当サイトの趣旨とは全く性質を異にする投稿で誠に申し訳ございませんが、以下に書かれた言葉はすべて存在いたしません。
検索された場合に良い結果につながる保証もありませんので、予めご了承ください。
1「りりか 青伝」
2021年、動画投稿プラットフォーム「tiktok」で投稿された動画と、それに纏わる噂の総称。
上述の呼称は一例であり、「りりかって書かれた青伝」「りりかの青紙」など、
様々な通称が用いられている。
なお、ここでいう「青伝」は売掛に用いられる伝票を指すと思われる。
発端となった動画の再生時間は数十秒で、
夜の歓楽街と思しき場所を雑談しつつ歩く二人の女性(うち一人が撮影者)の様子をスマートフォンのカメラでおさめている。内容は以下。
0:00〜0:04 カメラが大きくぶれ、歩道の点字ブロックや撮影者を横切る自転車の車輪が写る。撮影者の横を歩く友人の楽しげな話し声が途中から入っているが判読不能(「~じゃんね」或いは「~じゃあね」?)。
0:04〜0:13 撮影者が進行方向の歩道を指差し、横の友人に話しかける。
撮影者「ねえちょっとねえこれ[クラクション]、これさ」
友人「なに」
撮影者「(数歩歩き、歩道の隅に落ちている水色の紙片を指差す)青伝落ちてる」
友人「えーちょっと[笑い声]、ちゃんと払わないと」
0:13~0:21 撮影者が紙片を右手で拾い上げ、畳まれた紙片を広げようとするも、左手がスマートフォンで塞がれているためか悪戦苦闘する。
友人「幾ら? 掛け」
撮影者「待ってちょっと、開かん[友人の笑い声]ねえほら、頼んだ」
0:21~0:27
撮影者が水色の紙片(拾い上げたのちカメラで接写されたため、そこで初めてそれが四つ折りであると判る)を友人に手渡し、友人が開けようと試みたところで、それが両面テープ或いは糊で接着されていることに気付く。
友人「ねえまだ酔ってんの、あちょっと待ってこれ、なんかくっついてる」
撮影者「は、何で[笑い声]」
0:27~0:32
一時は丁寧に接着を剝がそうとしていたが、すぐに力尽くで破る方向に切り替える。ほどなくして紙片が開き、四つ折りされていた紙片の表面を接写する。
友人「くじ引きかよって[撮影者の笑い声]ああもうさあ、良いや[糊付けされた紙を破る音]」
撮影者「なになになに何て書いてる、あれ書いてない? なんも」
0:32~0:38
広げられた紙片は伝票で、宛名には「りりか 様」と書かれているものの、金額欄は空欄のままとなっている。しかし金額欄の下に数行の文章が手書きされてあったため、そちらにカメラが寄る。ピントが合わず、撮影者は恐らく紙片をカメラ越しに見ているせいか、判読に若干の間が空く。
友人「[なんも、という撮影者の発言に被せるように]いやあったわ、下ほら」
撮影者「あ、ほんとだ」
友人「は? なにこれ」
撮影者「え、なになにちょっと待って」
0:38~0:44
空白の金額欄の下部にピントが合い、カメラ越しにでも文章が判読できるようになる。
そこにはボールペンらしき手書きの字で
もういいのでお[漢字の書き損じを塗り潰した跡?]ネガいだから、
ごけっこんもうなんでもいいから、もうかなしいだから、
うりかけもどうでもいいのでもうしませんといってね
以上の平仮名が羅列されており、二人は困惑と共にそれを再び道端に捨てる。
友人は紙片を持っていた手をズボンの辺りに擦りつけている。
友人「うわ気持ち悪、なにこれ※※※※じゃん」
撮影者「え、なにこれ、こわ。何、このりりかって」
0:44~0:55
突如として遠くから女性の叫び声が響く。
撮影者が驚いてカメラを向けると、対向車線側の歩道の数十メートル後方から女性(年齢等は不詳)が撮影者の方へ走ってきている姿が映し出される。
二人が怯えた声色で「え、え、何」「やばいこっち見てるって」「なんか持ってる」「目が」と話したところでカメラが大きくぶれ、動画は終了する。
以上の動画が少なくとも2021年10月ごろに「例のりりか青伝動画」というタイトルで投稿されていたことは分かっているのだが、定期的に転載されては都度削除されているため、その元動画を投稿したアカウントや動画内容の詳細については確たる情報がない。
噂では、同プラットフォームでこの「りりか 青伝」動画の内容に言及するとごくまれに「りりか」を名乗るアカウントからダイレクトメッセージが届くとも言われている。
2「2 boys 1 mannequin」
嘗て存在したショックサイト「オグリッシュ(Ogrish.com)」に投稿された動画の通称。
