toosenbo

 

改札とおせんぼ(かいさつとおせんぼ)

 

改札に棲み着き、ICカードを反応させなくする、まさしく現代妖怪

朝のラッシュ時などに出会うと、迷惑な上に真後ろの人に露骨にイラつかれるなど

大きな精神的なダメージを与えてくる妖怪である

1000回出会うと死ぬと言われている(ストレスで)

 

 

 

 

 

 

 

huku

 

服の加味(ふくのかみ)

 

服屋に現れ、手にとった服を実際上に良く見せてくる妖怪
「家に帰って着てみたら何か全然良くなかった…」
「そんなに欲しくなかったのに何故か買ってしまった…」
という時はこの妖怪の仕業であることが多い
原価の数十倍の価格で服を売りたい…買い付けと称して年に2回は海外旅行に行きたい…
そんなアパレル店員の思念が産んだ妖怪であると言われている







makka

顔真っ赤(かおまっか)

インターネットをしている人間に取り憑き、

・相手をやり込めることに必死になる

・明らかに自分が間違っていても謝らない

・逆ギレの挙句、相手に「在日」などの意味不明なレッテルを貼る

等の症状を起こさせる、恐ろしい妖怪
取り憑かれると顔が真っ赤になることから、この名が付いた
インターネットから離れるとすぐ消える無力な妖怪でもある








sinya

深夜詩人(しんやしじん)

深夜0時以降に現れ、恥ずかしいポエムを描く気分にさせてくる妖怪
思春期の子供が最も影響を受けやすいが
この妖怪と相性が良い人間は三十歳を超えても、書いてしまうので要注意
数々の価値ある創作物を世に生んだ、良い側面もある妖怪である







sunaire

砂入れ婆(すないればばあ)

服のポケットに砂を入れてくる妖怪
ポケットに砂みてーな埃が入っていたらこの妖怪の仕業である
その行為のあまりの意味不明さから、妖怪の間でも
「不気味すぎる」
「隣に引っ越して来て欲しくない」
などと恐れられている存在である







momoiro

桃色爺(ももいろじじい)

家族の団欒の場に現れ、テレビにエッチなシーンやCMを流す妖怪
それによってお茶の間が気まずい空気になるのを楽しんでいる困った妖怪である
性の話題にオープンなご家庭が苦手







ichiya

一夜色魔いちやしきま)

飲み屋に現れる妖怪
「酒に酔ったら全然好みじゃない相手でもつい口説きたくなってしまう…」
そんな人間は、この妖怪に魅入られているのだという
その後の展開次第では人生を左右しかねない、恐ろしい妖怪である
だが悪い妖怪とも言い切れないのである……

言い切れないのである……









いかがだったでしょうか


最終的に性の話になってしまいましたが、
それもこれも妖怪の仕業です
そう、妖怪の仕業なのです!!
最近私は「締め切りに追われれば追われるほど異常な眠気に襲われる」
という奇病に冒されているのですが
これもおそらく妖怪の仕業です

妖怪の仕業なのです!!!!!




決して妖怪ウォッチには登場しない
現代妖怪の数々……
当研究会では更なる調査を進め、機会があればまた
皆さんにご紹介したいと思います


先日行きずりの女を抱いてから微熱が下がりませんが、これもまた、
妖怪の仕業なのかも、知れません……





妖怪は今もすぐそこにいる!!!





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