みなさんこんにちは。JETです。シャワーヘッドが、変なふうに捻れて元に戻らなくなったことはありませんか。諦めてそのまましばらく使っていると、いつの間にか直っている。あれって何でなんですかね。

 

さて、先日、愛知県岡崎市・岡崎駅周辺を歩いて参りました。愛知は何度か訪れてはいるのですが、散策するのは名古屋ばかりで、周辺の自治体に関してあまり見識がございませんでしたので、あまり天候の芳しくないなかではありましたが、勘と健脚だけを頼りにひたすら歩きました。

 

 

こちら岡崎駅。JR東海と愛知環状鉄道が乗り入れています。

 

 

 

 

おっ、JETが一番好きな言葉「厭離穢土 欣求浄土」じゃん。あと松平元康じゃん。

 

さて、岡崎に来たので目指すは岡崎城、と、なんの考えもなしに岡崎駅にたどり着いたのはいいのですが、到着してから調べると、岡崎城に行くのに最寄りは愛知環状鉄道「中岡崎駅」のようでした。あとからできた第三セクターの駅が「中岡崎」を名乗っていて、岡崎市の中心駅かと思いきや、一番栄えているのは名鉄「東岡崎駅」のようです。ややこしい。関西の鉄道はおおかた乗り潰してなんとなく力関係はわかっているつもりなのですが、東海エリアについては知らないことばかりで楽しいですね。ともあれ、岡崎駅から岡崎城まで向かいましょう。天気悪いけど。徒歩56分か。

 

 

この角度から見るとハート型の看板なんですが、正面から見ると。

 

 

なんと、駅側から歩いてきた入射角からだけハートに見えるように作られているんです。街角にキラリと光る職人芸。岡崎市の建ぺい率規制の影響でしょうか?そして、盛り上がっているのは私だけでしょうか?

葬儀屋さんの看板で引っかかっていたら前に進めません。歩きましょう。なんせ岡崎駅まで徒歩56分あるんですから。

 

 

おっ、JETが一番好きな言葉「厭離穢土 欣求浄土」じゃん。「厭離穢土 欣求浄土」、交通量の多い交差点で目についたら、気をつけて運転しようってなりますもんね。”あの世”を意識してしまうから。

 

 

岡崎市のエンターテイメントの殿堂に訪れたお爺さん。

 

 

「デジタル家電で楽しい毎日」ってすごく心がうきうきする言葉じゃないですか?最新の家電が家にやってくるほどテンションの上がる出来事ってそうそうないと思いますし。「テレビ堂」というのもかなり素敵な屋号。「博報堂」よりすごいですよ。なんて言っても「テレビ」ですからね。国民全員が毎日必ず観てますからね、「テレビ」は。しかも「技術と親切」がモットー。「技術」「親切」も、人生から絶対に欠けてはならないもの。早く金持ちになってテレビ堂でテレビ買おう!

 

 

たまの『でんしゃかもしれない』みたいな「かぁてんかべがみかぁぺっと」

 

 

洋服の病院を訪れ、奥からハサミを持った白衣のおじいさんが現れたら、私は一張羅を預けてしまうだろう。

 

 

日活の焼肉

 

 

岡崎市の看板には「短くていい言葉」が多い。

 

 

これはやや長くて、ちょっとうるさいですね。

 

 

ん?歩道橋を渡っていたら目に留まりました。

 

 

こっちだヨウ平です。こっちだヨウ平?

なんでしょう。アリか?調べてみると、建設省(現:国土交通省)が1986年に制定した、ハンミョウをモチーフにしたれっきとした国の公式キャラクターでした。血税が使われています。

”92年には代々木公園で「『道の日』記念・ヨウ平ランド」が開催され、当時の山﨑拓建設大臣が「こっちだヨウ平」のTシャツを着て挨拶を行った”とwikipediaにあります。この様子は本当に知りたい。山﨑拓さん。2002年に愛人スキャンダルがあった時に、バスタブに浸かっている写真が週刊誌に載っていた記憶があるんですが、今調べたら画像はヒットしませんでした。私の勘違いでしょうか。けっこうインパクトあったのですが……。すみません。ヨウ平についてですが、現在彼はもう公式には使用されていないようです。血税。

さらに調べると、岡崎市が産んだ大スター、東海オンエアさんが動画で「こっちだヨウ平」を取り上げていたようです。平成リバイバルブームに乗って、ヨウ平も復活させませんか。まずはユニクロからTシャツを出しましょう。ファーストリテイリングさん、よろしくお願い申し上げます。

 

 

おっ、JETが一番好きな言葉「厭離穢土 欣求浄土」じゃん。

 

 

葵!というわけでようやく岡崎城に到着。徳川家康の生まれた城です。家康公が生まれた瞬間、城の上に黒雲が渦巻き、黄金の龍が現れたと言い伝えられているそうです。岡崎城の公式がそう言っているので、真実です。

ちなみに「厭離穢土 欣求浄土(えんりえど ごんぐじょうど)」は、徳川家康が旗印に掲げていた言葉。「汚れたこの世を離れて、平和な極楽浄土を目指そう」みたいな意味です。家康公は天下泰平を願って、この世を極楽浄土にしようと誓ったとか。実際に、家康から200年の長い長い徳川幕府が続くわけですから、ありがたいことです。

