こんにちは、店長と申します。
「最近疎遠だった友人から来た嫌なLINE」みたいな始まり方をしてすみません。
怖いよね、アレ。
改めまして皆さん、選挙って行ってますか?
ついこの前も参院選があり、各報道が盛り上がっていましたよね。
…しかしそんな報道で、毎回のように取り上げられる話題があります。それは、
やれ投票率が過去最悪だの…若者は政治への関心が薄いだの…あーだこーだ…。
毎回聞かされて正直ウンザリ気味ですが、重要な問題には変わりありません。
ですが本当に投票に行かないのは、政治に関心がないからでしょうか…?
何か他にも、別の理由があるのではないでしょうか。
その理由を僕なりに考えた結果、1つの仮説に辿り着きました。
若者が投票に行かないのは…
単純に、投票の練習をする機会があまり無いからではないでしょうか?
選挙権を持つ18歳までに、『投票』を経験する機会なんて殆どないと思います。
それを大事な選挙でいきなりやれなんて言われたら、緊張して萎縮しちゃいますよね。
これでは投票面倒臭之民(とうひょうめんどくさのたみ:投票を面倒くさがって行かない人)が減らないのも仕方ありません。
でも大丈夫!僕に良いアイデアがあります。
投票箱を自作しちゃえば、いつでも投票の練習がやりたい放題!!
投票する機会が無いのなら、自分で作ってしまえば良いのです。
しっかり練習を積めば、選挙本番でも緊張することはありません。
さらに小さなお子さんに与えれば、0歳の時から練習させて投票エリートを育てることも可能。
『これからは知育玩具の代わりに、投票箱で子育てを』なんて時代が来るかもしれません。
その時が来てから焦らないよう、事前に準備しておく方がいいですよね。
それでは早速、作成に取りかかります。
投票箱を自作する
というわけで、近所のホームセンターで必要そうな材料を購入してきました。
調べたところ、投票箱には大きく分けてタテ型とヨコ型の2種類があり、用紙を入れる投票口にも一口タイプと二口タイプがあるそうです。
材質はアルミ系の金属が多いですが、一部では再生紙を利用して作られたものもあるとのこと。
持ち運びの観点から、比較的軽い材質が好まれているのかもしれませんね。
今回作るのはシンプルなタテ型一口タイプ。段ボールの表面に光沢紙を巻いて大枠を作り、その後飾り付けを施します。
…ちなみに、数万円払えば本物の投票箱を買うこともできるようです。
僕は奨学金の返済に追われてそれどころじゃないので、購入は無しとしました。
段ボールのサイズに合うように、光沢紙を切り出していきます。
両面テープで貼り付けると、
こんな感じで、大枠の完成です。
続いて、段ボールの下地が見えそうな辺の部分をアルミテープでカバーします。
ちょうどこの時友人から『今日飲みに行かない?』と連絡が来ましたが、『今、投票箱作ってるから』と断りました。
友人には、僕がそういうメーカーに転職したと勘違いされたかもしれません。
あとは細かいパーツを取り付けて…
文字を切り出して正面に貼れば…
投票箱の完成じゃい!!!!
どうでしょう、自作の割にはかなり良く出来たんじゃないでしょうか?
細かい部分に手作り感が少し出ていますが、正直予想以上の出来栄えです。
本物だと勘違いして、マジの有権者が押し寄せて来ちゃったらどうしよう。
完成の記念に、投票箱と2ショット写真を撮りました。
実際の会場でやったら係の人にそこそこ本気で怒られると思いますが、自分で作ったので全く問題ありません。
跨いでみました。
実際の会場でやったら引っぺがされて投票権を剥奪されると思いますが、自分の所有物なのでこれも無問題です。
ひとしきり遊んだので、事前に作っておいた用紙で実際に投票の練習をしてみましょう。
ちなみに本物の投票用紙は紙ではなく、破れにくい樹脂で作られてるらしいです。へー。
用紙を手に取って、投票箱に近付けます。
距離感を見誤ってこんな風に失敗しても、ご心配なく。
本番だったら周りから白い目で見られますが、コレも練習だからノープロブレム。
上手くいくまで何度でもやり直せます。
何度か繰り返すと、ちゃんと入るようになります。
投票口の辺りに用紙を持っていくことがポイントです。体に叩きこみましょう。
用紙さえ作れば無限に投票できるので、心ゆくまで練習することが可能です。
1人1票の原則は、この場では何の効力も持ちません。投票(い)れて投票れて投票れまくろう。
また、1人で練習するのが味気ない人は、友達を誘っても良いかもしれませんね。
僕の友人は今飲み会を楽しんでると思うので、誘うのはまた今度にします。
…こうしてひとしきり練習し終えたとき、ふとある事を思いつきました。
自分の投票箱ってことは…
外に持ち出しても大丈夫なのでは…?
普段は体育館などの室内に置いてあるので、外に置いてあるのは見たことがないかもしれません。見てみたい…。
というわけでここからは、投票箱を持って外に出かけたいと思います。
翌日
大阪から電車に乗って、ある場所へと向かいます。
ちなみに、やってみて気付きましたが投票箱を持って出歩くと、絶対にやってはいけないことをしているような背徳感が味わえます。
これから自作する人は是非体験してみてください。
心なしかギュッとビニール紐を掴んで、目的地へ…。