アジア系(日本人とも言われる)の男性二人が、真っ暗な森の中に立てられたマネキンに無言で女性用の衣服を着せようとしている様子を定点カメラでおさめたもの。男性二人の目はひどく充血しており、時折えずくように粘着質な咳を漏らしている。
その動画にひどくグロテスクな表現などは一切ないにも拘らず、「なぜか最後まで見ることが出来ない動画」であるとして一部で話題になった。
聴覚や平衡感覚の喪失、色覚の変化など、その動画を見ている間にのみ突発的に発生する身体的な変調の感覚が主な原因である。
なお、本動画はマネキンに最後まで衣服を着せ切る前に再生時間が終了するのだが、
その直前にマネキンの右腕部分が一方の男性に向けて伸びているようにも見える。
3「ニコ生 オンクレ 喋るな」
2016年2月17日深夜にニコニコ生放送で行われた配信番組「【雑談】オンクレやるよ」の配信アーカイブ動画の通称。
当時の視聴者数はのべ12名で、それほど注目されていたユーザ番組ではなかったが、匿名ユーザがニコニコ動画に投稿したアーカイブ(タイムシフト)動画が残っている。
当番組は女性配信者が90分ほど、オンラインクレーンゲームサービスを行いながら雑談をするという形で進行していったのだが、88分ほど経過したところで突然に女性の様子が変貌し、そのまま終了する。
その直前、女性は猿を模した大型のぬいぐるみを獲得しようとアームを操作していたのだが、その会話の最中に突然割り込むように小さく低い男性の声が入った。また、その声と同時に操作用モニタに映っていた猿のぬいぐるみが口部分を動かしており、その動きと音声データは或る程度一致している(当時配信者が取ろうとしていたぬいぐるみにそのような仕掛けはない)。
「隠そうとして[以降は聞き取り困難。恐らく『も無駄だよ』か]」と話しているように聞こえるその声が流れ終わった瞬間、女性は突如として黙り込み、そして金切り声で激高しつつ周囲のもの(自室の機材や椅子など)を手当たり次第に壊し始める。
「勝手言ってんじゃねえよ」「喋るな」などと絶叫しながら暴れる女性を映したまま、番組は終了した。恐らくはコードが抜けたなど、物理的に配信環境を保てなくなったことが要因だと思われる。
また、配信が切れる少し前から、女性が暴れているために放置されたクレーンゲーム配信画面に映る大きな猿の人形の顔部分が少しずつ歪みはじめ、最後の数秒では微笑を浮かべた中年男性のような見た目に変貌している。これが後天的な編集によるものなのか、何らかの機材トラブルによるものなのかは不明である。
4「イントロクイズ カレンダー」
2018年6月ごろ、「イントロクイズを始めます」という文言とともに、とあるルポライターの運営していたホームページに貼り付けられたGoogleカレンダー。
2018年8月からイントロクイズを始めます
興味のある人はこれを追加してください
当ページに貼り付けられたのは同年8月分のカレンダーで、日程欄には不定期に文章が書き連ねられていた。
Googleカレンダーでは、友人間での予定の共有などを目的として、
ブラウザ上にある第三者のカレンダーを「追加」することで、
そこに書かれてあるリマインドや予定表を自分のカレンダーにそのまま組み込むことが出来る。
そしてカレンダー共有設定の仕様上、ブラウザに上げられた日程の内容は「追加」を行わずともある程度閲覧することが出来た。
日時 2018年 8月 1日 (月曜日)
説明 誰もいない森の奥に土嚢袋みたいなものが見えます
日時 2018年 8月 3日 (水曜日)
説明 今日も誰もいない森の奥に土嚢袋みたいなものが見えます
日時 2018年 8月 6日 (土曜日)
説明 今日も誰もいない森の奥に土嚢袋みたいなものが見えますが、少し大きくなりました
このように、その日程表にはカレンダーアプリ上で予定として組み込まれた短文が淡々と羅列されているのだが、日を追うごとに「誰もいない森の奥」にあると描写されているものが少しずつ形を取り、
いつからか首を吊った腐乱死体を想起させるものへと描写が移り変わっていった。
実際にそのホームページを見ていた体験者の表現を借りるならば「首吊り死体を逆再生するみたい」な描写が時間経過とともに連続していき、8月25日ごろになると非常に精細な表現が用いられるようになったという。
なお、当カレンダーにおいて予定の記述がなされていた最終日である8月31日は、文章ではなくどこかの外部サイトへ遷移するリンクになっていた。先述したようにカレンダーの内容は事前にブラウザ上でも確認できたため一足先にリンクの内容を確認したものもいたが、遷移先はリンク切れを起こしていた。
