星を見に行こう

ここからがハイライトだ!!
ということで急いで駅にやって来ました。これから歌詞体験において一番大事なポイントである星を見に行く体験をします。
この歌は『星を見に行く間の葛藤』にこそ本質が込められていると解釈しているので、星を見に向かうファクターこそ大事だと、うち思うん(宮内れんげ)。
よって、より長く体験、『君の知らない物語』の中の彼らに想いを馳せられるよう、星を見る場所はここから3時間以上かかる秩父の山の上の展望台をセレクト。
てことで……

ほいじゃ向かうかァ!!
マルフォイ マルフォイ マルフォイ マルフォイ
あ~👏グリフィンドール
アクシオ レダクト ルーモス
ウィンガーディア厶レヴィオーサー
貴方のはレヴィオサー
エクスペクトパトローナム
トムリドル トムリドル
ヴォルデモートって 知ってる?
(ハーマイオニーグレンジャー)

そこそこの乗り換えをこなしながら、『宙』へと向かう。
どこだろうと空を仰げば見ることのできるモノをわざわざ時間をかけて見に行くのって、なんだかそこはかとなく『歌』(詩的なこと)で楽しく感じる。

空気が澄んでる気がする
場所によって見やすさはあると言えど、やはり基本はどこからでも見れるからこそ、『星を見に行く』という過程は特別な意味を持つ気がする、いやきっとそう。
でも曲中の彼らは『馬鹿みたいにはしゃいで歩いてる』みたいだからこの考えに同意してくれるかは分からない。「でも友達(ダチ)と話してた方が楽しくないっすか笑」って返されるイメージ以外抱けない。さっそく共感できてねぇじゃねか。

わりかし時間に余裕があることに気付いたので、なんとなく途中下車して駅ナカのミスドで一息入れる。ミサカはミサカは読書で星見の機運を高めてみたり。
ふむふむ……??

……ん?

へぇ!?!?

そうはならんでしょ……

……1月、デネブアルタイルベガ見れないの??

失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した あたしは失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗したあたしは失敗
ちょっと待ってくれ。てことは……

ォデネブッ!!!
意気揚々と持ってきたゼロノス(星の仮面ライダー)グッズ、意味ないってコト!?!?
デネブアルタイルベガを見れないのかァとちょっとしんみりしてましたが、

『旅行』の概念みたいな最高ボックスシートに座り、息を吹き返しました。
馬鹿みたいにはしゃいで歩いて向かわんでゴメンな。

本を読んだり……

もう既にフライング星見(全然見えない)しながら曲を聴いたり……

寝たりと……

ボックスシート、あまりにも星を見に行くのに最適で困ってしまう。
曲中だと不安に押しつぶされないためにしゃぎながら向かってたのに。この環境のせいでシンプルに星を見るのが楽しみで単にはしゃぎ過ぎてるバカになってしまう。いけない。

そんなこんな正と負の逡巡をしつつ満喫していたら、いつの間にか目的の駅に辿り着き、

ここから4キロ先、展望台がある山へと向かう。
もう『展望台がある山』ってワードが既に星過ぎるよね。山道含めて4キロ歩くけど許せちゃう。

※まだ19時です
少し歩くだけでご覧の真っ暗闇で、おっかなびっくりしながらも進む。
でも逆に『明かりもない道を孤独や不安を隠すためにはしゃぎながら歩く』という、ようやく歌詞体験らしい体験ができると踏んで喜んだのだが、結局撮影に付き合ってくれた友人とははしゃぐことなく、アンダーテイルのルート分岐とか、エレファントカシマシの好きなアルバムとか、最近のボカロ事情とか高校の休み時間みたいな話題をポツポツ話すだけで全然はしゃがず歩いた。正直不安もなかったし。

────やるよ
それでも星を見に歩くという体験は曲中と一致しているワケで、それを1秒1秒噛みしめながら全霊で感じながら歩いてみる。
どこでも仰げば在るモノを見に身体を向かわせるという行為はやはり新鮮で、特別感が凄い。そんな所感を抱きながら歩いていたのだが、曲中の彼らはどうだったのだろう。

ゼロノス大変お世話になりまさした!! やるな笑笑
きっと素敵な感性を持ち合わせているに違いないのだろうが、それでも曲の眩しさに灼かれてるダークサイドの自分が『突発的に星見を提案できるコミュ力持ってる奴なんて、そんな考えに耽る間もなく友達と話してる間に着いちゃうでしょ笑』と即座に否定してきて辛い。たぶんそうだろうなと反論できないのも尚辛い。根本的に私たちは相容れないのかも。

暗い田舎のスーパー、安心する
現にその証明として、
『行ったことない土地のスーパーのトイレ、便座が暖かいと心まで温かくなるわな』なんてくだらないことに脳のCPUを割いてしまってる。きっと彼らはそんなこと思わない。やっぱり『君の知らない物語』と『瞬間、心、重ねて』みたいな心をシンクロさせる特訓とかした方がいいのかな。シンジとアスカみてぇにさ。

