こんにちは、ペンギンです。
こちらは五十音表です。
五十音表の「あ」の段にある文字だけで単語を作ると、母音が「あ」で統一されます。
頭(あたま)、あからさま、鼻高々(はなたかだか)、など。
同じく「え」の段だけで単語を作れば、「え」に統一されます。
解夏(げげ)、レゲエ、へべれけ、など。
今回は、この「母音統一」を使って遊んでいきたいと思います。
テーマは、
桃太郎です。
皆さんもよくご存じ、『桃太郎』のストーリーを母音統一で再現できるのか、チャレンジしたいと思います。
「あからさま」や「へべれけ」などの単語のみで、桃太郎はできるのか!?
ルールはこちら。
つまりたとえば、「共存(きょうぞん)」は「お統一」と見なして良いということですね。
もし、皆さんの「母音統一」とルールや感覚が違っていたら申し訳ありません。
僕のひとり遊びということで、僕のルールで勘弁してもらえたら…。
また、ずっと「母音あ統一」だと同じ単語しか出てこなくて退屈なので、場面転換ごとに「い統一」「う統一」と順に変えていきます。
では、やるぞ!!
あ
むかしむかし あるところに
ガンダーラ、なかなかガンダーラ
山形藩
おじいさんとおばあさんが住んでいました。
爺、婆、仲間屋。
ある日、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
朝っぱら、爺、山、ガサガサバッサー
婆、川、パジャマら、バシャバシャシャワー
おばあさんが川で洗濯をしていると、
婆、川、パジャマバシャならば、
川上から
川彼方から、
どんぶらこ、どんぶらこ
マハラジャマンハッタン
マハラジャマンハッタン
大きな桃が流れてきました。
バカパンパン、やや薔薇カラー・やわらかグァバ、まっさかさま。
「なんと大きな桃じゃ!家に持って帰りましょう」
「あらやだ、バカパンパン、やや薔薇カラー・やわらかグァバ、やったー!あたしゃ、わが家、宝だわ」
い
おばあさんは桃をかついで帰り、桃を切ろうとすると
生き字引き、自治地に帰、ピーチ切り切り
なんと!
ビビビッ!
桃の中から、元気な赤ん坊が出てきました。
生き生き・錦・非-自意識ちび人、inピーチ。
おじいさんとおばあさんはとても驚きましたが、やがて大変喜び、
ジジイ、生き字引き、危機意識!
じきにしきりに喜、
「なんという名前にしましょうか?」
「利吉?ビリー?ミキティ?」
「桃から生まれたから、桃太郎はどうでしょう!」
「それが良い!」
「inピーチ生き、ピーチ力士!」
「知識人!」
う
桃太郎はあっと言う間に大きくなり、立派な優しい男の子になりました。
フルーツ進、すぐFULL、グングンすくすく樹樹樹優ユース。
ある日、桃太郎は二人に言いました。
進、福寿夫婦、言う。
「鬼ヶ島には、悪い鬼が住んでいるのですか?」
「Q.呪物獣、巣、住む?」
「鬼が、ときどき村で悪さをするんじゃ。みんな困っておる」と、おじいさんが言いました。
「獣、急襲来る。つくづく憂鬱、頭痛」
福寿夫、ぶつぶつ。
「それでは、私が退治しに行きましょう。」
「進、復讐する。救う」
「私にきび団子を作ってください」
「YOU、臼つく・つるつる・球、作る」
おばあさんはきび団子を作って持たせ、桃太郎はそれを腰の袋に入れると
福寿婦、臼つく・つるつる・球、作る。
進、球入手、愚物結ぶ。
さっそく、鬼ヶ島へ旅立ちました。
すぐ、Move to 呪物獣’s 巣。
え
桃太郎が歩いていると旅の途中で、桃太郎は犬に会いました。
偉ぇGUY、てけてけ、犬、会。
「桃太郎さん。そのきび団子、ひとつくださいな」
「ねぇGUY、てめぇ、でっけぇ餅、けぇれ」
「家来になって鬼退治に行くなら、あげよう」
「てめぇ、家来!攻めて、兵」
犬は、桃太郎の家来になりました。
犬、家来、決定。
猿と
エテ
キジも家来になりました。
Chicken、家来、決定。
お
桃太郎一行は、鬼ヶ島につきました。
桃男ども、素行悪島、到。
鬼が桃太郎たちに襲いかかります。
素行悪、桃男ども、襲。
桃太郎は鬼をやっつけ、犬・猿・キジも鬼に立ち向かいました。
桃男、ボコボコ!
ウォン、モン、鳥、ボコボコ!
「まいった!降参だ。もう悪いことはしません」
「約束するか?」
「約束します」
「もーボロボロ!退こ!速攻労働どうぞ!」
「お?」
「ほんと!」
桃太郎は、鬼ヶ島の宝物を持って帰ることになりました。
桃男、城の骨董ごっそ。
桃太郎は家に帰り、おじいさんとおばあさんはたいへん喜び、みんなで幸せに暮らしました。
桃男、戸、ドンドン。
古老ども、こころポッコ。
おそろ幸状況。
終
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いかがでしょうか?
母音によって、やりやすい・やりづらいの差が激しかったです。
特に「え」は、正直かなり苦しかったですね。悟空に感謝です。
また、母音の種類によって物語の雰囲気がちょっと変わるのも面白いですね。
「お」編はちょっと物々しく、「い」編は小気味良い感じがします。
僕が思いついていない単語も、まだまだいっぱいあると思います。
皆さんもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
それでは。
(おしまい)