当日になれば遷移先に何かが用意されていたのではないかという噂もあるが、現時点で遷移先を確認したと話す者はいない。当ホームページも9月1日に突如として閉鎖したため、真偽のほどは不明である。
5「濡羽色の画廊」
2011年8月ごろに2ちゃんねる系列の画像掲示板に投稿されたスクリーンショットと、そこに映り込んでいた幾つかの画像の総称。
スクリーンショットされていたWebページは恐らく画像投稿サイト「プリ画像」にて、Mariというユーザが最近に投稿した一連の画像(いわゆるアルバム一覧ページ)をスクリーンショットしたもの。
そのため、画像には「プリ画像TOP > Mari さんのプロフィール > アルバム一覧 > Mari’s Arubamu ~濡羽色の画廊~」という親ページ表記がなされている。
また先述の通り当該画像には「Mari」が投稿した複数の画像のサムネイルが並べられているが、その多くはいわゆる「歌詞画」或いは「ポエム画」であり、何らかの画像ファイルの上から装飾的なテキストレイヤーで既存楽曲の歌詞もしくは自作の文章を添付したものである。
しかし、直近で投稿された数枚の画像のみ明らかに傾向が異なっており、その画像の不可解さも相俟って一種のネットロアとして一部で流行した。
なお、それまでに投稿された幾つかの「歌詞画」等はサルベージが行われているのだが、当該の画像群に関しては(投稿後ほどなくしてアカウント自体が削除されたため)Wayback machineでのアーカイブも取られていない。
以前までの投稿画像は「プリ画像」サイトに投稿されるオーソドックスなものが殆ど(まれに自作イラストが単体で投稿されている)だが、直近の三枚のみ、恐らくは実写の写真が投稿されている。
件の画像は投稿が古い順から、
・夜の路地裏(手持ち式のライトで照らされているらしく、円状の光が二つ確認できる)と思しき場所に捨てられた大学ノートと、その横に飛び散った吐瀉物。
・自室でレッグカットを行った直後と思しき、流血した左大腿部から膝関節付近を接写した写真。添付された数行のテキストが確認できるが、内容までの判読は困難。
・遺影と思しき顔写真。被写体が誰であるかは、もはやその顔に性別や年齢を判別できる要素が存在しないため推測が不可能。
となっている。
当該の画像の出所を考察するスレッドもまれに立つが、元々それほど知名度の高い画像でもなく、有意な情報が集まることはない。
6「リリカ 代行 until:2017-02-03」
Twitterにおいて、一部コミュニティで嘗て用いられていたという検索文。現在では当該文章を打ち込んでも特に変わった検索結果は出てこないが、ある時期まではこの文で検索することによって幾つかのアカウントによる特異なツイートがヒットしたという。
具体的には、何らかの薬剤の個人輸入代行および販売を行っていた幾つかの販売業者のアカウントによる販売・宣伝ツイートを複数件見ることができた。それらのアカウントに対しては、2017年1月後半ごろから同一のアカウント(現在削除済)がリプライで接触しており、業者側の返答内容から薬剤の販売交渉を行っていることが伺える。
そして、その交渉を経た(恐らく)手売りでの販売を前後して、複数の業者の様子が少しずつ変化していく。「リリカ 代行 until:2017-02-03(『リリカ』『代行』という言葉を含み、且つ2017年2月3日以前のツイートを検索)」という検索文によって、その変化の一部始終を見ることが出来たそうである。
現在ではそれらのやりとりの形跡は殆ど残っていないが、幾つかのツイート文はコピペとして今もメンタルヘルス関係或いはオカルト関係の匿名掲示板で出回ることがある。
代行対象商品として新しくリリカが入りました! 最近あまり手に入らなくなったこちらの商品、ぜひ安全個人輸入の「小笑井堂(おわらいどう)」でご注文ください(^^)/
#小笑井堂 #代行 #個人輸入 #リリカ #手売り #郵送
@██████
ご連絡有難うございます! リリカの代行でしたらうちで承ってますよ^^詳細はDMでお話ししましょうー
昨日は新しく一人のお客様と久々に手売りの手続きをさせて頂きました❕
リリカの代行は安全個人輸入の「小笑井堂(おわらいどう)」におまかせですよ( ´艸`)
#小笑井堂 #代行 #個人輸入 #リリカ #ハイプロン #トラムセット
今日の手売りは少しばかり大変でした・・・・(-_-;)
「リリカになってくれるって言ったから」と突然に迫ってこられ、うまく会話が嚙み合わないままに帰ってきてしまい。
