読者のみなさんは気づいたら何回も見返してしまう、映画作品などございますか?

オモコロブロス編集部の私は、2002年に公開した『ピンポン』を毎年みて、その年に共感できる登場人物の心境を想像しながら鑑賞するのが好きです。

今回は数ある映画作品の中から、オモコロライターとBHB社員が【3回以上見返したことのある映画】を紹介させて頂きます!

 

恐山が3回以上見返した映画

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『マスク』1994年公開

【あらすじ】
お人好しな性格から損ばかりしている銀行員のイプキスは、偶然手に入れた謎のマスクを装着することで全身グリーンの魔人「マスク」に変身する。不死身かつ万能になり、夜な夜なハチャメチャな力を駆使して楽しむイプキス。片思いの美女のハートを射止めることにも成功したが、暴れすぎてギャングを敵に回してしまい……。

【おもしろポイント】
ジム・キャリーとキャメロン・ディアスの出世作となったコメディー映画。子どもの頃から暇さえあればVHSを引っ張り出して繰り返し観ているので、通算で30回以上は再生していると思います。この映画、とにかく面白いだけなので観終わって何も残らないんですけど、本当にただただ「面白い」んですよね。ポップコーン食べながら気楽に観られる映画の極地だと思います。

正直思い出補正で面白く感じていただけなんじゃないかと思ってたんですが、先日の社員旅行の夜、誰ともなく共有スペースのスクリーンで『マスク』を再生した結果、徐々に人が集まってきてスクリーンを囲み始めるという現象が起こりました。いま観ても全然おもしろい。最近はこういう映画が減っている気がする……『ホーム・アローン』『マウス・ハント』『フラバー』みたいな感じの、ただ面白いだけの映画が……。

 

JUNERAYが3回以上見返した映画

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『イノセンス』2004年公開

【おもしろポイント】
小学生の頃に観て衝撃を受けてから今まで、1番好きな映画です。

映像や音楽も鳥肌立つくらい綺麗だけど、台詞回しが全部いい!! 「人間と機械の境界はどこか」を主題とする物語ですが、不気味なくらい綺麗なアニメーションで描かれる機械たちと、登場人物たちの会話の「人間くささ」のコントラストが最高です。イシカワさんに『(ドッグフードは)ドライにすりゃ半年はもつぜ』って言われたバトーの『あんなもん食い物じゃねえ』とか、鑑識官のハラウェイさんの『ミスもミセスも要らないわ』とか、なんでもないセリフの地味深さ……画面から味するわ……。

一応『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の続編ということになっていますが、他の攻殻機動隊シリーズを観て世界観の設定が分かっていれば楽しめると思います。ストーリーはややこしいし、ほぼ何の説明もなく捜査が進むけど、分かりやすい解説台詞があると映画に気を遣われてる感じのする人にはおすすめ。Netflixなどで観られます。

 

モンゴルナイフが3回以上見返した映画

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『マスク』1994年公開

【あらすじ】
あんまりイケてない銀行員のイプキスって人が、可愛い犬マイロと暮らしている。
突然木みたいなマスクを拾って、怪人になって犯罪行為を夜な夜な繰り返してしまうようになります。
すごい量のお金を家のクローゼットに隠します。
イプキスは、変な柄のパジャマを着て寝る趣味があります。
マスクに変身すると連動して服装も変わりますが、服がちぎれると変な柄のパジャマに戻ります。

犯罪行為を起こした現場に、パジャマの切れ端を残してしまったので、イプキスは逮捕されます。
しかし、愛犬のマイロが助けにやって来るのです。感動。

【おもしろポイント】
主人公のイプキス役を演じているジム・キャリーの表情の変化が、本当にすごいです。
人類で一番顔のパーツが動いてるなと子供の時に興奮しました。
だんだん自分もジム・キャリーと連動してきて、数日間は顔まねして暮らせるのでおすすめです。

子供の時から何回も見ていますが、大人になっても人が家にきたらとりあえず流す定番の映画です。
誰とどこで見ても笑えるし、一人で見て画面と会話するのもいいですね。
字幕も吹き替えもどっちで見てもおもしろいです。

涙なしでずっと笑ってみていられるので、今すぐ見てください!
マイローーーーーー!!!!!!!!!

 

室木おすしが3回以上見返した映画

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』1998年公開

【おもしろポイント】
学生の頃、なんとなくレンタルビデオ屋で借りて見たのですが、あまりのカッコよさと面白さで度肝を抜かれました。

『いやそんなわけない、偶然借りたビデオがこんなに面白いわけがないと』と、しばらく現実が受け入れられないくらい、自分の中では規格外の面白さでした。

複雑に入り組んだクセのある奴らが交差して交差して交差しまくる、クライム映画界の日体大集団行動と言っても良い内容のため、少なくとも数度は見たくなります。終わり方もまた粋で隅々まで大好きな映画です。ただデビュー作だったジェイソン・ステイサムのその後の活躍を見た後に再度見ると、ベーコン(ジェイソン・ステイサム)の頼りがいありすぎてパワーバランス崩れる問題が唯一の欠点かもしれません。

