こんにちは、セブ山です。
僕は今、イギリスのコヴェントガーデンという場所に来ています。
この辺りは、ロンドンで一番、ストリートパフォーマーが集まる場所として知られています。
なぜ、そんな場所にいるのかというと、先日、公開した「【暖房いらず】たった一枚のセーターで極寒の冬を乗り切る方法」という記事がヨーロッパ圏でバカウケしたからです。
ネット上での拡散だけでなく、フランスの若者向けカルチャー雑誌「NEON」で取り上げていただいたり、(自分で言うのも何ですが)とにかく反響がすごかったです。
そして、最終的には、イギリスの広告代理店から「CM動画に出てくれ!」というオファーまで!
そのおかげで、今、こうしてイギリスにいるわけです。
しかし、反響が大きくなればなるほど、僕の心の中には疑問が生じてきました。
それは、「本当にイギリス人にウケているのか?」という不安に近い疑問です。
だって、僕は一度も、実際にイギリス人が笑っているところは見ていないんです。
翻訳された記事が、“5万8000いいね”されていたり、数値的には確認していますが、実際にこの目で「ウケ」を見たことは一度もないのです。
イギリスの広告代理店の担当者は「みんな、キミを見て大爆笑さ!」と言ってくれてはいますが、怪しいもんです。(だって広告代理店の人間なんて嘘しかつかないから)
はたして、本当にこのまま「俺はイギリスでウケた」と言い続けていいものなのでしょうか?
というわけで今回は、「たった一枚のセーターで極寒の冬を乗り切る方法」が、本当にイギリス人にウケるのかどうか実験してみます!
イギリスの路上でストリートパフォーマンスとしておこなって、街行く人の反応を見てみます!
はたして、本当にイギリス人にウケることができるのでしょうか?
ストリートパフォーマーたちを観察してみよう
とはいえ、いきなり異国の地でストリートパフォーマンスをするには少し勇気がいるので、まずは、どんなストリートパフォーマンスがウケているのか調査してみることにしました。
まず発見したのは、スターウォーズのヨーダの格好をしたストリートパフォーマー。
このパフォーマーは、一見するとただのコスプレしているだけの人に見えますが、よく見ると…
なんと宙に浮いているんです。不思議ですね。
こういう、一瞬「どうなっているんだろう?」と考えさせるパフォーマンスがウケているのでしょうか?
続いて見つけたのは、「ひたすら動かない」系のパフォーマー。
日本でもたまに見かけますが、「ひたすら動かない」って地味ですけど、一番大変なパフォーマンスのような気がします。
ただし、手元の壺の中にコインを入れると、少しだけ動いて「サンキュー」と伝えていました。
なるほど。「おひねりをもらう」と何か特別なアクションが起こる、というのはいいですね。マネしよっと。
続いて見つけたのは…あれ? また浮いてる?
いや、たしかにすごいとは思いますが、同じストリートでネタがかぶってるよ!
今、ストリートパフォーマンス界では、宙に浮くパフォーマンスが流行っているのでしょうか?
にしても、ネタがかぶりってるんだから、どちらか今日は別のネタにした方がいいんじゃないの…?
もしかして、イギリスには「ネタかぶり」っていう概念がないの!?
おい!!! お前はダメだろ!!!!
それはストリートパフォーマンスじゃなくて、ただドンキで売ってたパチモンのコスプレ衣装を着ているだけだろ!!!!
イギリスにドンキがあるのかどうか知らないけど、それはストリートパフォーマンスでも何でもないからな!!!!!
あと、その奥に、また宙に浮いてるヤツいるけど、お前、バカか?
どんだけ宙に浮くパフォーマンス、流行ってるんだよ!!!!
ヨーダっていうのもかぶってるし!!!(さっきのヨーダとこいつは別人)
イギリスのストリートパフォーマンス界には、秩序なしか!
いけるわ! これならいけるわ!
俺の「セーターを変な着かたする」っていうパフォーマンスでも、ここなら十分いけるはず!!!!
よっしゃーーーー!!!! なんか自信でてきたーーーーーー!!!!!
イギリスでストリートパフォーマンスに挑戦じゃーーーーー!!!!