ウームやっぱり若い人はよくわかりませんね・・・
#小笑井堂 #愚痴 #めずらしく ←笑い
駅前に二人いた
これは先述の検索文でヒットしていたアカウントのうちの一つ、薬剤の個人輸入業者「小笑井堂」のツイート及びリプライの抜粋だが、本アカウントは一番最後のツイートから更新が確認されないままにユーザデータが削除された。
最後に確認できた時点では、最後のツイート「駅前に二人いた」には非公開アカウントからのリプライが複数件残されていたという。
7「名釣百選20140705」
正確には「【高画質】名钓百選20140705(bsテレ東)」。2015年ごろにyoutubeにアップロードされた28分の動画で、約半年後に(権利者による申し立てではなく)動画投稿者によって削除された。
日本国内と思われる海で男性が一人で釣りをしつつ雑談をするというのが主な動画の趣旨なのだが、その動画内で男性が話をしている部分の音声がほぼ全て、ばしゃばしゃと激しく水を打ち上げるような音に置換されている。
置換されたその音と微かに聞こえる環境音から、当該動画のコメント欄では「人が溺れているときの音のようだ」というコメントが散見された。
なお、先述した通り本動画は投稿の約半年後にアップロード者自身の手で削除されており、権利者による申し立てを経由していない。これは、テレビ東京を含むどのテレビ局にも「名釣百選」というタイトルの番組が存在しないためである。
8「まりなのお絵描きルーム」
2019年9月前半ごろまで、LINEのオープンチャットに存在したというトークルーム。
正式名称は「まりなのお絵描きルーム(見る専さんも歓迎♪)」。
まりなが「部屋長」をつとめる(なんだそれ←)お絵描き好きのためのオプチャです!絵がうまいかとか関係なくて、みんなでお絵かきしたりとかアドバイスしたりとか楽しい部屋にしたいです!
ノートの自己紹介は自由で大丈夫です!してくれると嬉しいですし、趣味あう人だったらめちゃくちゃ話しに行きます((
イラストは基本何でもおけです♪見る専さんも歓迎!たまにスイッチは言って色々変なこと言っちゃうかもしれませんけど、生あたたかい目で見てくれると嬉しい…デス()
注意:即抜け、荒らしはNGとさせていただきます。
★9/4追記★
前にうちの神絵師さんがやった絵茶企画がすごい良かったので、これからたまにやりたいなって思ってます!入ろうかな~って思ってて絵茶好きなひとはぜひ、ノート見てください!
上記引用文の筆者である「まりな」が運営し、主に自作イラストの投稿等が行われていたが、ある日を境にコミュニティが変質し、最終的にトークルームは停止を余儀なくされた。
同系統のオープンチャットへ「移住」することとなったユーザによると、別のユーザがブラウザ上でペイントツールを用いて描画を行えるサービス(通称「絵茶」)を行ったことが停止のきっかけとなったそうである。
同サービスでは、ペイント用のキャンバスを作成した人物が一枚に限り「背景画像」を読み込むことが出来るシステムが存在するのだが、そこで作成者が「ぜんぶ明らかに死体なのに口しかない、めちゃくちゃ気味の悪い写真」(原文ママ)を投稿したという。
しかし「まりな」をはじめとする他の参加者は、それを特に意に介した様子もなく「背景画像」として様々に加筆を始めたため、同ユーザはそれを非常に不可解に感じ、ほどなくしてオープンチャットを退出した。
結局、退出後それほど時間も経っていない頃、利用規約に抵触するグロテスクな画像の収受をきっかけに、「まりな」が運営するトークルームの利用は強制的に停止されたと言われている。
9「九相図でした」
2019年8月、Instagramで発見されたアカウントの通称。
そのアカウントは、真昼間の山林もしくは造成地をスマホで撮影したと思われる同一アングルの写真を、一日に一回投稿し続けていた。その写真には必ず「九相図でした」という一文が添えられていたため、この通称が付いている。
なお、一か月ほど同様の投稿を続けたあと、「クイズの正解者は2名です」という一文と共に当アカウントは更新を停止した。
10「ピクトチャット けんごさん」
2009年ごろに一部小中学生の間で流行した、半蔵門線の某駅に出没するという「けんごさん」に関する噂。ある時期までは画像掲示板などでこういった文言を検索すると、上記の出来事に関連する一枚の画像がヒットした。
ニンテンドーDSシリーズにプリインストールされていたソフト「ピクトチャット」は、通信機能を用いて仲間内で文章や絵などを送受信できる機能として知られるが、仕様上(赤外線通信の範囲内であれば)見ず知らずの人とのやりとりも可能であった。