 

電気バチが3回以上見返した映画

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『Shall we ダンス?』1996年公開

【おもしろポイント】
役所広司演じるサラリーマン・杉山正平は、性格もマジメ、社内の成績もまずまず、家庭を持ち、まさに「順風満帆」そのもの。ただ、杉山はなぜか心にぽっかりと穴が空いたような空虚な表情で帰路に着いていた。
ある日、電車の車窓からダンス教室の窓でたそがれる女性の姿が目に留まる。後日、その光景が頭から離れない杉山はダンス教室を訪れ……。

公開当時、全国で社交ダンスブームを巻き起こした。あのウリナリ芸能人社交ダンス部もここから始まってるとか始まってないとか……。
主人公が日々に楽しさを見出し、次第に表情が明るくなっていくのが好きで何度も観ています。なぜ「ダンス」だけカタカナ表記なんだと思ったあなた、映画を見ればその答えがわかります。

 

カメントツが3回以上見返した映画

『茶の味』2004年公開

【おもしろポイント】
とある田舎を舞台に、
・好きな女の子が転校してしまった兄
・巨大な自分の幻覚が見えてしまう妹
・アニメーターの仕事に復帰したい母
・疎外感を感じる父

などなど、と…登場人物がなにかしら『個人にとっては大ごと』な問題や課題をかかえているのですが、それが解決したり、しなかったり…というボンヤリとした映画です。

土屋アンナがすごくかわいかったり、
急に庵野秀明監督が出てきたり、
抽象舞踏のダンサーがずっとクネクネ踊っていたり…と
やや漠然とした、とりとめのない場面が続くので、1年に何度か「あの場面だけ見たいな」と思いDVDを再生して結局全部見ちゃう。

自分にとって『なんかずっと着ちゃうTシャツ』みたいな映画です。

 

ギャラクシーが3回以上見返した映画

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『たそがれ清兵衛』2002年公開

【あらすじ】
『男はつらいよ』の山田洋次監督が2002年に撮った本格時代劇。
妻を亡くした主人公・清兵衛(真田広之)は娘と老母を世話するために、定刻になるとそそくさと帰ってしまう侍。同僚たちはそんな彼を“たそがれ清兵衛”と呼んでバカにしていた。
しかし実は剣術の達人で、そのために、とある屋敷に立てこもった犯罪者・一刀流の達人を上意討ちすることを命じられてしまうのだった。

【おもしろいポイント】
基本的にはのんびりした時代劇です。ただし山田洋次監督は本作で「時代劇をリアルに描く」というのをテーマにしていたらしく、後半の斬り合いのシーンでは一転、現実感と緊張感がすさまじいです。主人公は剣術の達人なんですけど、よくある時代劇のように20人も30人も斬るような超人ではなく、あくまで「ちょっと強いただの人間」。最後の決戦の相手もたった一人。なのに……いやだからこそ、真剣で命のやり取りをする、というリアリティが本当にすごい!

決戦に向かう直前の「帰れないかもしれない」という不安。薄暗い家屋を舞台に繰り広げられる剣戟。「斬られれば死ぬ」というヒリヒリした緊迫感に、何回見ても息が詰まりそうになります。
で、ただリアルなだけじゃなくて、清兵衛のキャラがすごく良いんです! 謙虚で無口で朴訥で、みんなにバカにされてるけど実は剣術の達人という設定も最高だし、何かと世話を焼いてくれる幼馴染の朋江(宮沢りえ)への純朴な恋心とかも良い。
マジで数えきれないくらい見返してます。

ちなみにこれシリーズになっていて、『たそがれ清兵衛』の次に、永瀬正敏主演の『隠し剣 鬼の爪』、その次に木村拓哉主演『武士の一分』と続きます。ただし物語としてはまったく繋がっていないのでどこから見てもOK!三作ともすごくおもしろいのでおすすめですよ!

 

酉ガラが3回以上見返した映画

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『ベイブ』1995年公開

【おもしろポイント】
なぜかはわからないですが『ベイブ』を思い出す時にすぐ頭に浮かぶのが、牧場の入り口のボタンを押すと勝手に開く手作りの門です。なぜかあの門が好きです。

 

河野別荘地が3回以上見返した映画

『青い山脈』1963年公開

【おもしろポイント】
俳優の高橋秀樹が好きなので、一時期は高橋秀樹が出ている映画を多く観ていました。青い山脈が1番面白かったので何度も観ました。
イケメンというか男前というか、とにかくかっこいい高橋秀樹が三枚目の役をしているのが良いです。

偽物のラブレターが大問題になってしまったり、高校生に『嫁に行けなくなるぞ』と言ってしまうのが昭和的で気になりますが登場人物全員があまりウジウジ悩まず明るいので観ている自分も元気になる気がします。
灰色の青春を過ごしてきた私には最後みんなでサイクリングに行く場面が眩しいです。

 

