と後ろ足

水かきがあるけど、陸上でも生活するからか、ムチムチもしているんですね~

 

触りたい…!!

 

水かきと鋭い爪はロマン。

そこに毒の爪ときたらもう…ね?

 

中に細い針金を仕込む。

 

身体が光る、毒の爪がある。

哺乳類、鳥類、は虫類のDNAを併せ持つらしい(本当か?)

 

実質、究極生命体アルティミット・シイングかも。

 

ガーゼに乗っけて、着色したラテックスをぬりぬり。

 

乾いてから、余計なガーゼを切って水かきの形にしていきます。

そして、

 

後ろ足をぷくぷくにするために、ウレタンスポンジを貼ってラテックスでコーティングします。

 

くちばし

鳥のくちばしのように歯の役割をする硬いくちばしではなく、

カモノハシのくちばしは柔らかくて、犬の鼻のような質感らしい!

 

程よい弾力を出すために、高反発ウレタンをくちばしの形に成形。

 

ラテックス塗布面同士がくっついて3回塗り直したので、仕上げにヴァセリンを塗ることに。

ワンちゃんのエステ動画を思い出しながら…

 

余談

実は最初にハダカデバネズミを作っていたのですが、

毛のない薄い皮膚を再現しようとしたら、怖くなりすぎて完成を見せすることができません。

 

この後、テックスでコーティングしたらちっちゃい人間の手になってダメだった。

ネズミのちいちゃくて器用そうな手(前足)が大好きなんですけど…

 

握手会開催迫る…

 

 

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