とうとう山道に入る
されど、合わないかもしれないけど、双方浮足立っているのは多分おんなじだ。
余りにも暗すぎるので100均のライトを4つで往く道を照らしながら進む。それはもうトイザらス前で速度が1.5倍になるガキばりに早足で進む。

『辺りが真っ暗な中空を見上げる』旨の歌詞があるので、今すぐにでも空を仰ぎたくなるが、ガマン。その体験は展望台までとっておく。んで、この日はたまたま満月だったので、ホントに月明かりの出力が凄かった。月が見える場所ならライトはいらないレベルで明るい。

あまりの長さと暗さで流石に辟易しかける。楽しみと疲労はまた別の話。
でもなんとか『まぁアイツらも馬鹿みたいにはしゃいで歩いてたしね笑』と持ち直す。負けてられないだろうよい。


『ここゴールで良くないすか?』と囁く頭のひろゆきさんを振り払い、山道の休憩スポットをなんとか振り切り……

公園内に入り……

足を滑らせたら自分が星になりそうな山道を登り…

いよいよ……!!

この上に……!!

遂に、上がった瞬間イベント入りそうな展望台を発見……!!
『いかにも』って感じで涙が出そう。
ポケモンのチャンピオンへの階段にしか見えなくてガチでテンション上がるぜ。

なんかこーゆーところ、無性にセーブしたくなりますよね。ボス戦突入しそうだし。
そんなこんなで上がっていけば……
展望台の景色は……

『真っ暗な中空を見上げる』ことはムリそうになったかもだけど、とんでもねぇ夜景。撮影の友達が「人の営みが……」と零すくらいにはいい景色。

夜景を見て笑う成人男性(21)
もうこれにはさしものインターネット性善説ドラゴンも笑みを零さざるを得ない。
そして、肝心の夜空を見上げれば……

でっか……♡♡
星が降るようかは分からないけれど、星が明るく見える夜空。
最近ぼちぼち目が悪くなってきたのだが、ビビるくらい鮮明に見えまんた。

そしてマジで広い。
例えがガキ過ぎて申し訳ないが、マイクラで視野角ぶち上げた時みたいな広がり方。空ってこんなにも広いんだ。ずっと見てると吸い込まれそうで足元がガクガクする。なんだか宙に落ちそうで怖い。
わっかんねーかな、この感覚笑

私は曲中の彼らみたいに告白しようと構える勇気も、脈略なく星を見に誘う明るさもない成人男性なので、しばらくは座りながら星を見ることに、空に落ちそうで怖いので。
知識が無いからなんも分かんねぇけど、星が綺麗で俺まで嬉しいよ。
んじゃあ……

そろそろ身体も星に慣れてきたんで、奴らに対抗して『コレ』使っちゃいますか……

家を出る2秒前に詰め込みに詰め込んだ星座を見るアプリを大量に収めたファイル、称して
『ドラゴンスペシャル』を使って星座を見ていきます。

歌だと、あいつらですら『あれはデネブアルタイルベガ』と夏の大三角を指差してましたからね。私にだって星座が分かるはず。

……??

……ん??

なんもわからん
オリオン座以外の星座、あまねく位置の特定が難しすぎる。

『君の知らない物語の登場人物に全てにおいて負けている雑魚オトナ』であることが判明してもうどうしようもないので、腰を据えて見えるモノだけ見ることに。
他人と比べちゃダメっぽい。
ユクーリ探してる間、かなり分かりやすかった星座を2つ紹介すると……

オリオン座は分かりやすさの代名詞と言うか、3つ繋がった星を中心に探せばいいからメチャ見つけやすかった。みんなもオリオン座だけ見つけて友人にイキろう!!

あとぎょしゃ座、これも良かった。
カタチがシンプルだから見つけやすい気がした。歌詞でも2番で星見つけるのに難航してたし、いい体験ができましたね。

上の風車が音速回転しててスゲー怖いのでそろそろ帰ることに、風が強すぎてヤベーんだ。
いい塩梅に『君の知らない物語』の体験というか歌詞と自分の比較ができたと思うし、帰った後1回聴いてみてどうなるか試したいと思います。

行きません
んじゃあ、帰るぜ!!
駅へと向かいます……


……

帰れません
終わりに
では、一通り体験をやり切ったので『君の知らない物語』を聴いてみます。
かなり現実と歌を混同できたので、結構ガチでいけるかもしれない。
んじゃあ……

聴く前
聴くぞ!!!

聴いた後
ダメでした。
原因はわりとハッキリしてて、
当初の狙い通り、歌詞を体験をすることで現実に曲中の世界観を受け入れることができて、限りなく『共感』はできたのですが、それ故に
逆に曲中の登場人物と自分の『差』を色濃く理解らせられ、以前より更に強いコンプレックスを感じるようになってしまった。
そんなことある???
こんなにもこの曲が好きなのに……好きなのに……
クソ…………

クソォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


でりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


『君の知らない物語』を聴きなさい(皇帝)

インターネット性善説ドラゴン







たかや

めいと
雨穴
オモコロ編集部