 

 

敷地内のからくり時計塔では、毎時00分・30分になると扉が開いて、家康公がじきじきに能を舞ってくれます。ありがたいことです。

 

 

家康公の遺言。

 

わが命旦夕(たんせき)に迫るといへども、将軍斯(か)くおはしませば、天下のこと心安し

されども将軍の政道その理にかなわず、億兆の民艱難(かんなん)することもあらんには、たれにても其の任に変らるべし

天下は一人の天下に非ず、天下は天下の天下なり、たとへ他人天下の政務をとりたりとも四悔安穏にして万人その仁恵を蒙らばもとより、家康が本意にしていささかも、うらみに思ふことなし

 

つまり

 

「誰でもいいからこの世を平和にしてくれれば良し」と、天下を取った人が残したからこそ心に染みる遺言ですね。ありがたいことです。

 

 

やっと岡崎城に辿り着きました。城内は写真撮影自由となっています。

 

 

城あるある、”要衝”

 

 

武士の備え 〜Items of Samurai〜 です。徳川の時代になると戦もないので、甲冑も刀剣も実用として持っておく、というよりも「権威の象徴」としての意味合いが強くなったといいます。写真ではわかりにくいですが、藍色の革の品格、かっこいいですね。

 

 

地面に映し出された「行商人」とか「旅人」などの円パネルを踏むと、正面と両サイドにそのキャラクターが現れるという、面白い展示。と、それを楽しむ人々。

 

 

岡崎城からのパノラマ。マンションと住宅街と緑。暮らしが一望できます。家康公、太平の世をありがとうございます。

 

 

 

岡崎城を出て、東岡崎駅周辺の繁華街へ。岡崎出身の人は地元について「全然何もないよ」と謙遜しますが、これは断言しますけど、大都会です。県内人口3〜4位ぐらいの年に住んでいる人はすぐ「何もないよ」と言います。やめてください。あります。

 

 

カウガール酒場もあります。近隣にありとあらゆる居酒屋業態が出尽くしてからでないと「カウガール酒場」は出店できません。

 

 

さて、ここからは「なんの変哲もない日本の国道沿いの風景と看板」が続きます。「岡崎ならではの特色」はあまりないかもしれませんが、「徳川治世がもたらした平和の光景」と看做していただき、お楽しみください。

 

 

岡崎市のゆるキャラ「オカざえもん」です。散々言われているのかもしれませんが、こういうビックリ画像ありましたよね?

 

 

ヤケおばさんと、ひるむ犬

 

 

変な意味でなく「リフレッシュ」のほうの純粋なリフレ

 

 

おかしカンパニーです。お隣三重県の津市には、ベビースターラーメンでおなじみ「おやつカンパニー」の本社がありますが、こちらが一切無意識で「おかしカンパニー」を名乗っているとしたら、東海地方は、「菓子で儲けたいが、屋号を捻りたくはない人」が生まれやすい土地柄なのかもしれません。

 

 

元気もりもり看板爆発接骨院

 

 

おそらく「誰かの地元」であろう場所。地名特定ゲーム「ジオゲッサー」で遊んだ経験はありませんが、「日本」であることは疑いのない一枚です。

 

(写真引用元:食べログ)

 

だいぶお腹が空きましたので、喫茶店「珈琲家 よしの瀬」さんへ。名古屋といえば喫茶店。事前調査によるとこちらのよしの瀬さんでは、鉄板で熱々の焼きそばが食べられる模様。しかもモーニングの時間帯からやっているとのことです。着いたのはがっつり午後だったのでモーニングではありませんでしたが、まだフードメニューには間に合う時間でしたので狙い通り焼きそばを注文しました。私は焼きそばに目がありません。

 

◼︎珈琲家 よしの瀬

◼︎住所: 〒444-0244 愛知県岡崎市下青野町奥屋敷61−2

◼︎営業時間:7時〜17時 月曜定休

 

 

踊るかつおぶし、ジュージューと音を立てる鉄板。動画で撮れば良かったですね。鉄板で提供されるため、水分の少なく食べ応えのある麺。最高。いいかい学生さん。焼きそばをな、焼きそばをいつでも食べられるようになりなよ。なぜなら美味しいから。

 

店内でコーヒーを飲んで休憩していると、工務店のジャンパーを着た地元のおじいさん2人が「だぎゃあナベちゃんがよ、人材派遣の会社売ってしもうたがね」みたいな名古屋弁のグルーヴ感溢れる会話が聴けたり、FILAのキャップにカーキ色のVANSを履いたシティ派のおじいさんが、一心不乱にナポリタンを啜りながらヤングジャンプ読んでるところが観られたりと、非常に臨場感のある喫茶店体験ができて嬉しかったです。なかなか難しいかもしれませんが、平日午後にローカルの喫茶店に飛び込んでみると、4Dで味わえるかもしれませんので、是非チャレンジしてみてください。

 

 

歩いて歩いて疲れ果て、岡崎駅に戻って参りました。魅力を余す所なく伝えきれたとは到底言えませんが、だからこそ実際に足を運んで欲しいと思います。東海オンエアさん(ほぼ)抜きでも楽しめる岡崎。是非お越しください。ありがとうございました。