ビスくんという駄菓子がある。めちゃめちゃ美味い。今日はビスくんがめちゃめちゃ美味いという話をするぞ。

 これがビスくんのパッケージだ。この写真のキャラクターがビスくんなのだろうか。満面の笑みで銃を二丁も構えている。ちょっと怖いが西部劇の保安官の格好をしているし、おそらく正義の味方だろう。多分。
 このタイプのビスくんにはもう一種類ピノッキオみたいなキャラのパッケージがあるが、そっちは売ってなかった。

 

 裏。ビスくんは棒状のビスケット菓子だ。見てこの超シンプルな原材料。
 製造元は三ツ矢製菓様。ご存知ミレービスケットを作っている三ツ矢製菓だといえばわかってもらえるかもしれない。ミレービスケットも美味いよな。じゃあこれも美味いはずだわ。

 ビスくんは三ツ矢製菓様のある名古屋近辺のものらしいが、俺が住む九州でも売っていた。君の住むところでも探せばあるかもしれない。なかったらネットで買おう。

 

 開けてみよう。開けるだけでビスケットのいい香りが俺を狂わせる。おかしくなりそうだ。一袋にこれだけのビスくんが入っている。数えてみようかな。ビスくんが1本、ビスくんが2本……

 

 ……ビスくんが12本! 大満足の12本入り。12という数は約数が多いから複数人でも分けやすくて素晴らしいな。と思ったが何袋か開けてみたら11本だったり10本だったりしたので、あくまでもだいたい18g入っていると思ってもらうのがいいだろう。
 これが売っていた近所の店では一袋40円だった。一本当たり3~4円か……。安い。どうなっているんだ三ツ矢製菓さん、こんなに安くて大丈夫か。誰かに脅されたりしていないか?

 

 食べちゃお。ポリポリポリポリ。(この全部毛みたいな人がこの記事を書いている男、ナ月です)

 

 うっま。美味すぎて頭を抱えてしまう。美味いとわかった上で食べても「こんなに美味かったの!?」と感動してしまう美味さだ。

 ビスケットらしい素朴な甘さの中にあるうっっっっっすらとした塩気。心地よい硬さの歯ごたえ。一本一本の軽さも最高。ずっと食える。
 ビスケットって美味いけど普通の丸いやつって一枚食べたら口の中が全部ビスケットに支配されるじゃないですか。ビスくんはビスケットでありながら細長いから、あの支配される感じがない。ビスくんは俺を支配しない。いい関係のまま長く付き合い続けられる。ビスくんと俺は対等。だよね、ビスくん。

 うめえ〜〜〜〜〜〜、好きだ。いつもなら照れ臭くて言えないけど、今なら言える。好きだよ、ビスくん。大好き。大好きどころかだいしゅきと言っても過言ではない。みんなはだいしゅきと言えるものがあるか? 俺はある。ビスくんがそうだよ。

 

 紅茶やコーヒー、牛乳なんかとも合う。俺はよく紅茶をガバガバ飲みながらビスくんをパクパク食べている。今思いついたけど溶けかけのバニラアイスに刺しながら食べたらさぞ美味いだろうな。ねえ、ビスくんはどう思う?

 

 安いし美味いのでいっぱい買ってきた。18丁の拳銃がこちらを向いている。ビスくんがその気になれば俺なんか蜂の巣にされるだろう。

 

 

 これだけあればこんな食べ方もできるもんね。

 

 ムシャァーーーーーボリボリボリ。美味い。最高。

(ここから下、ヘル・レイザーとかのホラーが苦手な人は読むのをやめてビスくんを買いに行ってください)

 これだけ美味いともう目に入れても痛くないというか

 

 目に入れても美味いんじゃないかと思うんだよね。

 

 アッッッッッ

 

 あ〜〜〜〜目からビスくんが……

 

 あ〜〜〜〜〜〜効く。

 

 もっと……

 もっとビスくんを感じたい!!

 

more bisukun……!!

 

MORE!!!! BISUKUN!!

 

サク

 

サクサク

 

サクサクサクサク

 

サクサクサクサクサクサクサクサク

 

 サクサクサクサク

 

 ヒャッホーーーーーー!!!!

 

 最高。(このために髪をとても清潔にしています)

 

 

I Came.

 当たり前ですが全部本当に美味しくいただきました。大好きだよ、ビスくん。

(ビスくんのピンヘッドの真似をしないでください。どうしても真似したい人はギャラリーをご覧ください)