どうも ライターのざわです
みなさん季節の変わり目ですが、いかがお過ごしでしょうか?
こんな時期はティッシュが手放せないなんて方も多いと思いますが、ここでティッシュに関する”あるある”を1つ発表させていただきます。
高いティッシュはちょっと甘い
奮発してお高めのティッシュを使った時、なぜだか口にほのかな甘みを感じたことありますよね!?
このあるあるに気づいた時、私の中に大いなる野望が生まれました……
ということで今回はメーカー問わず、9種類のティッシュを用意し「甘ティッシュ NO.1決定戦」を開催することに!
さっそく『甘ティッシュ ソムリエ』に変身し、この中から最も甘いティッシュを独断で決定します!!!
(※ティッシュは食べ物ではありません。マネしないで下さい)
① ティシュー (クリネックス)
先陣を切るのはクリネックスの『ティシュー』
商品の正式名称を調べた結果『ティッシュ』ではなく『ティシュー』でした。
まずは、しっかりと折り畳んで……
〜tasting〜
無味
②アクアヴェール (クリネックス)
続いては、クリネックスから発売されている『アクアヴェール』
1箱あたり約150円と普通のティッシュと高級ティッシュの間に位置する価格帯ですが、どんな甘さなのでしょうか?
パクッ
遠いなぁ
口に含むと微かに甘さが伝わってきますが、遥か彼方に顔を出す程度。
例えるなら、空から見守ってくれる師匠ぐらいの距離感でしょうか。絶対に届かないし、なんだか妙に薄いです。
③ 鼻セレブ (ネピア)
3番目のチャレンジャーはネピアから発売されている「鼻セレブ」
高級ティッシュの代名詞と呼んでもいいほど世間でも高い知名度を誇りますが、甘さの方は果たして……
コレコレコレ~~!!!
みんなが思い描く甘いティッシュの味そのものです。口の中に広がる優しい甘さは食感も相まって綿あめのよう。
しかし、ゆっくりと味わってみると甘さ以外にも、紙本来の苦みや謎の酸味など想像以上に味の複雑さも存在しています。
④ 贅沢保湿 (エリエール)
続いてはこちらも王道。エリエールから発売されている『贅沢保湿』
鼻セレブと並んで高級ティッシュ界の二大巨頭との呼び声高いその実力はいかに!?
マジ王道
口に入れた後にじんわりと広がる甘さ。どこか懐かしさすら覚えます。
ただ、正直に言うと鼻セレブとほぼ同じ味です。格付けチェックで出題されたら、AとBぴったり半分に分かれ浜ちゃんが扉を高速で開け閉めする盛り上がりポイントが作れるでしょう。
⑤ 至高 (クリネックス)
続いての刺客はクリネックスの『至高』
『やさしさ』の追求は終わらない。『高みに至る』使い心地を求めて。のキャッチコピーを掲げて半世紀もティッシュを作り続けてきたクリネックスが技術力を結集して作り上げた珠玉の一品。
箱に書かれてい”至高”の文字は書道家『武田早雲』に依頼するという本気っぷり。
気になるお値段はなんと1箱 約500円。通常のティッシュ1BOX分の値段を誇る実力は!?
パクッ
???
全然甘くねぇわ
高級ティッシュ=甘いという私の幻想が打ち破られました。全く味がしません
調べてみると、甘味料などで紙の表面を保湿したローションティッシュという種類が甘いようで、値段が高ければ必ず甘いというわけではないようです。
⑥ 至高 極 (クリネックス)
続いてもクリネックスの『至高シリーズ』からの登場『至高 極』
先ほどの『至高』の上位モデルでありそのお値段なんと……
1箱 1100円
サイゼでめっちゃ飯食えます。その値段にふさわしい甘さを見せてくれるのか?
はむりっ
甘くないけど、肌ざわりexcellent…
こちらも『至高』同様、飛び抜けた甘さはありませんが品質の良さなのか紙本来の苦みがかなり薄く、お米やパンのような素材本来の甘さを感じることができます。
しかし、特筆すべきは甘さよりもその紙質。他のティッシュたちと比較にならない手触りで布と言われても信じる程の滑らかさです。
それもそのはず『至高 極』は驚異の4枚組。1100円払ってでもこの手触りは試す価値ありです。
⑦ よそいき保湿 (ネピア)
次なる挑戦者はネピアの『よそいき保湿』
ここにきて初めてのポケットティッシュが参戦です。ボックスティッシュとの違いはあるのか……?
やさし〜~い
他のティッシュのような人工的な甘さではなく、本当に自然で優しい甘さです。
苦味や酸味などの雑味もほとんどなく、食感と色味はかけ離れていますがどことなくカステラを思い出します。
⑧ 鼻セレブ プレミアム (ネピア)
続いてはネピアの『鼻セレブ プレミアム』
先ほど高評価を得た『鼻セレブ』のプレミアムVer。昨今の「なんでもプレミアムって言っとくか」という風潮を世間が疑問視している中、彼の甘さも厳しく監査していきます。
No.1です。
甘さが速く、強く、そして長い。三拍子の揃い方は中日時代の福留と言っても過言ではありません。
プレミアムの名に偽りない逸品ですが、特に甘さの初速は他のティッシュの追随を許さない領域まで到達しています。
⑨ 絹雲 (河野製紙)
最後の挑戦者は河野製紙の「絹雲」
パッケージから只者ではない香りをムンムンと醸し出していますが、今大会のダークホースになれるか?
ぱくりっ
めっちゃ奥の方にブルーハワイいるかも!?
本当にうっすらですが、かき氷シロップのような風味を感じます。
味を探っていくとローションティッシュ特有の酸味を含んだ甘さが時折、超絶薄いブルーハワイっぽい気がしなくもないです。
結果発表!!!
甘ティッシュNo.1選手権。結果は以下の通り!
栄えある第1位は『鼻セレブ プレミアム』!!!
『よそいき保湿』『鼻セレブ』『贅沢保湿』なども健闘を見せましたが、甘さの最大値、速さ、持続時間など全ての項目で他のティッシュの1段上をいった『鼻セレブ プレミアム』に軍配が上がりました。
それぞれのティッシュの価格はこちらの通り。
値段の高かった至高シリーズは下位に沈み、値段の高さはティッシュの甘さとは比例しない結果に。
そして、検証して判明したのは、そもそもティッシュに望んで食べる程の甘味はありません。
鼻をかんだり、口を拭いた時にふと感じる甘さを楽しむ程度に留めておくことが、甘ティッシュの健全なたしなみ方です。みなさんも進んで食べることはやめましょう。
甘い物が好きな方はチョコとかいっぱい食べて下さい。その方が幸せになれると思います!
それでは