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『風立ちぬ』2013年公開

【おもしろポイント】
公開直後に劇場で2回観て、DVDも買いました。
二郎と菜穂子の寝室のシーンを映画館で観たときに『これが宮崎駿の描くセックスか…』と衝撃を受けました。

菜穂子を放っておいて飛行機に情熱を傾ける二郎も、勝手に山へ帰ってしまう菜穂子も割と自分勝手な気がしますが、お互いにそれを受け入れて許し合うのに愛情を感じます。
あと本庄がかっこいいのも好きなポイントです。

 

『薔薇の名前』1986年公開

【おもしろポイント】
「中世ヨーロッパの修道院が舞台」という響きに厨二心を釣られて観てみたら、画面がずっと暗くて豚の血が流れてて汚くて臭そうで、イメージしていた華美な中世ヨーロッパと全く違ったので絶句した覚えがあります。

でもこの映画のおかげでサスペンス(?)が好きになりました。

図書館の仕掛けはゼルダの伝説を彷彿とさせてワクワクします。
汚い暗い画面が続いてきた中、最後に名も知らない少女を薔薇に例えるのが鮮やかです。

 

加味條が3回以上見返した映画

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『バトルシップ』2012年公開

【おもしろポイント】
エンタメ映画には一定数、「細かいストーリーの整合性とかはこの際いいから、少年漫画みたいな“かっこよさの大喜利”で魅せてくれる作品」があり、そのなかでも特に好きなのがこれです。(次点でトランスフォーマーの1作目)
さらに「かっこよさの大喜利映画」にも、かっこいい映像をバンバン出して楽しませてくれる作品と、かっこいい展開で胸を熱くさせてくれる作品の2種類があり、『バトルシップ』はどちらかというと後者。
映画の後半では、思わず立ち上がって拍手したくなるような展開が畳み掛けるように訪れるため、僕は毎回自宅のソファで立ち上がって拍手をしながら観ています。

ともすれば「おバカ映画」と思われがちな今作ですが、エンタメのいろいろな要素がぎゅっと詰まってます。仕事や勉強でストレスがたまったときや、創作活動で行き詰ったとき、ハワイに攻めてきたエイリアンを返り討ちにしたいときなどは、ぜひこれを観て心を癒しましょう。

余談ですが、「かっこよさの大喜利映画」でも、主人公が人間をめちゃくちゃ殺す作品はあんまり好きになれないんですよね。ばっさばっさと殺されていく悪人の、家族の存在とかを考えちゃうので。あっさり殺された悪人がめっちゃマッチョだと「頑張ってつらい思いして鍛えたのに……」とか思っちゃう。
かくも深き「かっこよさの大喜利映画」の世界……。

 

みくのしんが3回以上見返した映画

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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1985年公開

【おもしろポイント】
本当に大好きな映画!!!!!好きだなぁーーー!!!!!!
子供の頃。あれは小学一年生か幼稚園の年長さんの可能性もあるな。そんな時の多分冬。早く起きた朝に親父がこたつとテレビのある部屋で、TSUTAYAで借りた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見てて、それを一緒に見たのがはじめてで、びっくりしたよなぁーーー!!!超興奮した!!!!!!!爆発が戻っていく感じ!!!たまらない!!!車がタイムマシンて!!!!おい!!!!!!!!!超じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!

そこから金曜ロードショーで放送されるたびに見るほどに好きでした。金曜ロードショーで1か?2?をやった時に「続きはまた金曜ロードショーで!」みたいなのが書いてあって、なんかういうのでも興奮したの覚えてる。え!?映画ってこんな面白いところで終わって、しかも続いてもOKなの!?って思った。画期的。

でも、翌週にはすぐに続きはやらずに、というかちゃんと続いたのかさえ覚えてないけど、そのおかげでかなり毎週金曜ロードショーを見ていたのも覚えてる。今か今かと見ていた。そこに焦らされるモジモジした気持ちこそあったけど、今思えばその待つ時間みたいなのも楽しくて「あー!今週じゃないのかぁー!」みたいな一喜一憂がよかった。あえてビデオ屋さんで借りて解決しなかった親に対してもうれしく思う。あの時間、良かったなぁ。

好きなシーンは色々あるけど、やっぱり最後のシーン!!!!!!

タイムマシンを作った博士のドクが言うんだよ!『君の未来はまだ決まってないってことなんだよ!誰のでもそうさ!未来は自分で切り開くものなんだよ。だから頑張るんだ』って!!!!!

大事なことだからもう一回言うけど『だから頑張るんだ』って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

この『だから頑張る』ってのが、すごく理解出来てすげぇー今でも励みになる!!!自分で書いてて感動してきた。頑張ろ!!!!!!おれ、だから頑張ろ!!!!!だから頑張るんだ!!!!!だから!!!!!!!!!頑張るんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

まとめ

今回紹介した作品以外にも、オススメの映画はたくさんあるはず。

読者のみなさんも「この映画は何度も見ちゃう」「この映画は見た方がいい!!」という作品があれば教えてください!

今日はそんな日です。