こんにちは。ライターのオケモトです。

 

突然ですがみなさん、これ知ってますか?

そうこれ、一昔前によく売られていたおつまみ、その名も……

 

『ツナピコ』です。

ツナピコはマグロに醤油で味付けし乾燥させたおつまみ。

僕はおじいちゃんの家でよく出てきたのを覚えています。素朴な味でおいしんですよね。

このツナピコを久しぶりに食べたくなり、さっそくインターネットで注文しました。

 

届いたのがこちら。
 
 
このサイズ感、懐かし~。
 
 
うーん。懐かしい味だ。今は売り場が縮小してスーパーでは見かけなくなったなぁ。
 
 
オモコロ編集長の原宿さんにも食べてもらいましょう。
 
 
これね~!確かに昔あったわ。懐かしいな~。
 
 
え!? これなんか、あれじゃない?『生チョコレート』じゃん。
そんなに似てます?
いやそっくりでしょ!
じゃあ確かめてみます~?
 
 
 
ツナピコと生チョコを並べてみました。
あれ? うそ??
 
 
みんなも考えてみよう!
 
 
 
 
 
 
 
 
正解は左がツナピコでした!!
 
 
 

あ、いいね。うますぎない感じがいい。おつまみの盆の中に少し入ってたらアクセントになっていいかも。
 
 
 
ってかこれはさ……
 
 
 

カシュッ!
 
 
 

ゴッゴッゴッゴッ
 
 
ゴッゴッゴッゴッ
 
 
 

くう〜〜〜っ!!!
 
 
 

はあ……………
 
 
 
ぐう、ぐぐぅう〜〜〜
 
 
 
ううー〜!!!
 
 
 
うーーーーーーーっ!!!!!!
 
ビールと合いすぎて悪魔に取りつかれちゃった。
 
 
 
 

気が付いたらこんなに食ってた!
そんな食べだしたら止まらないツナピコ、作ってみましょう!

 

ツナピコを作るぞ

というわけで今回はこんな食べたら止まらいツナピコを作ってみようと思います。
材料はこれだけ!! この時点では正しい作り方を知らないので、多分のやつです!!
 
 
まずシーチキンを開けます。
本当はマグロの切れ端みたいなのを使ってそうですが、今回はシーチキンで代用。
 
 
 
まぐろはチキンに例えられて嬉しいのか……? 「鶏の方がランドツナだろ」と思ってそう。
 
 
 
余分な脂は切っておきます。どうせカラッカラに乾燥させるので水分はないほうがよい。
 
 
 
次に砂糖、醤油で味付けをしていきますが、
 
 

レシピがないので砂糖、醤油は完全に目分量です。お前を信じる俺を信じろ!
 
 
味の素も入れて混ぜます。
 
完全に猫の餌だな。
そんなこと言わないでよ。
 
 
 
火にかけて煮詰めます。
 
 
あ~、いい匂いがしてきた。もうこれ、このままでもうまいかもな。
 
 
どれ……
 
 
もう、これでいい。
 
 
いい感じに煮詰まりましたね。
これを白米にかけてかっこみたいのだが?
 
 
しかし、ここはグッと我慢して粗熱を取りましょう。
粗熱って料理でしかとらない。
 
 
 
一方その頃、原宿さんは………
 
 
 
 
 
 
 
うめっ。
何も言わずに鯖缶食べないで。
 
 
 
 
次はツナピコをあの四角形にします。煮詰めたツナをうすく延ばして……
 
 
形を整えて、サイコロのように四角形に切っていけば……
 
 
なんだ? ボロボロ崩れて全然うまくいかない………。
 
 
 
使うか、「これ」を。
なに? この型、なんか見覚えがあるな。
氷を作る時に使う、製氷皿です。
絶対もっといい方法がある。
 
 
 
ツナを型に入れて……
 
 
ギュっと隙間なく詰めるのがコツです。
 
 

はい! 製氷皿にツナがいっぱいに詰まりましたよ。
こんなもののために生まれたんじゃない。by 鬼束ちひろ「月光」
 
 

そしてクッキングシートを敷いて……
 
 
 
ターンッ!!!
 
 
 
す……っ
 
 
 
ツナピコの乾く前、できました。
 
 
我が子の様にかわいいぜ……。
 
 
本来なら時間をかけてじっくり乾かすのがいいと思いますが、時間がないので120℃で予熱しておいたオーブンで熱することで水分を飛ばしていきます。
 
 
オーブンで水分を飛ばすとは考えたね。どれくらいかかるの?
1時間半です。
 
 
 

マジ?
長い待ち時間を露骨に嫌がらないでください。