そんな中、一部の小中学生の間で「ある駅の周りでピクトチャットを起動すると、『けんごさん』と話が出来ることがある」という噂が出回った。内容は学年や校区によって様々だが、ポピュラーな内容としては、
・チャットルームに入って「けんごさん」の名前を呼ぶ
・「けんごさん」がいれば返事が返ってくるため、「けんごさん、○○ですか」といったフォーマットで質問や会話を行う
・「けんごさん」は何でも知っているため、どんな質問にも答えることが出来る
・話し終えたら「けんごさん、ありがとうございました」と伝え、チャットルームを退出する
という、謂わばこっくりさんの亜種のようなものであった。
そのため子供たちの間では「けんごさん」探しが流行し、某駅近くの広場の周りなどでは携帯ゲーム機を持ってきょろきょろと辺りを見回す子供たちが散見された。
当時、ピクトチャットを応用した鬼ごっこなどがすでに流行していたため、(「内容が何であれ、ゲーム機を見ながら町をうろついてはいけない」という意見を除いて)「けんごさん」の捜索活動それ自体が制限されることはあまりなかった。
しかし、同年の秋ごろに某駅付近で複数名の小学生が集団ヒステリーを起こし、それを機に「けんごさん」探しの禁止令が付近の校区全域に敷かれたため、時代と共にそれらに纏わる噂は沈静化した。
集団ヒステリー事件においては珍しいことではないが、その際に起こったことは当時の体験者である子供でも覚えていないということが多く、現在では殆ど又聞きの情報のみが出回っている。特に話題となることが多いのが、
・当時その駅付近にいたという男性による「最初はどこかの店の前で駄々を捏ねているのかと思ったが、声色が只事ではなかったため様子を伺ってみると、何人かの小学生が集まって『なりたくないです』と叫んでいた」との証言
・携帯電話で撮影したと思われる、数名の子供が駅前広場で泣き喚く様子を収めた画像
以上の二点である。
後者の画像に関しては、子供たちの後方にある柱に隠れて、不可解な人物が立っていることから、当時「呪いの画像」として語られることも多かったという。
その画像に映り込んでいる「BB弾みたいな目がびっしりついてる女」の目撃情報は、その後も暫くは近隣の校区で相次いだ。
10+1「指定されたページ番号」
2022年1月、「検索してはいけない言葉wiki」に無断作成された記事を表す通称。「当サイトの趣旨とは全く性質を異にする投稿で誠に申し訳ございませんが」から始まり、複数の「検索してはいけない言葉」を同一記事内で羅列している。
当Wikiで新しく「検索してはいけない言葉」に関する記事を作る場合、作成の是非を他のユーザと議論し賛同を得たうえで個別にページを作成する必要がある。しかし、それらの記事はその過程を経ておらず、一記事につき掲載する言葉はひとつという原則も守られていなかった。
上述の経緯に加え、そこに記述された内容はすべて実在が確認できず、検索してもそれらしき結果が出てこなかったため、当ページは荒らし記事と判断され削除された。現在、当該ユーザに対してはWiki内のルールに則ってBAN処理が行われている。
通称の由来は、削除された後に当ページのURLを訪問した際に表示される文章「指定されたページ番号は存在しません。削除されたか新しく作り直された可能性があります」から。
なお、削除された元記事のタイトルは「璃々菓 本名」となっていた。
※これは創作記事であり、その内容はすべてフィクションです。記事内に登場するWEBサービスや団体等は記事作成者らが捜索のために用いたものであり、実在のものとは一切関係ありません。この言葉に起因する忌まわしい出来事や現象などは仮に検索をかけても出てきません。「璃々菓 本名」と調べても、検索結果に出るのは本記事のみです。
繰り返しになりますが、「璃々菓 本名」は「記事やテキスト、漫画やラジオなど多ジャンルに渡る不真面目な制作物を掲載」するWEBメディアであるオモコロに投稿された創作記事です。そのため、勿論この記事の内容もすべて嘘であり、恐ろしい背景などは一切ありません。
10+1+1「検索されてはいけない言葉」
複数のSNS及びWEBサイトを中心に流布している、ある特定の文字列に関する噂。
理由も原因もあまり語られていないものの、「その文字列を含む書き込みを捜索されてはいけない」ことのみが明確に伝わっており、
しばしば「検索された場合に良い結果につながる保証がない」といった文言と共に一種のネットロアとして流布される。